Mr.インクレディブルの紹介:2004年アメリカ映画。ディズニー/ピクサーアニメーションです。かつてはヒーローとして活躍していた、ずば抜けた身体能力を持つ家族が、ヒーロー廃業に追い込まれて、窮屈な日常に四苦八苦する様と、再び奮起してヒーローとしての仕事と家族の絆を取り戻す物語です。
監督:ブラッドバード 声の出演:クレイグ・T・ネルソン(ロバート・パー)、ホリー・ハンター(ヘレン・パー)、ジェイソン・リー(シンドローム)、サラ・ヴァウエル(ヴァイオレット・パー)、スペンサー・フォックス(ダッシェル・パー)、イーライ・フシール(ジャック・パー)、サミュエル・L・ジャクソン(フロゾン)
映画「Mr.インクレディブル」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「Mr.インクレディブル」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「Mr.インクレディブル」解説
この解説記事には映画「Mr.インクレディブル」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
Mr.インクレディブルのネタバレあらすじ:スーパーヒーロー廃業
スーパーヒーローたちは民衆のために働いていましたが、もっと良いやり方があったのではないかと、いつの間にか世間の批判の対象にされていました。政府の政策により今から15年前に全てのスーパーヒーローが引退し、世間には正体を隠して生活を始めていました。Mr. インクレディブルこと、ロバート・パー(通称ボブ)もその一人でした。彼は保険会社に勤務していますが、会社の利益にこだわる神経質な上司の下で日々ストレスを溜めていました。彼の家族もずば抜けた身体能力を持っており、その能力を隠すため、ストレスのたまる生活をしていました。
Mr.インクレディブルのネタバレあらすじ:怪しい組織へ
そんなある日、たまりにたまったストレスを上司にぶつけてしまったボブは会社を首になってしまいます。会社を解雇されたボブのもとへ謎の女性ミラージュからのスーパーヒーローとして力を貸してほしいと、とある組織に誘われます。その誘いにのったボブは、家族に内緒でスーパーヒーロー活動を再開します。彼女の依頼は「絶海の孤島にあるとある会社の研究施設から脱走した高い知能を持った高性能戦闘ロボットを捕獲してほしいと依頼されます。スーパーパワーを存分使えるという話に乗って南の島に出かけます。
Mr.インクレディブルのネタバレあらすじ:罠
南の島へ着くと、ボブは罠に嵌められます。かつてMr.クレディブルのファンだった少年(クレディブル・ボーイ)が、彼に邪険に扱われた腹いせにスーパー・ヒーローたちを次々抹殺し、自分がヒーローになろうと目論んでいたのです。妻であるヘレンは、ボディースーツのほころびをきっかけにして夫の危機を知ることになります。家族分の新デザインのボディスーツを持って南の島へ子供二人と向かいます。
Mr.インクレディブルのネタバレあらすじ:家族で戦う
現地に到着すると、ヘレンはリーダーシップを発揮して夫の救出に向かうますが、島はクレディブル・ボーイ=シンドロームの要塞であり、夫は捕まり、子ども達にも危機が及んでしまいます。危機に直面した子供たちは個々に特殊能力に目覚めて、家族一丸となって戦います。しかし結局、家族全員捕まってしまいます。ところが、シンドロームの部下の女性が、ボブたちの家族愛に心を打たれ、ボブたち家族を脱出へ導いてくれます。
Mr.インクレディブルのネタバレあらすじ:ヒーロー復活
街ではシンドロームの凶悪ロボットが暴れていました。このロボットは凶悪でしたが、シンドロームがヒーローになるべく倒される仕組みとなっていたので、それを利用してボブたちはロボットたちを倒します。世界の危機を救ったクレディブル一家ですが、何かを忘れていることに気づきます。一番下の赤ちゃんであるジャックを、近所の人に預けてたのを忘れていたのです。
Mr. インクレディブルの結末:スーパーパワーベービー
一番下のジャックが、シンドロームに誘拐されそうになります。しかし、このジャックも特殊能力に目覚めて、スーパーパワーを持った赤ちゃんに変貌します。シンドロームは結局、マントが飛行機のエンジンに吸い込まれて、ジエンドとなりました。再び街のヒーローとなったボブたちは、ヒーローと日常生活を上手く両立させながら、家族愛を深めていくのでした。
以上がミスターインクレディブルのあらすじと結末です。
「Mr.インクレディブル」感想・レビュー
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超人能力を持った家族とその能力を抑えるように働きかける社会との緊張関係に惹きつけられます。もちろん、ピクサーによる素晴らしいタイミングで組み込まれたアクションシーンも素晴らしいのですが。髪の毛の先など、細かいところまでていねいに描写されているCGアニメーションにも感動です。よく描かれた脚本で、最後までペースよく進みます。子どもから大人までどんな年齢の方にもおすすめです。
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この映画を見るまでは、よくある正義のヒーローものだと思っていましたが、じっくり鑑賞するととても社会派で、サラリーマンの悲哀や家族の絆、母の子を思う強さといった所帯じみたシーンばかりで気が付けば共感し感動していました。子どもは純粋に楽しむと思いますが、親は涙すると思います。とくに、反抗期の長女が自信を持ち成長する過程が大好きです。家族で見るのにおススメの映画です。
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私はインクレティブル・ファミリーから見ました その後にmrインクレティブルを見ました どちらも 家族の絆のストリーだと思います
声優がこんなに上手な吹き替えのアニメはあまりありません。日本語版のどの俳優(声優)さんも役と声が合っていて、見ていると「やっぱりこの声だよな」と思います。エドナ・モードの声は英語・日本語版どちらも男性がやっていますが、それが違和感のないくらいおばちゃんの声って感じで好きです。どの演者さんもキャラとのシンクロ率が高くて、お気に入りです。