スピーシーズXX 寄生獣の誘惑(別題:スピーシーズXX 美しき寄生獣!危険な誘惑)の紹介:2007年カナダ映画。『スピーシーズX 美しき寄生獣』(2004年)の続編となるホラー作品です。(『スピーシーズ 種の起源』(1995年)とは繋がりはありません)前作で唯一生き残った主人公は、美女に擬態するエイリアンたちと再び対峙します。
監督:ジェフリー・スコット・ランドー 出演者:コリー・セヴィエール(ルーク・キャラハン)、テイラー・ジョンストン(サム・コンプトン)、カイリン・シー(ステファニー・バクスター)、ダイナ・メイヤー(アラーナ・ガイスナー)、キム・ポワイヤー(コンスタンス・スノーデン)ほか
映画「スピーシーズXX 寄生獣の誘惑」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「スピーシーズXX 寄生獣の誘惑」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
スピーシーズXX 寄生獣の誘惑の予告編 動画
映画「スピーシーズXX 寄生獣の誘惑」解説
この解説記事には映画「スピーシーズXX 寄生獣の誘惑」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
スピーシーズXX 寄生獣の誘惑のネタバレあらすじ:起
前作『スピーシーズX 美しき寄生獣』で発生したエイリアンによる事件に巻き込まれ、ただ一人生き残ったルーク・キャラハン(コリー・セヴィエール)。事件から数年後、ルークはとある街の大学で、エルウィン・バックトン教授(トビン・ベル)の助手として働いていました。ルークはエイリアンとの遭遇は現実ではなく妄想の産物と見なされて精神科行きを勧められ、今は精神科医のアラーナ・ガイスナー(ダイナ・メイヤー)の元に通院しています。
ルークのいる大学に通うステファニー・バクスター(カイリン・シー)は幼馴染の同級生サム・コンプトン(テイラー・ジョンストン)に想いを寄せていましたが、中々彼女の想いに気付かないサムはステファニーの恋人にはルークが相応しいのではと考えていました。そんなある冬の日、サムは友人のヘンリー・ロビンズ(レイモン・ジョシー)、ピーター・ブランソン(ライアン・アッシュ)、ニック・ディーン(ブラッド・ゴダード)と共に、誰が一番女の子を落とせるか競争することにしました。
スピーシーズXX 寄生獣の誘惑のネタバレあらすじ:承
時を同じくして、この街では車の中で凍死している男性と警官が発見されるという事件が発生していました。この事件の犯人は人間の美女に擬態しているエイリアンの生き残りたちでした。エイリアンたちは子孫を残すために人間の男性に種を植え付けており、病院の死体安置所をアジトとしていました。
その頃、ルークはバックトン教授にエイリアンの絵を描いている事を知られ、バックトン教授は医師のコンスタンス・スノーデン(キム・ポワイヤー)からルークが精神を病んでいることを聞かされました。しかし、コンスタンスの正体はエイリアンの一味だったのです。
一方、競争を始めたサムたちのところに旧友のアーノルド・シュタイナー(サム・イーストン)が現れ、自分も競争に参加させてほしいと頼み込んできました。言ってきます。彼の意気込みは相当なものでした。そんな時、アーノルドの元にジャスミン(リンジー・マクスウェル)という美女が近づいてきました。競争のルールでは参加者は携帯電話で動画を撮り、サムらのパソコンに転送することになっていました。アーノルドは携帯電話をセットすると、ジャスミンと行為に及ぼうとしました。
スピーシーズXX 寄生獣の誘惑のネタバレあらすじ:転
アーノルドはジャスミンとキスをしていると次第に体温が急激に低下していきました。実はジャスミンの正体はエイリアンの一味だったのです。携帯の映像を通じてアーノルドの異変に気付いたサムは急いで救急車を呼びましたが、アーノルドはいつの間に姿を消していました。サムたちは携帯の動画を確認しますが、途中で携帯カメラが凍ってしまっており、詳しくは確認できませんでした。そんな時、サムはステファニーからルークがエイリアンの話をしている事を聞き付け、密かにルークの部屋へと潜入したところ、エイリアンによる失踪事件の記事を見つけました。サムはアーノルドもエイリアンに囚われたのではないかと考え、ルークから事情を聞くべく彼が通う病院へと向かいました。そこにはコンスタンスの姿がありました。
スピーシーズXX 寄生獣の誘惑の結末
ルークは既にコンスタンスの正体を見抜いており、エイリアンの弱点は熱であることからホットコーヒーをコンスタンスにかけようとしたところ警備員に取り押さえられてしまいました。サムはルークを助け、友達が開いているパーティー会場に一緒に行ったところ、サムの友人ニックがジャスミンに襲われ、その映像がパソコンに送られてきました。サムとステファニー、友人たち、そしてルークは可能な限りの火炎瓶などを持って、エイリアンのアジトである病院の死体安置所へと乗り込みました。サムとステファニーはジャスミンを倒し、ルークはガイスナーの助けを借りてコンスタンスを倒すなど何とかエイリアンたちを全滅させることに成功しました。競争の勝者はステファニーと一緒になったサムとなりました。
一行が一息ついていたところ、建物の奥から異音がしたので駆け付けてみると、アーノルドやバックトンらエイリアンに囚われた者たちが発見されました。まだ息があったので運び出したところ、突然エイリアンたちが被害者たちの腹を突き破って飛び出し、一行が絶叫したところで映画は幕を閉じます。
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