ファイブスター物語(ストーリーズ)の紹介:1989年日本映画。永野護原作のコミック「ファイブスター物語」の劇場アニメーション。星団歴2988年、惑星アドラーにやってきたレディオス・ソープの目的は、Dr.バランシュ公の新作ファティマがお披露目されるユーバー大公の城を訪れる事でした。実は、今回お披露目されるファティマ「ラキシス」「クローソー」は、ソープが小さいころから知っている少女達で、ソープの真の目的は彼女らの救出でした。しかし、クローソーはソープが助ける前に脱走し、ラキシスの救出には成功したものの、ソープ達の前に、ユーバー大公の巨大ロボット兵器「モーターヘッド」が立ちはだかりました。
監督:やまざき かずお 声優:レディオス・ソープ(堀川亮)、ラキシス(川村万梨阿)、Dr.バランシュ(田中秀幸)、ユーバー大公(永井一郎)、クローソー(佐久間レイ)、ボード・ヴェラード(若本規夫)、コーラス三世(井上和彦)、ほか
映画「ファイブスター物語」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ファイブスター物語」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ファイブスター物語(ストーリーズ)の予告編 動画
映画「ファイブスター物語」解説
この解説記事には映画「ファイブスター物語」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ファイブスター物語のネタバレあらすじ:起
星団歴2988年、レディオス・ソープは惑星アドラーにやってきましたが、宇宙船の制御ができなくなり荒野に不時着しました。あてもなく道路に座り込むソープでしたが、たまたまドーリーが通りがかり、ソープを拾ってくれました。
ドーリーに乗っていたのは、ボード・ヴェラードという名の巨大ロボット兵器「モーターヘッド」を操る「ヘッドライナー」で、ユーバー大公の城があるバストーニュに行くというので、途中まで乗せてもらうことにしました。
ユーバー大公の城では、Dr.バランシュ公の新作ファティマのマスターを決めるお披露目があり、星団中から有力な王やヘッドライナーがファティマのマスターとなるためにユーバー大公の城に集まっており、ヴェラードもそこに行くことが目的でした。
ファイブスター物語のネタバレあらすじ:承
バストーニュに行く途中でヴェラードと別れたソープは、親友のバランシュの家に行きました。バランシュは、今回のお披露目で披露されるファティマ「ラキシス」「クローソー」は、ユーバー大公から狙われている、と言い、ソープに彼女らの保護を頼みました。
ソープは、ラキシス、クローソー、そして彼女らの姉であるアトロポスとは彼女らが小さいころからの知り合いであり、バランシュの依頼を引き受けました。ソープは、ユーバー大公の城に行ってユーバー大公に面会し、ユーバー大公の元で働くことになりました。
その後、お披露目の立会をするヴェラードと再会しますが、その時、クローソーがユーバー大公の城から脱走し、ソープとヴェラードは慌てて、クローソーを追いかけました。
ファイブスター物語のネタバレあらすじ:転
クローソーは、ラキシスからモラードという人物に会うように言われてユーバー大公の城から脱走しました。近くの街まできたクローソーは、モラードを探しますが、路地裏で無法者達に襲われて気絶してしまいます。その時、1人のヘッドライナーが、無法者たちからクローソーを救いました。さらにソープも駆け付け無法者たちを追い払いました。
そのヘッドライナーの正体は、コーラス王朝の現当主コーラス三世で、目覚めたクローソーは、コーラス三世を見てマスターと呼びました。本来は、お披露目でマスターを選ぶはずでしたが、こうなっては仕方ないと、そこに駆け付けたヴェラードもそれを認めました。
さらに、クローソーを追ってきたユーバー大公の兵士達もその場にきましたが、たまたまそこに居たグリース王国を支配するアマテラス配下のミラージュ騎士団が、コーラス三世のクローソーのマスター就任を承認したため、ユーバー大公の兵士達は何もできず去っていきました。
ファイブスター物語の結末
そして、ラキシスのお披露目の日となり、ラキシスは、アマテラスを始めとした各国の王やヘッドライナー達と面会しましたが、マスターを選ぶことはできませんでした。ソープは、ヘッドライナーではないためその場に入れませんでしたが、会場に乱入してラキシスを呼ぶと、ラキシスはソープの元に駆け寄り、そしてソープをマスターと呼びました。
会場が大混乱となる中、ソープは、ラキシスを連れてユーバー大公の城を脱出しました。ユーバー大公は、自ら追手を指揮してソープ達を追って彼らを荒野の一角に追いつめましたが、しかし、そこはソープが惑星アドラーにやってきた時に不時着した場所で、ユーバー大公の目の間にソープが持ってきた金色のモーターヘッドが現れました。
ユーバー大公は、3機のモータヘッドで立ち向かいますが、ソープは2機のモータヘッドを瞬殺し、残ったユーバー大公が搭乗したモーターヘッドに向かってバスター砲を放ち消滅させました。
戦いが終わった後、ラキシスの元にいくソープでしたが、薬の効果が切れて、元の姿、グリース王国のアマテラスに戻りました。アマテラスは、ラキシスに改めてパートナーになることを求め、ラキシスはこれを承諾しました。
以上、映画「ファイブスター物語(ストーリーズ)」のあらすじと結末でした。
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