ピープル・ライク・アスの紹介:2012年アメリカ映画。ニューヨークで働くサムに父親の訃報が入り実家に戻ります。その後、弁護士から連絡が入り父親のセカンドバックを渡され中にはメモと大金が入っており、異母姉妹のフランキーが居る事を知らされます。フランキーとその息子ジョシュに金を渡す前にフランキー達の生活を探るため身分を隠して接近します。実家とは疎遠になっていたサム、出て行った父親を待ち続けながらも恨んでいたフランキー、家族のあり方と愛を実話を元に作られた作品です。
監督:アレックス・カーツマン 出演:クリス・パイン(サム・ハーパー)、エリザベス・バンクス(フランキー・デイヴィス)、オリヴィア・ワイルド(ハンナ)、マイケル・ホール・ダダリオ(ジョシュ・アラン・デイヴィス)、ミシェル・ファイファー(リリアン・ハーパー)、マーク・デュプラス(テッド)、フィリップ・ベイカー・ホール(アイク・ラファーティ)、ジョン・ファヴロー(リチャーズ)、サラ・モーネル(アマンダ医師) 他
映画「ピープル・ライク・アス」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ピープル・ライク・アス」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ピープルライクアスの予告編 動画
映画「ピープル・ライク・アス」解説
この解説記事には映画「ピープル・ライク・アス」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ピープルライクアスのネタバレあらすじ:起
サム(クリス・パイン)は仕事で商談を成立させて笑顔で会社に戻るが、上司のジムから他の仕事の事でミスが発生したことを聞きます。
自宅に戻るとサムは恋人のハンナ(オリヴィア・ワイルド)から父親の死を聞かされます。
実家に戻ったサムに母親は「何時帰るの?」と聞くとハンナに用事があることにして「明日帰る」と言います。
母親はサムの頬を叩きます。サムは洗面所に置いてあった医療用マリファナを目にし、父の書斎を覗くと、ハンナがやって来て「良い思い出は?」と聞きますが、サムにはハンナに言って聞かせるような良い思い出はありませんでした。
父の親友である弁護士と遺言書について話をすると、サムには音楽プロジューサーだった父親が大切にしていたレコードを残すと言われたと聞き、他に現金が入ったセカンドバックを渡されます。中には手紙が入っており“この金をジョシュ・ディヴィスへ”『彼らの面倒を頼む』と書かれていました。
ピープルライクアスのネタバレあらすじ:承
ジョシュは友人と共に学校のプールを爆破して退学処分を言い渡されます。
自宅の様子を見に来たサムは、母親のフランキーが父親ハーパーの死を知りアルコール依存症者が集まるプログラムに参加するのを目にします。そこではハーパーの死と何故酒に頼るのかを語ります。その記事には自分とジョシュの事が掲載されておらず「私は存在しない。だからただ忘れる為に酒を飲む」と言います。
サムは身分を偽りフランキーに接近します。フランキーはハーパーにそっくりで、サムはハーパーの娘だと直感します。実家に戻るとハンナに事情を説明し、フランキー達にはその金は渡さず自分の物にすると言います。
サムは学校帰りのジョシュに話しかけ、車に乗せて自宅に送ります。夜はフランキーに会い、ハーパーの話をし、フランキーは8歳の時にハーパーと別れたことが解ります。
ニューヨークに帰る前にフランキーに会いに行き、タコスを一緒に食べることになり、フランキーはジョシュを産んだ頃の話しをして、帰りにコインランドリーに行くと言うフランキーにサムも同行します。そして懐かしそうにハーパーの話をするフランキーを、サムは黙って見つめていました。サムはロスに残る事にしました。
ピープルライクアスのネタバレあらすじ:転
フランキーは突然の弁護士からの電話で、ジョシュがハーパーの遺産の15万ドルの受取人になっていることを知ります。
そしてジョシュの世話を焼くサムの事も不審に思うフランキー。サムの母親もサムの行動が気になって問い詰め、サムはフランキーの存在を明かします。すると母親はフランキーの存在を既に知っていて、ずっと昔に終わった話だと言い、サムにニューヨークに帰るように言います。
学校で問題を起こしてしまったジョシュは転校する事になり、サムはジョシュに父親から教わった6つのルールを教えます。
「自分が好きな事でも他人が気に入るとは限らない」「入りたいと思ったドアを見つけたら関心を引くノックをしろ」「君が大事だと思ったことは大事じゃない、大事なのはささいな事」「悔やむ事はするな」「大事なのは結果で無くその場に居る事だ」「自分より悪い女と寝るな」。
フランキーはサムに「行かないで」と言い、サムを受け入れようとしますが、サムは真実を話します。フランキーはサムを叩き、追い出されるようにフランキーの家を出て行きます。
ピープルライクアスの結末
サムは病気の母の事もあり実家に残ります。母はフランキーの事を話します。「大事なものを壊されたくなかった、あなたよ」「あなたを守る為なら何でもする」と言うと、サムは「大好きだよ」と言い、母親は1本のビデオフイルムを渡します。
フランキーとジョシュは引越しをします。ジョシュは電話帳でハーパーの家を調べてたずね、留守だったサムにメモを残して帰ります。
サムはフランキーを訪ね「君の弟にしてくれ」と頼み、母親から渡されたビデオフイルムを三人で見ます。
そのビデオフイルムに映っていたものは、公園で遊ぶ幼い日のフランキーと、その母親を遠くから見守るように撮った映像でした。
以上、映画「ピープルライクアス」のあらすじと結末でした。
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