女と銃と荒野の麺屋の紹介:2009年中国映画。コーエン兄弟監督による映画、ブラッドシンプルを中国の巨匠、チャンイーモウ監督がリメイクした作品で、強い色彩とブラックユーモアがちりばめられているのが特徴です。
監督:チャン・イーモウ 出演:スン・ホンレイ(チャン(警察官))、ニー・ターホン(ワン(麺屋の主人))、ヤン・ニー(ワンの妻)、シャオ・シェンヤン(リー)、チェン・イェ(ジャオ)ほか
映画「女と銃と荒野の麺屋」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「女と銃と荒野の麺屋」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「女と銃と荒野の麺屋」解説
この解説記事には映画「女と銃と荒野の麺屋」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
女と銃と荒野の麺屋のネタバレあらすじ:荒野にある麺屋
中国にある万里の長城、その西には位置する荒れ果てた荒野の町があり、その名前を嘉峪関と言ったそうです。その場所で中華麺店を営むワンは彼の妻とともに住み込みの青年2人、そして小さな女性1人を雇っていました。店主のワンはとても強欲な持ち主であり、そして他人のことを考えない彼は住み込みで雇っている人たちの給料を何ヶ月も滞納しながら、自分は彼らの金を使って私服を肥やしていました。また、彼は自分の妻にも体罰を与えるなど凶悪な性格をもって毎日を過ごしていたのです。
女と銃と荒野の麺屋のネタバレあらすじ:妻の浮気と銃
そのせいもあり、彼の妻は旦那に目もくれず、住み込みの青年の1人と不倫をしてしまいます。その不倫は旦那からの体罰が長引くほど続くようになり、ついに観念した妻はある日近くを通りかかったペルシャ人の行商人から一丁の銃を買います。そこで、妻と不倫をしている青年は妻がなぜ銃を買ったのか、非常に不安がるようになります。また、不倫が主人にバレないか毎日ドキドキして過ごすようになりました。
女と銃と荒野の麺屋のネタバレあらすじ:警察官による密告
しかしこの妻と青年の不倫は店の外の人間に漏れていました。その人間とはこの地域を巡回する警察官だったのです。この警察官はなんと妻が銃を購入したことも知っており、合わせて主人のワンに密告をします。この報告に激怒したワンは警察官に2人の殺害をするよう依頼をします。ワンは警察官に多額の報酬を提示し、警察官は承諾をします。彼も警察の低い給料に満足していなかったためこの提示には軽々と乗ってしまいました。
女と銃と荒野の麺屋のネタバレあらすじ:銃撃
その翌日、警察官は昼寝をしている妻と青年のそばに忍び寄り、彼女の銃を見つけます。警察官はその銃をもって麺屋にいくと、なぜか店主のワンを銃撃、さらには金庫を銃で開けようとします。しかし金庫はびくともしないため、彼は逃走してしまいます。
女と銃と荒野の麺屋の結末:妻と警察官
その後、外から帰ってきた青年は店主のワンが血まみれでいるところを見て驚き、ワンを殺害するのです。チャンはもう一度金庫を開けるために店を訪れると、そこには元店主の妻がおり、彼らは金庫を巡って戦いを始めます。妻は警官を銃で撃ち、その戦いを終わらせたのでした。
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