大統領の料理人の紹介:2012年フランス映画。仏大統領の専属料理人として大統領官邸に入り、しきたりや制約と戦いながらも自分の料理を作り続けた女料理人の葛藤を、実話をもとに描いたヒューマンドラマ。
監督:クリスチャン・ヴァンサン 出演:カトリーヌ・フロ、ジャン・ドルメッソン、イポリット・ジラルド、アルチュール・デュポンほか
映画「大統領の料理人」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「大統領の料理人」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
大統領の料理人の予告編 動画
映画「大統領の料理人」解説
この解説記事には映画「大統領の料理人」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
大統領の料理人のネタバレあらすじ:南極の女料理人
南極のアルフレッド・フォール科学基地で料理人として働くオルタンスは、南極での仕事の最後の日を迎えていた。彼女は大統領の専属料理人として大統領官邸で働いていた過去を持ち、南極を去る日を目前に、大統領のもとで働いていた日々を思い返していた。
大統領の料理人のネタバレあらすじ:大統領の料理人
4年前、オルタンスは「政府高官が女性料理人を探している」という依頼を受けたフランス料理組合会長からの推薦でパリを訪れる。迎えの車で向かった先は大統領官邸で、大統領の専属料理人になってほしい、というものだった。あまりの大役に一度は断るが、素朴な家庭料理を求める大統領にジョエル・ロブションがオルタンスを推薦したと聞き、引き受けることに。
大統領の料理人のネタバレあらすじ:料理への自信
官邸でのさまざまな制約にとまどい、主厨房のシェフらから敵視されて順調とはいえないスタートとなるが、それでも新米パティシエ ニコラの補佐で仕事をこなしていく。ある日、オルタンスは大統領に呼ばれ直接話をする機会に恵まれる。どういうものを作ったらいいのか迷いがあったが、大統領からはオルタンスが作るシンプルな料理が好きだと聞き、自信を持つ。料理好きな大統領との話がはずみ、勢いでオルタンスは、食材を主厨房を通さず取り寄せる許可を取り付ける。
大統領の料理人の結末:新しい世界
自分の思うように料理を作ることができるようになり、意欲的に仕事を続けるオルタンスだったが、主厨房のいやがらせや経費の削減、体調管理等を理由にしたメニューの制限で思うような料理が作れなくなる。官邸の思惑と、提供した相手の顔が見えず、結果が見えないことに疲弊したオルタンスは2年間務めた大統領の料理人を辞すことにする。その後、オルタンスはトリュフ畑に適した土地をニュージーランドに見つけ、その土地を購入するために1年間南極の料理人として働いて資金を貯め、新天地で再出発を目指す。
以上、映画「大統領の料理人」のあらすじと結末でした。
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