荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~の紹介:2014年アメリカ映画。主役のアルバートは 監督であるセス・マクファーレン氏で脚本も務め、作品は荒野での生活にうんざりする心優しい羊飼いの男性と一流の射撃の腕を持つ美女アナとの恋愛を死闘シーンもたくさんあるがコミカルなタッチで描かれています。
監督:セス・マクファーレン 出演: セス・マクファーレン(アルバート)、シャーリーズ・セロン(アナ)、アマンダ・セイフライド(ルイーズ)、ジョヴァンニ・リビシ(エドワード)、ニール・パトリック・ハリス(フォイ)、サラ・シルヴァーマン(ルース)、リーアム・ニーソン(クリンチ)、ほか
映画「荒野はつらいよ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「荒野はつらいよ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~の予告編 動画
映画「荒野はつらいよ」解説
この解説記事には映画「荒野はつらいよ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~のネタバレあらすじ:起
そこは1882年開拓時代のアメリカのアリゾナ、決闘を挑まれたアルバートですが「穏かに解決しようよ」と銃を抜かず話し合いでなんとか解決します。彼女のルイーズからは「あなたはいい人だけど何か物足りないの」と言われ別れようと言われます。羊飼いのアルバートは何もかもが嫌になり飲みに言って「ここにある全てが僕は大嫌い」と荒野で生きる事を嘆くと店から放り出されます。クリンチ一味は旅の途中で老人と会い金を奪い老人を殺します。クリンチの妻のアナは老人を殺した事を責めますがクリンチには口答えなど出来ません。そしてアナはクリンチの指示でしばらく別行動を取る事になり、仲間のルイスと共に農場を始めるという名目でアルバートの町へやって来ました。アルバート達が酒場に居るとルイスとアナが酒場にやって来ます。そこでルイスが口喧嘩から相手を撃ち殺し、火が点いた用に他の皆も喧嘩を始めます。そんな中アルバートと友人のエドワードは二人で喧嘩の真似事をして自分達に火の粉がかからないようにするほど平和主義者です。その時二階で階段の柵が壊れ、落ちてくる柵に当たりそうになったアナをアルバートが助けます。
荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~のネタバレあらすじ:承
アルバートとアナは月を見ながら話をします。アルバートはルイーズと別れサンフランシスコへ旅立つ事をアナに話すとアナは「元カノの気を引くには別の女を見せ付けるの」と祭りに一緒に行こうと言います。翌日二人はルイーズとフォイに出くわせアルバートはフォイと射的で腕だめしをしますがもちろんアルバートは1発も的に当てる事が出来ず、掛け金を払おうとしますがアナがその手を止めアルバートの代打を申しでます。アナは高速の獲物も全て打ち落とし商品のアヒルはアルバートが受け取ります。すると「女に撃ってもらうとは・・・」とからかわれたアルバートはつい1週間後に決闘をしようとフォイに言ってしまいます。後悔でパニックになるアルバートにアナは「1週間で射撃を教えてあげる」と言い射撃の練習は始まります。自分を卑下するアルバートにアナは「優しくて面白くて頭が良い」「働き者でうまくやってるいい羊飼いだわ」と言います。決闘前夜ダンスパーティでアルバートとアナは又ルイーズとフォイに会い意地の悪いフォイに恥をかかされ、アルバート達は酒を持って外で飲むことにします。酒を取りにいったアナはフォイに薬を入れた酒を飲ませます。外で酒を飲んだ二人は自然とキスを、別れ際に二人は又抱き合います。その姿を物影から脱走したルイスが見ていることに二人は気づきませんでした。
荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~のネタバレあらすじ:転
アルバートとフォイの決闘の朝を迎え身支度をするアナの前にクリンチが現れます。決闘にやってきたですがフォイは夕べからひどい下痢でフラフラとやって来ます。決闘が始まろうとしたその時アルバートは銃を捨て、ルイーズに「君の事は大事だけど忘れてた気がする、恋愛は二人のものだってね」と言ってすたすたとその場を立ち去ります。アルバートが酒場に行きエドワードと話をしているとそこにクリンチ一味がやって来てその場の空気が凍りつく中クリンチは「手下の話ではある男がキスをした、昨夜妻にな、どこのどいつだ」と言うとアルバートはまさか自分だとは思わず「そいつぶちのめされるぞ」と言いますがクリンチの口笛でそこにアナが連れられて来られるとアルバートは声を失います。
クリンチは無意味に一人撃ち殺すと「明日の正午大通りに俺に会いに来いとな」と言うと酒場を出ます。顔を殴られアナはアルバートの名を口にします。アルバートの名前を聞きだしたクリンチが後ろを向いた時アナがクリンチの頭を石で殴り其の足でアルバートの所に行くと、荷造りをしているアルバートに直ぐに逃げるように言います。嘘をついていたアナを責めるアルバートにアナは愛してるから言えなかったといいます。
荒野はつらいよ ~アリゾナより愛をこめて~の結末
そこへクリンチ一味がやって来てアルバートはアナを屋根に逃げるように言いアナは“彼は2で打つと”と言います。やっとの思いで逃げ切ったアルバートですが気づくと部族に捕らわれていました。部族に殺されそうになりますが部族の言葉が話せることから部族はアルバートを受け入れ、飲み物を差し出します。アルバートは意識を失い夢の世界に入っていきます。羊に言われ扉を開けると教会にアナがウエディング姿でいますがコンドルになったクリンチが襲ってきますがクリンチの金玉を攻撃して退治します。夢から覚めたアルバートに部族は夢を言い当て「真の勇気を持っている証拠だ」「其の力さえ信じれば幸福が見つかるだろう」と言います。決闘の日、アナを捕まえたクリンチはアナを横に置きアルバートとの決闘を待っています。ゆっくりとした足取りでアルバートが現れアナに聞いたとおりクリンチが1を数えたとたんアルバートの銃弾がクリンチの腕に当たります。クリンチは慄きもせずアルバートは時間を稼ごうと「死ぬ前に鎮魂歌を歌わせて」と歌っている途中でクリンチは倒れます。クリンチの身体の中には昨夜アルバートが部族と作った蛇の毒が付いた銃弾が入ったのでした。青空の下、身動きの取れないような羊の群れの中でアルバートとアナは強く抱きしめあいキスをするのでした。
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