ウルフマンの紹介:2010年アメリカ映画。1941年「狼男」のリメイク作品。弟の失踪をきっかけに城へと帰ってきたローレンスは弟の死体が見つかったことを聞かされる。弟の亡骸を見に行ったローレンスだったが、弟の遺体の損傷は激しく人間の仕業とは思えないようなさまだった。
監督:ジョー・ジョンストン 出演: ベニチオ・デル・トロ(ローレンス・タルボット)、アンソニー・ホプキンス(ジョン・タルボット卿)、エミリー・ブラント(グエン・コンリフ)、ヒューゴ・ウィーヴィング(アバライン警部)、ほか
映画「ウルフマン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ウルフマン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ウルフマンの予告編 動画
映画「ウルフマン」解説
この解説記事には映画「ウルフマン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ウルフマンのネタバレあらすじ:起
舞台俳優であるローレンスは弟ベンの婚約者コンリフから弟が失踪して3週間になるという知らせを受ける。
久しぶりに城に帰ったローレンスだったが父親ジョンからベンの死体が見つかったことを聞かされる。
ベンの亡骸を見に行ったローレンスだったが、ベンの死体は惨たらしいものだった。
ローレンスはベンが死んだ真相を探る。
ウルフマンのネタバレあらすじ:承
ベンの遺品からペンダントが見つかりそれは放浪民が売っているペンダントだった。
ローレンスは放浪民のいるキャンプへと訪れる。しかしそこで怪物が現れキャンプは騒然。
ローレンスも銃を持ち闘うのだが、怪物に噛みつかれ重傷をおう。腕がもう使えないぐらい深い傷をおったローレンスだったが、一週間たつと傷はすっかりなくなっていた。ローレンスは体が頑丈になり聴覚・嗅覚がよくなっていることを感じていた。
ウルフマンのネタバレあらすじ:転
満月の夜、ジョンは地下室に一人閉じこもる。後をおったローレンスだったが外へと出されてしまう。城へと戻ろうとするローレンスは体に異変を感じ狼男へと変わる。気づくと血まみれだった。村では惨殺事件があった。
ローレンスは捕まり狼男の妄想をした殺人鬼と罵られる。拘束されているローレンスにジョンは昔ある洞窟の中で不思議な生き物と出会ったことを話す。その生き物はジョンに噛み付いた。その後からジョンは狼男へと変身するようになった。自殺したと聞かされていたローレンスの母も弟のベンも殺したのは狼男に変身したジョンだった。すべての真実を打ち明けジョンは去っていった。ローレンスはジョンに激しい殺意を抱いた。
その夜、満月を見ても狼にならないということを実証するため医師や警察の前に連れ出されるローレンス。
しかし、狼へと変身し医師を殺したローレンスは病院から逃げていく。一夜あけ人間に戻ったローレンスはジョンの待つ城へと向かう。
ウルフマンの結末
月の力によって狼男へと変身した両者は激しい闘いをする。そしてジョンの首を切断し復讐を果たしたローレンス。しかし正気を失っていた。そこへローレンスが心配で城へと来ていたコンリフと刑事。
ローレンスは2人に襲いかかる。森へと逃げるコンリフの後をローレンスは追う。
ローレンスはコンリフを殺そうとするが、躊躇う。そのすきにコンリフは銀の銃弾をローレンスへと発砲。息絶えるローレンスはコンリフに感謝の言葉を伝え死んでいくのだった。ローレンスに噛まれた刑事は満月を見て不穏の表情を浮かべるのだった。
以上「ウルフマン」あらすじ・結末でした。
正統派ホラー映画という感じのストーリーでした。故郷で起こった殺人事件が実は伝説と思われていたオオカミ男の仕業で、しかもその正体は身内なのかもしれないという展開も、自分自身もオオカミ男になってしまい苦悩の末に愛する人の手にかかって死ぬという展開も、古典的ですが悪い感じはしません。古典的なよいホラー映画を観たなぁという感じです。かなりグロいシーンがあるのでちょっと目をそらしてしまいました。