SING/シング:ネクストステージの紹介:2021年アメリカ映画。2016年に公開された3DCGアニメーションミュージカル映画『SING/シング』の続編です。前作で人生初の大成功を収めた劇場支配人たち。次なる大仕事は出来事の後、15年もの間世間から姿を消していた伝説のロック歌手を出演させるというものでした・・・。
監督:ガース・ジェニングス 声優:マシュー・マコノヒー(バスター・ムーン)、リース・ウィザースプーン(ロジータ)、スカーレット・ヨハンソン(アッシュ)、タロン・エガートン(ジョニー)、ボビー・カナヴェイル(ジミー・クリスタル)、トリー・ケリー(ミーナ)、ニック・クロール(グンター)、ファレル・ウィリアムス(アルフォンゾ)、ホールジー(ポーシャ・クリスタル)、チェルシー・ペレッティ(スーキー・レーン)、レティーシャ・ライト(ヌーシー)、エリック・アンドレ(ダリウス)、アダム・バクストン(クラウス・キッケンクローバ/スタン)、ガース・ジェニングス(ミス・クローリー)、ピーター・セラフィノヴィッツ(ビッグ・ダディ)、ジェニファー・ソーンダース(ナナ・ヌードルマン)、ニック・オファーマン(ノーマン)、ジュリア・デイヴィス(リンダ・レ・ボン)、スパイク・ジョーンズ(ジェリー)、ボノ(クレイ・キャロウェイ)ほか
映画「SING/シング:ネクストステージ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「SING/シング:ネクストステージ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「SING/シング:ネクストステージ」解説
この解説記事には映画「SING/シング:ネクストステージ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
SING/シング:ネクストステージのネタバレあらすじ:起
前作「SING/シング」で大成功を収めたコアラの劇場支配人バスター・ムーン。ムーンが経営する劇場「ニュー・ムーン・シアター」は劇団員のブタのロジータ、ゴリラのジョニー、ゾウのミーナ、ブタのグンターの人気もあって連日満員御礼の大盛況を得ていました。
そんなある日、世界的なエンターテインメントの聖地レッド・ショア・シティの大手興行会社「クリスタル・エンターテインメント」の社長秘書でスカウト担当のイヌのスーキー・レーンが「ニュー・ムーン・シアター」にやってきました。
しかし、「ニュー・ムーン・シアター」のステージを観たスーキーは途中で席を立ってしまい、何が良くなかったのかと問うムーンに対して「一流の場では通用しない」と言い放ってしまいました。
スーキーの言葉に深く傷ついたムーンでしたが、かつての伝説の歌姫でありムーンの理解者でもあるヒツジのナナ・ヌードルマンから一流を目指すなら挫折から立ち直る精神が必要だと激励されました。
いつかは自分もレッド・ショア・シティの「クリスタル・タワー・シアター」で華やかなステージを催したいという夢を持つムーンはロジータ、ジョニー、ミーナ、グンター、そしてかつての同志であり現在はソロ活動をしていたヤマアラシのアッシュと共にレッド・ショア・シティへと向かいました。
SING/シング:ネクストステージのネタバレあらすじ:承
レッド・ショア・シティに辿り着いたムーンたちは従業員に扮して「クリスタル・エンターテインメント」社内に潜り込みました。社内では経営者でありショービズ界の大物であるホッキョクオオカミのジミー・クリスタルがオーディションを開いていましたが、参加者たちは高い技術を誇りながらも続々と落選していました。
ムーンたちも飛び込みでオーディションに参加しましたが、あえなく落選してしまいました。ところが、グンターはジミーの気を引くべく15年もの間全く表舞台に姿を現していない伝説のロックシンガー、ライオンのクレイ・キャロウェイの楽曲を使うと言い出しました。
クレイは一切自分の楽曲使用を許可していなかったのですが、クレイの名を聞いたジミーは強い関心を示しました。そこでムーンはクレイとは旧知の仲であると嘘をつき、ジミーは特別に自分の劇場での公演の許可を出しました。条件はクレイを出演させることであり、ジミーはもし自分に恥をかかせたらビルの屋上から突き落とすと脅してきました。
ムーンは早速グンターと共にSFミュージカル「この世界のかなたへ」の脚本とステージ案を用意し、リハーサルを開始しましたが、なかなかメンバーの息が合わず、ダンス初挑戦となるジョニーは業界トップのダンスインストラクターであるテングザルのクラウス・キッケンクローバーの指導についていけないなど悪戦苦闘を強いられました。
さらにはジミーの娘にしてクレイの大ファンであるポーシャから横やりが入り、主役を務めるはずだったロジータは主役から交代させられてしまいました。
