DOOR(ドア)の紹介:1988年日本映画。マンションに住む主婦が、セールスマンを追い返すためにやった行為により、怒ったセールスマンから恐ろしい嫌がらせを受けるという内容のリベンジムービーです。高橋惠子さんの美貌が目を見張りますが、ラストは別物と思われるくらいのゴアな内容に変わります。
監督:高橋伴明 出演者:高橋惠子(本田靖子)、堤大二郎(山川)、下元史朗(悟)、米津拓人(拓人)ほか
映画「DOOR」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「DOOR」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「DOOR」解説
この解説記事には映画「DOOR」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
DOOR(ドア)のネタバレあらすじ:起
高級マンションに住む本田靖子は、夫の悟、幼稚園児の拓人との3人暮らし。今日も拓人をスクールバスまで送り、ついでに生ごみを出します。しかし生ゴミ収集日ではないため、誰かに玄関に戻されてしまいます。
ルールや、他人の事をあまり気にしない靖子の悩みの種は、昼間に押し掛けるセールスマンや、セールスの電話でした。この日も電話が何回かかかり、その都度断っていました。
コンピューター関係の仕事で徹夜続きの悟が帰って来ます。疲れて帰ってくる悟は自宅ではほとんど寝るだけでした。翌朝、悟が拓人をスークルバスまで送って出勤する時、「今日も泊まりだ」と言います。
一人になった靖子は、いつも玄関の鍵をかけたうえでチェーンロックをかけるのですが、この日は拓人が忘れ物を取りに帰ってきたことで、鍵をかけずにチェーンロックをかけました。
DOOR(ドア)のネタバレあらすじ:承
セールスの電話が何度かかかってきた後、インターホンで英会話のセールスマン山川が話しかけてきます。「手が離せない」と断った靖子に、山川は「パンフレットだけでも渡させてください」と言います。
「じゃあ新聞受けに入れといて」と言った靖子でしたが、山川はドアを開けます。チェーンロックに引っかかって少ししか開きませんでしたが、その隙間から山川が手を入れパンフレットを渡そうとした時、驚いた靖子がドアをおもいっきり閉めてしまいました。
ドアに指を挟まれた山川は「ひどいじゃないですか、普通だったら傷害罪で訴えますよ、でも話だけでも聞いてくれたら僕は訴えません」と言うと、靖子は「訴えてもいいから帰ってください」と言います。山川が「こんな手じゃあ、仕事が出来ないじゃないですか」と言うと、「あなたは口があれば仕事は出来るでしょう」と靖子が言います。
この言葉にキレた山川は、一旦帰ろうとしたものの、戻って来て家のドアを何度も何度も蹴りました。
DOOR(ドア)のネタバレあらすじ:転
その後、靖子の家のポストに精液のついたティッシュが入れられていました。更に玄関のドアに卑猥な落書きがされていました。警察に届けた靖子でしたが、警官は「相手がわからないのでは手の打ちようがありません。巡回を強化します」とだけ言われます。
悟に電話をして「今日は帰って来て」と言った靖子でしたが、悟は「プログラムにバグが出て無理だ」と言います。その後も山川は、マンションの周辺で見張っていました。
管理人が靖子に「本田さん、荷物が来てますよ」と呼んだことから、山川は靖子の顔を見ました。そしてエレベーターに一緒に乗り込むと、靖子の美貌に見せられ、靖子に対する復讐心が、独占欲に変わります。
ストーカーと変貌した山川は、常に靖子を監視し、拓人と泳いだプールでの水着姿を「綺麗だった」と電話で話します。入浴中も電話をかけ卑猥な言葉を投げかけます。しつこい山川に靖子が「どうして電話をかけて来るの?」と聞くと、山川は「奥さんが綺麗だから」と言います。
DOOR(ドア)の結末
幼稚園から帰ってきたはずの拓人がいなくなりました。もしやと思った靖子が、近所の友人の家に電話をしていると、山川が部屋の中にいました。山川はナイフで脅し靖子をベッドに座らせ殴ります。靖子が観念した時、拓人が帰って来ます。
山川は拓人を中に入れ、一緒に遊び夕食を食べ始めます。靖子が「夫がもうすぐ帰ってくる」と言うと、拓人が「今日パパはお泊り」だと言います。山川の目つきが変わった瞬間、靖子がビール瓶で山川を殴り、拓人を連れてバスルームに逃げ込みます。
山川は悟の小型チェーンソーで扉を切断し始めます。靖子はキッチンから持ってきた大型フォークで山川の手を刺します。山川がひるんだ隙に、腹を刺して逃げようとしたものの、山川が追いかけてきて揉みあいになります。
山川は靖子を抑え込み、ナイフで服を切り裂きレイプしようとします。その時、拓人がバットで山川の頭を殴りました。すると倒れた山川の首を、靖子がチェーンソーで切り刻みます。靖子が我に返った時、玄関にセールスマンが来ました。
以上、映画「DOOR」のあらすじと結末でした。
この映画の感想を投稿する