黄泉がえりの紹介:2002年日本映画。死んだはずの人間がよみがえるという「黄泉がえり(よみがえり)」をテーマに、愛する人の死と残された者の想いにスポットをあてたラブ・ファンタジー。
監督:塩田明彦 出演:草なぎ剛(川田平太)、竹内結子(橘 葵)、石田ゆり子(玲子)、哀川翔(周平)、山本圭壱(中島英也)、伊東美咲(斎藤幸子)、長澤まさみ(森下直美)、市原隼人(山田克則)、RUI(RUI)、伊勢谷友介(俊介)ほか
映画「黄泉がえり」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「黄泉がえり」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「黄泉がえり」解説
この解説記事には映画「黄泉がえり」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
黄泉がえりのネタバレあらすじ:死者の黄泉がえり
平太の故郷の九州の阿蘇地方では、死んだ人間がよみがえるという不思議な現象が次々と起きていました。謎を解くために、調査に訪れた平太は、亡くなった友人の俊介と婚約していた葵に再会します。葵は、未だに俊介のことを忘れられずにいました。平太の話に興味を持った葵は、平太と一緒に調査に同行するようになりました。
黄泉がえりのネタバレあらすじ:死者への想い
平太は死後の世界からよみがえったという人物や関係者に取材をします。夫がよみがえったというラーメン店の妻は、夫を失くした悲しみから立ち直れず、夫に会いたいと思い続けていた結果、夫がよみがえったという話をします。亡くした人に対する想いが人をよみがえらせているのではないかと平太は推測します。調査を重ねるうちに、葵は、自分も俊介に会えるのではないかと期待を持つようになりました。そんな葵を見て、秘かに葵に想いを寄せる平太は複雑な思いを抱きます
黄泉がえりのネタバレあらすじ:死者をよみがえらせる方法
情報を集めるうちに、平太は黄泉がえりが起こるエリアがあることに気づきます。亡くなった人をよみがえらせるためには、亡くなった人に対する強い想い以外に、亡くなった人の身体の一部が、そのエリアにあることが必須でした。平太は、葵のためにドナー登録をしていた俊介の検体を手に入れ、俊介をよみがえらせようとします。俊介が好きだったRUIのライブに、よみがえらせた俊介を連れていくと、平太は葵に約束します。
黄泉がえりの結末:想いが通じたとき
平太からの連絡を受け、葵はライブ会場に向かいます。平太は、俊介をよみがえらせようとしましたが、俊介はよみがえりませんでした。実は、葵の本当の想いは、俊介ではなく平太に会うことでした。2人はお互いの想いを伝えあいます。そして、平太が葵に想いを告げた直後、葵は消えていってしまいました。葵もまた、よみがえった死者だったのでした。
切ないですね、最後の別れのシーンは永遠の別れです、それも今居たのに、やっと気持ちが通じ合ったのに、逆によみがえらなくても良かったのでは、でも一緒に居られる貴重な時間も大切です。二度別れなくてはならない、ちょっと寂しすぎます。どちらが良いのか分かりませんが、愛する人が目の前で居なくなる、立ち直れない気がします。