SING/シング:ネクストステージのネタバレあらすじ:転
さらに追い打ちをかけるように、ムーンはクレイと知り合いだったのは嘘だったことがジミーにバレてしまいました。ムーンは1週間以内にクレイの出演交渉を成立させなければ命が危うい危機に陥りました。ムーンは部下であるイグアナの事務員ミス・クローリーを通じてクレイにコンタクトを取ろうとしましたが失敗に終わりました。
ムーンはアッシュを連れて自らクレイのもとに直談判に向かいましたが、クレイの家には高圧電流が張られており、触れてしまったムーンとアッシュは気絶してしまいました。
気が付くと、ムーンとアッシュはクレイの家で介抱されていました。ムーンは改めてクレイに出演を依頼しましたが、クレイはこれまでの音楽活動の全ては今は亡き妻のためのものであり、妻と死別してからは自分の曲も一切聴いていないと言い放ちました。
ムーンは亡き妻のためにも復帰すべきだと説得しましたがクレイの意思は固く、ムーンは交渉の続きをアッシュに託して一旦引き上げました。アッシュはクレイの歌を弾き語りしてみせ、その歌に心を揺さぶられたクレイは出演を引き受けてくれました。
その頃、どうしてもダンスが上達しないジョニーはたまたま街で見かけたオオヤマネコのストリートダンサー、ヌーシーから教えてもらえることになりました。ヌーシーはクラウスの指導法が初心者向けではないことに気付き、ジョニーにダンスの初歩から教えていきました。その甲斐あってジョニーはめきめきとダンスが上達していきました。
一方、ムーンは主演のポーシャは高い歌唱力はあるものの演技に難があることから、主演を当初の予定通りロジータに戻すことを決断しました。ポーシャはこのことにショックを受け、マスコミも大々的に報じました。この件に激怒したジミーはムーンの抹殺を部下に指示しました。
SING/シング:ネクストステージの結末
命を狙われることとなったムーンは地元へ逃げることにしましたが、そこにクレイが現れ、かつての自分と同じ“逃げ続ける人生”を歩むのかと叱責しました。考え直したムーンは改めて自分が無鉄砲な人間であることに気付き、全員を集めてある提案をしました。それはジミーに無断で一夜限りで「クリスタル・タワー・シアター」をジャックし、公演を決行するというものでした。
ロジータは25匹の息子たちを使って劇場の警備を混乱させ、その隙にジョニーの父で元マフィアのビッグ・ダディが仲間たちを引き連れて代わりに劇場の警備を買って出ました。ムーンはジミーに反発するポーシャをも仲間に引き入れ、クレイが出演するとあって劇場にはたくさんの観客が詰めかけました。
遂に公演は開幕を迎え、ジョニーはダンスの練習の成果をまざまざと見せつけました。ステージにはクラウスが乱入してきましたが、ジョニーはクラウスとのダンスバトルにも打ち勝ちました。
続いてポーシャは歌唱力の高さを思う存分発揮し、リハーサルでは相手役のヤクのダリウスと息が合わなかったミーナは自分の初恋相手であるアフリカゾウのアルフォンゾを思い浮かべることで見事にデュエットを成功させました。
劇場に乗り込んだジミーは怒りを爆発させ、舞台裏にいたムーンを捕らえて高所から突き落としました。
ちょうどその頃、ロジータはグンターとのダンスシーンで高所に怯えて動けなくなっていましたが、突き落とされたムーンを助けるために勇気を振り絞って飛び降りました。無事にムーンを助けたロジータはそのままグンターと息の合ったダンスパフォーマンスを披露しました。
ジミーの行動に呆れ果てたスーキーは反旗を翻し、ジミーを閉じ込めておきました。舞台もいよいよクライマックスを迎え、トリを飾るクレイとアッシュの出番となりましたが、クレイは怖気づいたのかなかなかステージに上がろうとはしませんでした。
そこでアッシュはひとりでステージに立ち、アカペラでクレイの歌を歌い始めました。観客たちも一緒に歌い出し、勇気づけられたクレイはギターを手にステージに立ち、舞台は大熱狂のうちに幕を閉じました。ジミーはなおもムーンたちを妨害しようとしましたが、ジミーはスーキーの通報により警察に逮捕されました。
全てを終え、ムーン一行はクレイ、ポーシャ、ヌーシーも加えて地元に戻ることにしました。そこにトークショー司会者のウマのリンダ・レ・ボンが現れ、超一流の大劇場「マジェスティック劇場」で公演を開いてみないかと提案しました。ムーン一行は提案を受け入れ、ナナも加えて「マジェスティック劇場」で公演を開くこととなりました。
以上、映画「SING/シング:ネクストステージ」のあらすじと結末でした。
やっぱりいけなかったのはクリスタル社長が
バスタームーンを突き落としてたシーンと
実の娘に向かって「裏切り者引きずり下ろしてやる」って言ってた所がいけなかったなと思いました
シングスリーではクリスタル社長役の声優は中村勘九郎さんがいいと思います✨