2ちゃんねるの呪い 新劇場版・本危の紹介:2012年日本映画。山本不動産に勤める結香は、自社物件に自己物件が多い事を知ります。一緒に働く雛乃は、結香の彼氏の智行らと大学時代から続くオカルト研究会の集まりで、レンギ山の廃墟ビルに行くことになりました。中に入らなかった雛乃だけが助かり、智行らは帰って来ませんでした。色々調べる結香はレンギ山の廃墟ビルと自分の両親が関係があることを知り、レンギ山に向かいました…という内容のオカルトホラーです。人気アイドルグループ「AKB48」の鈴木まりやが主演を務めています。
監督:森川圭 出演者:鈴木まりや(木南結香)、NATSUME(吉田雛乃)、高橋健悟(智行)、ふくまつみ(山本)、ほか
映画「2ちゃんねるの呪い 新劇場版・本危」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「2ちゃんねるの呪い 新劇場版・本危」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
2ちゃんねるの呪い 新劇場版・本危の予告編 動画
映画「2ちゃんねるの呪い 新劇場版・本危」解説
この解説記事には映画「2ちゃんねるの呪い 新劇場版・本危」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
2ちゃんねるの呪い 新劇場版・本危のネタバレあらすじ:起
インターネット掲示板サイト『2ちゃんねる』掲示板に、廃墟ビルに入る4人の男女の実況が投稿されていました。「本当にヤバイ」などとの書き込みの中、4人は奥の部屋に入ります。そして大きな石を乗せられた床下の扉を開けると、下から女の霊が出てきました・・・
山本不動産に勤める木南結香が、客を古いアパートに案内しています。事務所では雛乃が電話に出ない社長の山本にあきれています。そこへ結香が戻って来ます。「どうだった?」と聞く雛乃に、結香は「あの部屋は以前住人が自殺してるんだって、お客さんが調べて分かったと言っていた」と言います。
それを聞いた山本は「あの部屋は大丈夫」と太鼓判を押します。社長の山本は片目が無くなっていて、いつも眼帯を付けています。
結香と雛乃が帰っていると、結香の彼氏である智行がやって来ます。3人は同じ大学で友人同士です。智行が「明日のオカルト研究会の集まりはどうする?」と聞きます。結香は「私はいい」と断り、雛乃は「私の部屋でするんだから強制参加よ」と言います。
智行はそのまま、引っ越したばかりの結香の部屋に行きます。この部屋は山本の持ち物件で、月5000円の家賃です。結香は鏡で自分の体のアザを気にして見ています。部屋の片づけを手伝っていた智行が木箱を見つけます。中には日本人形が入っていて、気味悪く思った結香に対し、智行は2ちゃんねるのオカルト掲示板に投稿します。
2ちゃんねるの呪い 新劇場版・本危のネタバレあらすじ:承
翌日、山本と雛乃が出ていくことになり、一人になる結香に山本が「電話が鳴ってもとらないで」と言います。一人になってしばらくすると電話が鳴ります。電話に出てしまった結香の耳に聞こえたのは、男の唸り声でした。その後すぐ山本から電話が入り「パークサイドマンションの202号室に行って」と言われます。
ポストの鍵を取り、部屋に入った結香は、奥の部屋で男性が唸り声をあげているのを聞いて怖くなり、別の部屋に入ります。山本から電話で「中にいるよ」と言われます。「どこですか?」と聞く結香。山本は「後ろよ」と言い、結香が振り返ると女の霊がいました。この部屋で女は子供を虐待し、夫からいつも止められていました・・・
そんな様子が見えた結香でしたが、不思議と怖くありませんでした。事務所に帰ると、山本が「何をしてたんですか?」と聞きます。「私に電話をしてパークサイドマンションの202号に来なさいと言ったから行ってたんです」と言うと、山本は血相を変え「電話はしていません、あそこには2度と行ってはダメです」と言います。
