ハングリー・アタックの紹介:2014年イギリス映画。子供の頃、動物園から盗んだワニの卵のおかげで、15年後に巨大ワニが人間を襲い始めました。全てワニの仕業かと思いきや、実は人をさらい、人肉を売り、残りをワニに食わすという猟奇殺人者が存在していましたという、モンスターパニックと殺人鬼をミックスさせたホラー映画です。
監督:マイケル・アンダーソン 出演者:アンドリュー・リー・ポッツ(ティム)、ローラ・エイクマン(ルーシー)、トーマス・ターグーズ(シーザー)、ダニー・カーレイン(ラーディ)、ジャック・マクムレン(ラッセル)ほか
映画「ハングリー・アタック」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ハングリー・アタック」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ハングリー・アタックの予告編 動画
映画「ハングリー・アタック」解説
この解説記事には映画「ハングリー・アタック」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ハングリーアタックのネタバレあらすじ:起
深夜、子供のニックはティムとハギの3人で家を抜け出し、動物園に潜り込みました。ワニの檻を抜け、孵化させているワニの卵を3個盗みました。その時、警報が鳴り、ティムとハギは逃げ出したものの、もう一個の卵を持ったニックが逃げ遅れ、ワニに食われました。首謀者のティムは町に居れなくなり、一人で都会に出ました。
15年後、両親の亡くなったティムは、妻ルーシーと共に、亡き父のサーベルストーン工場を継ぐために街に帰って来ました。実家では使用人のウエンブリッジが優しく迎えてくれました。しかし工場では、亡き父に代わって切り盛りしていた叔父のスタンが、ティムが帰ってきたことによりふてくされ、従業員達もスタンに従うものばかりで、ティムに従うものは誰もいなくなりました。
ハングリーアタックのネタバレあらすじ:承
ティムは飼い犬のベティと近くの沼にボートで釣りに行きました。大物が掛かり、ボートを引きずられ、取りこむことはできませんでした。すると大物がボートに体当たりし、落ちたベティがいなくなりました。
ルーシーは学校の先生で、野外教育をしていました。ティムの幼馴染ハギの息子ラビがいなくなり、探していると沼の近くで巨大ワニの歯を拾いました。それを見たティムはスタンに話しかけ、子供の頃に飼っていたワニは動物園に返したと聞いたが本当か?と聞きますが、スタンは答えませんでした。
工場の従業員のラッセルとラーディら男女6人が沼の湖畔でキャンプをしていると、ブリトニーが何かに襲われ、行方不明になりました。また、水路沿いを犬の散歩をしていた老女が、ワニに襲われました。その後、行方不明者が続出し、報道陣が町にやってくる騒ぎになりました。
ハングリーアタックのネタバレあらすじ:転
老女の首だけが見つかり、ワニがいることがわかった為、ラーディとラッセルがワニ退治に出かけ、大型ワニを仕留め、一躍ヒーローになりました。すると女性レポーターが従業員らの前でティムに、15年前のワニ事件の当事者で、飼っていたワニが逃げたのか?と聞きました。人を襲うワニは、元々ティムが飼っていたものだと知った従業員らは仕事に来なくなりました。
その夜、弱気になったティムはルーシーに、ロンドンに帰ろうと言いました。ブリトニーは男に捕らわれて小屋にいました。中には人肉や人間の骨が散乱していました。隙を見て逃げ出したブリトニーは、ティムの家に逃げ込みました。そしてブリトニーは、その男は指が1本無いと言いました。ルーシーはウエンブリッジにティムのワニの話を聞いていました。卵から孵ったワニはその後、肉屋の息子シーザーが飼っていたが、大きくなったワニにシーザーは指を食いちぎられたと言いました。そのシーザーはミンチに人肉を混ぜて売り、残りはワニに食わしていたのでした。
ハングリーアタックの結末
拉致監禁しているのが肉屋のシーザーとわかり、ラーディとラッセルが向かいますが、実はスタンも協力者で捕まってしまいました。ティムの呼びかけで町の住人が決起し、シーザーを捕まえに行こうと動き出しました。ティムとハギはシーザーの解体場に行きました。人肉を切るスタンがいて、台の上にルーシーが縛られていました。
逃げたシーザーをティムが追いかけ、ボートに投げ飛ばすと、ボートは湖面に流れて行きました。スタンは住民たちに追われ、沼を泳いで逃げますが、ワニに食われました。ラッセルは耳を削がれましたが、ラーディとルーシーは助かり、事件解決思われました。しかしティムの家にシーザーが押し入って来て、襲い掛かりました。ウエンブリッジがアイロンを突き立てて、シーザーは刑務所送りになりますが、刑務所内で看守を殺し、逃げ出しました。何も知らないティムらは、住民とのわだかまりが解け、平和に暮らしていました。
以上、映画「ハングリー・アタック」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する