ピーターパン2/ネバーランドの秘密の紹介:2002年アメリカ映画。この作品は、「ピーターパン」の続編として制作されたアニメーション映画です。第2次世界大戦中のロンドンで、夢見ることを忘れた少女ジェーンが、母ウェンディと間違えられてネバーランドへ攫われてしまいます。彼女は、ピーター・パンやロストボーイ達との冒険の中で、何を得るのでしょうか。
監督:ロビン・バッド、ドノヴァン・クック 声の出演:ジェーン・ダーリング(ハリエット・オーウェン/上戸彩)、ピーター・パン(ブレイン・ウィーバー/林勇)、フック船長(コーリー・バートン/内田直哉)、ミスター・スミー(ジェフ・ベネット/熊倉一雄)、ダニー・ダーリング(アンドリュー・マクドノゥ/小倉裕大)ほか
映画「ピーター・パン2」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ピーター・パン2」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ピーター・パン2」解説
この解説記事には映画「ピーター・パン2」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ピーターパン2/ネバーランドの秘密のネタバレあらすじ:誘拐
第2次世界大戦中のロンドンで、ジェーン・ダーリングは夢を見ることを忘れ、現実的な少女に育ちました。父が出兵していることで、母と弟を守ると約束していたこともその理由の一つでした。しかし、幼い弟ダニーに対して、母ウェンディはいつもいつも夢物語を話します。ある日、ピーター・パンの存在を信じるダニーに、ジェーンは「ピーター・パンなんていない」と怒ってしまい、母とも喧嘩してしまいます。落ち込むジェーンがうたた寝をすると、突然窓から男達が入ってきて、袋詰めされてしまいました。それは、空飛ぶ船に乗ったフック船長一味で、ジェーンはウェンディと間違われて、ネバーランドに誘拐されてしまいます。
ピーターパン2/ネバーランドの秘密のネタバレあらすじ:夢なんてない
ネバーランドについたジェーンは、ピーターをおびき寄せる餌として、人食いタコの前に吊るされてしまいます。危機一髪のところをピーターに助けられ、ジェーンは隠れ家へと連れていかれました。ジェーンが、ウェンディの娘だとしったピーターやロストボーイ達に歓迎されますが、ジェーンはさっさと帰り支度を始めてしまいます。帰るために、空を飛ぶ方法を教えるピーターですが、夢を信じることのできないジェーンは飛ぶことができません。諦めるジェーンとなんとか仲良くなろうと、ピーター達がからかううちに、ジェーンが大切にしていた手帳を飲み込まれてしまいます。怒ったジェーンは、「一番信じていないのは妖精だ」と叫び、森の中を一人歩いていってしまいます。それを聞いて怒るピーター達でしたが、ティンカーベルの輝きがなくなっていってしまいます。「妖精を信じない」という言葉が、ティンカーベルの命を奪っていくのです。
ピーターパン2/ネバーランドの秘密のネタバレあらすじ:取引と後悔
一人で森をさまようジェーンのもとに、フック船長が現れます。彼は、ピーターに奪われた財宝を求め、ジェーンを利用しようとしていました。そこで、「ロンドンに返す代わりに、財宝の在処がわかったら笛を吹くように」と契約をします。一方、ティンカーベルを助けるためには、ジェーンが妖精の存在を信じるしかない、とわかったピーター達は、ジェーンに夢を信じさせようと探していました。そこへ、ジェーンが現れ、ピーター達は一緒に遊んで行きます。やがて、彼らと遊ぶうちに、ジェーンは子供らしさを取り戻していき、信じる心を持ち始めます。途中、フック船長の財宝を見つけましたが、ジェーンは笛を投げ捨てました。しかし、ロストボーイがその笛を吹いてしまったのです。途端、海賊達が現れ、みんな捕まってしまい、ピーターに全てジェーンのせいだと罵られます。そこで初めて、ティンカーベルが死にそうなことを知ったジェーンは、隠れ家へと急ぎます。
ピーターパン2/ネバーランドの秘密の結末:信じる心
隠れ家へたどり着いたジェーンが、ティンカーベルに謝りますが、元気になりません。泣きながら、妖精を信じる、と告げると、ティンカーベルは元気になりました。2人は、急いで海賊船へと向かいます。ジェーンは、フック船長の前に現れますが、船から落とされてしまいます。しかし、信じる心を取り戻したジェーンは、もう自由に空を飛ぶことができます。ピーター達を助け出し、戦いを繰り広げますが、そこへ人食いタコが現れ、フック船長一味は、タコに捕まってしまいます。自由になったピーターやロストボーイ達と仲直りをしたジェーンですが、ダニーと仲直りをするために、ロンドンに戻ることを決意します。家についたジェーンは、ダニーに抱きつき、ピーターはいる、と自分の冒険を語り始めます。一方、ウェンディは誰かいた気がして窓辺に立ちます。すると、そこにはピーター・パンとティンカーベルがいたのです。大人になってしまったウェンディに驚きますが、ティンカーベルが妖精の粉をかけると、彼女は飛ぶことができました。大人になっても、夢を忘れていないウェンディに、ピーターは喜び、ネバーランドへと帰っていきました。そして、ジェーン達のもとに出兵していた父親が帰ってきて、大喜びしました。
以上が「ピーターパン2ネバーランドの秘密」のあらすじと結末です。
ディズニー作品では珍しい、反戦エピソードを盛り込んだ話