雛乃の部屋に大学時代からのオカルト研究会のメンバ-が揃いました。雛乃、智行、亜希、真緒、雄介の4人です。少しすると亜希が智行に突っかかります。「あれだけ雛乃と一緒にいて、雛乃の友達の結香と付き合うなんてどうしてなの」と怒鳴りはじめます。
2ちゃんねるの呪い 新劇場版・本危のネタバレあらすじ:転
嫌なムードが漂う中、雄介が掲示板で、「レンギ山の廃墟ビルが本当にヤバイ」という書き込みを見つけます。写真もあり、5人は今から行くことにしました。やがて廃墟ビルに着くと、そこは冒頭で実況していた廃墟ビルでした。雛乃は「やっぱやめよう?私はここで待っている」と言うと、4人は中に入って行きます。
やがて、床下から霊が出てきた部屋を見つけて入ります。4人が中に入ると扉が閉まりました。真っ暗になりパニックになるメンバーを智行がなだめ、懐中電灯で灯をともすと女の霊が襲いかかって来ます。叫び声を聞いた雛乃でしたが、携帯の電波はありませんでした。
翌朝、出勤しない雛乃に電話をする結香ですが通じませんでした。山本と話をした結香は、日本人形を置いたのは山本だと知ります。結香が「頭が割れている」と言うと、山本は「お守りに置いたんです。部屋は、過去に起こった不幸が原因で悪霊が存在する場合がある。普通はお祓いをすれば居なくなるが、居ついてしまうものもいる」と言って、お守りを渡します。
一人になった結香は、パークサイドマンションの202号室のデータを管理ファイルで調べます。住んでいたのは自分の両親の小南秀仁とレイコでした。今度はネットで秀仁とレイコを調べると、娘を虐待したレイコが行方不明になり、レンギ山の廃墟ビルにたどり着きます。その時、雛乃から電話が入ります。何もしゃべらない雛乃が気になった結香は部屋に向かいます。すると雛乃はパソコンに向かって寝ていました。
2ちゃんねるの呪い 新劇場版・本危の結末
雛乃を起こすと「智行たちがレンギ山の廃墟ビルに入って戻ってこない」と言います。そして「お前が全部悪いんだ」と言いながら掴みかかりますが、そのまま倒れました。結香のお守りは熱くなっていました。
「レンギ山に行こう」と結香が雛乃を誘い、二人は向かいます。廃墟ビルに入ると結香は登記簿を見つけます。ビルの持ち主は山本でした。雛乃の叫び声がして、向うと床下がある部屋でした。床下にはミイラ化した女の死体がありました。そこへ山本がやって来ます。「ここに居てはダメ、早く逃げなさい」と結香を連れていきます。
女の霊が追ってきます。その女は母のレイコでした。途中で山本がレイコに目玉をくりぬかれ両目を失います。結香が山本を介抱していると「18年前、秀仁さんがレイコを殺したと連絡してきた」と山本が話し始めます。「あなたとお父さんはどういう関係?」と聞く結香に「私があなたの本当の母親で、レイコは私の妹です」と言います。
「秀仁さんを愛していたレイコは、私が秀仁さんの子供を産んだことで頭がおかしくなり、自分が秀仁さんの妻で、私と浮気をして結香を生んだと思い出した。そして暴れ出し、私が片目を失い、レイコの面倒を秀仁さんに見てもらうことになった。すると結香が憎いと虐待を始めた」と言います。
「レイコの死体を秀仁さんと床下に隠し、上に大きな石を置くと、レイコは恨みを叫び続けた」と言って、結香を一人で出て行かせます。やがてレイコは山本を襲いました。
レンギ山の廃墟ビルで智行ら4人の死体が発見されました。結香は2ちゃんねるにレンギ山の廃墟ビルの警告を書き込みます。一方、レイコは山本の体を乗っ取り、事務所にいました。
以上、映画「2ちゃんねるの呪い 新劇場版・本危」のあらすじと結末でした。
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