ニューヨーク 冬物語の紹介:2014年アメリカ映画。100年の時を超えて、1人の男が繰り広げる愛と奇跡の物語を描くファンタジー。「ビューティフル・マインド」でオスカーを受賞した脚本家の監督デビュー作。
監督:アキヴァ・ゴールズマン 出演:コリン・ファレル(ピーター・レイク)、ジェシカ・ブラウン・フィンドレイ(ベバリー・ペン)、ジェニファー・コネリー(バージニア)、ウィリアム・ハート(アイザック・ペン)、エヴァ・マリー・セイント(ウィラ)、ラッセル・クロウ(パーリー・ソームズ)、ほか
映画「ニューヨーク 冬物語」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ニューヨーク 冬物語」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ニューヨーク 冬物語の予告編 動画
映画「ニューヨーク 冬物語」解説
この解説記事には映画「ニューヨーク 冬物語」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ニューヨーク 冬物語のネタバレあらすじ:運命の相手
1916年のニューヨーク。ギャングのボス、パーリーのもとから抜け出そうとして仲間に追われていたピーターは、あやういところで居合わせた白馬のおかげでその場を逃げ切る。ピーターは追っ手から逃れるために街を出ることを決意し、その前に金目の物を手に入れようと盗みに入った豪邸でその屋敷の令嬢ベバリーに出会う。赤毛で美しいベバリーに惹かれたピーターは帰り際、また会いたい気持ちを口にするが、ベバリーは自分は結核で余命が長くないことを告げる。
ニューヨーク 冬物語のネタバレあらすじ:悪の力
ピーターを執拗に追うパーリーは実は人に身をやつした悪魔で、彼は赤毛の女性がピーターを助け、奇跡を起こさせる存在であることを知り、ベバリーを狙う。ピーターは彼女を救い、白馬に乗ってベバリーの家族のいる別荘に向かう。ピーターはそこで家族らにも受け入れられ、ベバリーとも愛をはぐくんでいった。自分の境界を越えたところで手が出せないパーリーは、元天使を遣ってベバリーに毒を盛らせ、その結果2人が初めて愛を交わした夜、ベバリーは息絶えてしまう。ベバリーの葬儀のあと、ニューヨークに戻ったピーターは一味に襲われ、パーリーに橋から落とされる。死んだと思われたピーターは一命を取りとめていたが記憶をなくし、その後ニューヨークのあちこちの路上で赤毛の女性の絵をかき続けた。
ニューヨーク 冬物語のネタバレあらすじ:与えられた使命
2014年のニューヨーク。100年前と変わらない姿のままのピーターは、ある日公園で少女アビーとその母バージニアに出会う。バージニアの協力を得て、わずかな手がかりを元に図書館で資料を調べ、ベバリーのことを思い出す。その後ピーターはバージニアの家を訪れるが、そこでアビーは末期がんだということを知る。その時のアビーの姿を見たピーターは、自分が描き続けていた赤毛の女性の姿にそっくりだったことに驚き、自分が生かされていたのはアビーを救うためだったことに気づく。
ニューヨーク 冬物語の結末:永遠の愛
一方、宝石の魔力でピーターが生きていることを知ったパーリーも、100年前に見た赤毛がアビーだったことに気づき追っ手を放つ。ピーターはかつて自分を助けてくれた白馬に母娘を乗せ、ベバリーら家族と過ごした別荘へ向かう。そこでピーターは、魔王ルシファーから得て不死の力と引き換えてまで境界を越えてきたパーリーと対決、ついにパーリーを葬り去り、アビーにも奇跡を起こし救うことができた。
生かされた目的を果たしたピーターは、白馬に乗って星になったベバリーの元へと旅立った。
以上、映画「ニューヨーク 冬物語」のあらすじと結末でした。
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