となかいロビー 炎のランナーの紹介:1999年イギリス映画。知名人で努力家の父を持つぐうたらなトナカイロビーが修行に来た“コールドチェスター”で自分の不甲斐なさを知り、名コーチによってクリスマスイブの前に開かれるトナカイ競技大会でメダルを取るまでをコメディに描いたほのぼのとした作品で、作品に出てくる他の動物達も良い味を出しています。
監督:リチャード・ゴルゾウスキー 声優:アーダル・オハンロン / 山寺宏一(ロビー)、ジェーン・ホロックス / 林原めぐみ(ドナー)、ほか
映画「となかいロビー 炎のランナー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「となかいロビー 炎のランナー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「となかいロビー 炎のランナー」解説
この解説記事には映画「となかいロビー 炎のランナー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
となかいロビー 炎のランナーのネタバレあらすじ:起
トナカイロビーは年に一度8月にだけ来るバスにのって雪国の“コールドチェスター” にやってきます。トナカイソリチーム達に温かく迎え入れられロビーは質問をします。「クリスマスイブまで何をして過ごしてるの」てっきり遊んで過ごしていると思っていたロビーでしたがプレッツエルは来る日も来る日も身体を鍛えてクリスマスイブに備えていると言います。ロビーを温かく迎えたはずのソリチームキャプテンであるプリッツェでしたが実は知名人であるロビーの父親が気に入らず息子のロビーを送り込んできたことにも腹が立っていました。
となかいロビー 炎のランナーのネタバレあらすじ:承
ナビゲーターであるロビーですが父親から修行に行かされトレーニングも嫌がりさぼろうとします。そこでプリッツェは注意をしようとしますがわざとさぼらせる事にします。サンタが開催するパーティに参加したロビー達にサンタは新型ソリを披露します。そのソリにはプリッツエのアイディアで新型ナビゲーションが設置されてあり、身体の鈍ったトナカイはお払い箱になると聞きます。暖炉の上に飾られた父の肖像画に向かってロビーは話しかけます。「父さんどうしよう?トレーニングをさぼって毎日だらだらしてたから」「ごめんなさい、僕がばかだった」と涙を流すロビーにプリッツェは「心配ない、ミスターサンタが君をチームから外すわけがない」「ず~とがんばってきた誰かが君の代わりに放り出される」「ど~て事無いさ、ソリのスピードは落ちるだろうが誰も君を責めない」そしてクリスマスには間に合わない、プリッツェは続け様に「悪いのは君をよこした父親だ」「たぶんクリスマスには間に合わない」子供達が覗く靴下の中身は空っぽとロビーに罪悪感を抱かせ見事ロビーを追い出したのでした。猛吹雪の中ロビーは8000キロを歩いて帰ろうとしますが途中で凍ってしまい、凍ったロビーを食料にしようとおもちゃ工場の人々はロビーを連れ帰ります。生き返ったロビーはおもちゃ工場で働く事になります。
となかいロビー 炎のランナーのネタバレあらすじ:転
おもちゃ工場を訪ねてきたドナーにトナカイ競技大会でメダルを取りソリチームに戻るように言われ、ドナーに紹介されます。そのコーチは父親のコーチだったゴールドジングーだったのです。そしてロビーのトレーニングの日々が始まり苦戦するロビーをマネージャーのドナーが支えます。競技大会当日レースが始まろうとしたその時、コーチが家の下敷きになったと聞きロビーはコーチを救いに走ります。コーチを救い出した後ロビーは遅れて参加、猛スピードでトップのプリッツェと並びますが僅差で優勝の座をプリッツェに持っていかれました。ですがその功績を称えられ皆が盛り上がっているときプリッツェのドーピングが発覚しロビーは見事優勝します。
となかいロビー 炎のランナーの結末
ロビーとドナーはミスターサンタが予行演習にと借してくれた新型ソリで旅に出ます。ソリを引き雲を潜り抜け、月面に腰を下ろしキスをしてロビーはドナーの肩を抱きます。二人の向こうには青い地球がぽっかりと浮かび上がっているのでした。
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