ウーマン・イン・ザ・ウィンドウの紹介:2021年アメリカ映画。外に出ることができない精神病を抱えているアナの家の向かいに、ある家族が引っ越してきます。その家族と交流することによって、アナはあるトラブルに巻き込まれます。『メッセージ』のエイミー・アダムス、『Mankマンク』のゲイリー・オールドマン、『アリスのままで』のジュリアン・ムーア、『ユニークライフ』のジェニファー・ジェイソン・リー等、豪華俳優陣がそろった話題作です。
監督: ジョー・ライト 出演:エイミー・アダムス(アナ)、ジュリアン・ムーア(ケイティ)、ゲイリー・オールドマン(アリステア)、フレッド・ヘッキンジャー(イーサン)、ジェニファー・ジェイソン・リー(ジェーン)、ワイアット・ラッセル(デイヴィット)、アンソニー・マッキー(エド)、ほか
映画「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ウーマン・イン・ザ・ウィンドウの予告編 動画
映画「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」解説
この解説記事には映画「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ウーマンインザウィンドウのネタバレあらすじ:起
外に出ることができない広場恐怖症になったアナ(エイミー・アダムス)は1人暮らしをしています。それが理由で、旦那エド(アンソニー・マッキー)と8歳の娘オリヴィアと別居中のようです。
アナはカウンセリングに通っていますが、そのカウンセラーの男性を信用していないようです。アナはこの病気になる前は、児童のセラピストをしていました。
アナが暮らしている家の向かいに、新しい家族ラッセル一家が引っ越してきました。その家族の息子15歳のイーサン(フレッド・ヘッキンジャー)が、挨拶にアナの元へやってきてプレゼントを渡します。
最初は警戒心の強かったアナでしたが、イーサンと話していると、イーサンは何か父親に対してトラウマがあるようです。その日は無理に話しはせずに、アナが好きな映画を貸して、また会う約束をします。
ウーマンインザウィンドウのネタバレあらすじ:承
ハロウィン当日。子供たちのハロウィンのいたずらに耐えられなくなって、アナは外に出ようとしますが、広場恐怖症のため気を失ってしまいます。
目が覚めると、目の前に見覚えのない女性がいます。アナはイーサンの母親ジェーン(ジェニファー・ジェイソン・リー)であると直感します。ジェーンは明るい感じの人で、最初は警戒心を持っていたアナでしたが、だんだんと会話で盛り上がります。その会話の時に、旦那はとても支配的な人であると聞きます。
ジェーンが帰った後、ジェーンの旦那アリステア(ゲイリー・オールドマン)がアナの家にやってきて、妻がここに来なかったかと尋ねられ、アナは咄嗟に「来ていない」と答えます。
向かいの家から叫び声が聞こえます。アナはその家に電話をかけ、「叫び声が聞こえたけど大丈夫か」と尋ねますが、アリステアに「叫んでいない」と怒鳴られ電話を切られてしまいます。それをきっかけに、アナは隣の家を観察するようになります。
怯えているイーサンがアナの元へやってきます。イーサンは何かに怯えている様子ですが、真実を話してくれません。アナは「ここはいつでも安全だから」とイーサンに電話番号を渡します。
アナはエドにその起こった一連のことを話しますが、窓から家を覗いてはいけないと注意を受けます。その指摘により、一旦は観察することを辞めたアナでしたが、やっぱり隣人を観察する衝動は抑えることができず窓から覗いていると、ジェーンが誰かに刺されているところを目撃してしまいます。
警察に電話をするも、窓からジェーンに助けを求められ、アナは助けるために傘をさして外に出ます。しかし、広場恐怖症のため、やはり気絶をしてしまいます。
目が覚めると、目の前には警察とアリステアがいます。警察からは、ラッセル家は全員無事であるとの報告を受けます。それを信じなかったアナの前にジェーンが登場します。その女性はアナが知っている女性ではありませんでした。
この人はジェーンではないとアナは主張し、イーサンにも同意を求めますが、イーサンはアナを否定します。納得できなかったアナはアリステアをインターネットで調査すると、アリステアの秘書であるパメラという女性が亡くなったという情報を見つけます。
ウーマンインザウィンドウのネタバレあらすじ:転
アナの家の地下室でデイヴィット(ワイアット・ラッセル)という男性が暮らしています。猫を探しにデイヴィットの部屋に行くと、ジェーンが付けていたイヤリングを見つけてしまいます。このことをエドに電話で話しても信じてくれません。
イーサンを見かけて家から呼びかけるアナ。なぜ父親をかばうのかと問い詰めていると、アリステアが現れ、イーサンを殴ります。そして、アナを責め立てて家族と関わらないでくれと怒鳴られます。
知らないアドレスからアナの寝顔がアナの元へ送られます。それを警察に報告しますが、自分でやったのでなかいと疑われます。ラッセル夫妻もやってきて、アナはおかしいと責め立てます。アナは「家族なら信じてくれる」と言いましたが、警察の1人に「あなたの家族は亡くなっている」と言われます。
時はさかのぼり、アナが運転をして助手席にはエド、後ろにはオリヴィアが座っています。エドはこの関係はうんざりだと言い始めます。どうやらアナが浮気をしたようで、夫婦関係は破綻しています。それでもアナはオリヴィアのために家族を続けたいという意見でした。その言い合いの中、浮気相手からだと思われる非通知の電話が。アナが携帯に気を取られていると、道を踏み外し、車は崖から落ち、エドとオリヴィアは亡くなってしまいます。
そして現在。警察に家族のことを指摘され、正気に戻ったアナは、ラッセル夫妻に謝り、今までの自分の非を認めます。
ウーマンインザウィンドウの結末
しかし、アナはやっぱり自分は正常であると確信していました。何気なく携帯の写真を見ていると、ワイングラスにジェーンの顔が映っていることに気づきます。これで自分が正常であると証明ができます。
それをデイヴィットに見せると、その女性はケイティ(ジュリアン・ムーア)だと言われます。どうやら、アナはケイティがジェーンであると勘違いをしていたようです。デイヴィットが立ち去った後、何か物音がします。心配になったアナは音がする方に向かうと、デイヴィットが血を流して倒れています。
すると包丁を持ったイーサンが現れます。ケイティはイーサンの実母で、ケイティとパメラを殺したのはイーサンでした。イーサンは、人が死ぬところをみることに快感を覚えるサイコパスでした。アナは急いで逃げますが、イーサンはしつこく追いかけてきます。アナは必死で逃げ、最後は吹抜けからイーサンを落とし、アナは意識を失います。
目が覚めるとそこは病院でした。警察がおり、アナが言ったことが本当だったことを認め謝罪をします。イーサンとデイヴィットは亡くなり、ラッセル夫妻を拘束中とのこと。
9カ月後、アナは心機一転、家を引っ越すために外を出て、この映画の幕は降ろします。
以上、映画「ウーマン・イン・ザ・ウィンドウ」のあらすじと結末でした。
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