真実の行方の紹介:1996年アメリカ映画。大司教の殺害容疑で捕まった19歳の少年アーロンは無実を主張している。彼は無実なのか・・・敏腕弁護士が挑みます。
監督:グレゴリー・ホブリット 出演:リチャード・ギア(マーティン)、ローラ・リニー(ジャネット検事)、エドワード・ノートン(アーロン)、ほか
映画「真実の行方」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「真実の行方」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「真実の行方」解説
この解説記事には映画「真実の行方」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
真実の行方のネタバレあらすじ:殺人容疑
ある日、マシュラン大司教が惨殺された遺体となって自室で発見されました。そして犯行現場から逃げ出した19歳の少年、アーロンが殺害容疑で逮捕されました。弁護士のマーティンは彼の弁護を引き受けることになりました。
真実の行方のネタバレあらすじ:調査
マーティンはアーロンに面会し、話を聞きました。するとアーロンは「自分は無実である。第3者が部屋にいて自分は気を失っていた」と言いました。マーティンはアーロンの話を信じ、無実となる証拠を集めました。まず記憶がなくなっていたという話を信じ、精神鑑定を受けさせました。アーロンの部屋を捜索していたマーティンの部下は何者かに襲われました。それがアーロンの友人であるアレックスだとわかったので、アレックスが何か知っていると思い問い詰めました。するとアレックスは大司教が自分たちに性的虐待をして、その模様をビデオに撮っていたと告白しました。
真実の行方のネタバレあらすじ:ロイの存在
マーティンはこれが殺害の動機になったのではないかとアーロンを問い詰めました。きつく問い詰めるとアーロンの様子がおかしくなりました。言動が乱暴になり、目つきも変わったのです。アーロンは多重人格で「ロイ」という凶悪な人格が出てきたのです。マーティンは犯行を犯したのはこの「ロイ」であると確信しました。
真実の行方の結末:真相
裁判の最中、マーティンは相手の検事にアーロンを追い詰めるよう差し向け、裁判官や傍聴人がいる前で「ロイ」の人格を出させました。そして「ロイ」は姿を現し暴れ検事に暴力をふるいました。これで「ロイ」の存在が明らかになり、裁判は中止となりました。アーロンは無実で入院することになったのです。アーロンにその事を伝えるとアーロンは喜びマーティンに感謝しました。しかしアーロンは「ロイ」になっている時の記憶はないはずなのに、「ロイ」の時のことをつい口走りました。マーティンは記憶がないはずなのになぜ覚えているのか聞きました。するとアーロンは本性を現しました。もともと多重人格ではなく、演技をしていただけだったのです。マーティンは愕然とし去りました。
きっと二度観てしまうであろう作品。実際、自分は二度鑑賞しました。
これから観るという方は、ネタバレや解説を見ないで観てほしい。きっと騙されるはずです。そして、もう一度真犯人に注意して観てみると色んなところにヒントが隠されています。字幕をONにして観たらもっとわかりやすいかもしれません。
もう20年も前の作品ですが、十分現代でも通用する作品だと思います。何より、役者のエドワード・ノートンの演技が素晴らしいです。見事に二重人格の役を演じ切っています。ちなみに彼はこれがデビュー作です。
驚きのある作品が観たい! という方にはお勧めの一本です。