2014年日本 トップアイドルを目指して、アイドル活動(アイカツ)をしていた星宮いちごに主役でスペシャルライブを行えるビックチャンスが。ライブのタイトルは「大スター宮いちごまつり」。会場はトップアイドルである神崎美月のライブをいちごが初めて見た、「スターライズスタジアム」。これを成功させれば、いちごは正真正銘のトップアイドルになれるかもと、親友たちとライブ成功に全力で取り組む。
映画「劇場版アイカツ!」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「劇場版アイカツ!」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
劇場版アイカツ!の予告編 動画
映画「劇場版アイカツ!」解説
この解説記事には映画「劇場版アイカツ!」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
【アイカツ!のネタバレあらすじ1、てんこ盛りの内容、まさに祭】
女児をターゲットにしたアーケードゲーム、そしてアニメでも大人気のアイカツ!がついに劇場版に。
盛大なイベント「大スター宮いちごまつり」を軸に、主人公のいちごやその仲間たちがイベントを盛り上げるべくアイカツする物語である。
イベントを作り上げるべく、主人公の星宮いちごの仲間や後輩たちが奮闘し、作り上げていく姿は見ていて心がわくわくする。
さらに、映画で初登場となりまた、「大スター宮いちごまつり」のための新曲となった「輝きのエチュード」が最大のポイントとなっている。
今まで星宮いちごが歌ってきた曲はアイドルらしいかわいらしいものが多かった。
「輝きのエチュード」はバラード調で、アイカツ専用の曲としては初めてマイクを手にして歌っている。
そこには、新しさを示しただけでなく別のメッセージが込められていた。
【アイカツ!のネタバレあらすじ2、憧れから受け継がれたもの】
大スター宮いちごまつりが成功すれば、星宮いちごは間違いなくトップアイドルとなる。
いちごはその可能性に喜びを感じつつも不安を抱えた。それは現在トップである「神崎美月」のことだ。
美月はいちごにとって憧れであり、アイドルを始めたきっかけをくれた存在。
そんな彼女を超えて1位になるということ。そして美月自身がほのめかした、「アイドルを引退」ということ。
シリーズの最初では未熟だったいちごは映画の時点では2位という圧倒的な場にいる。
それは美月という存在がいなければできなかったことなのだ。
いちごが美月にイベントに来てほしいといっても、返事ははっきりとさせなかった。
不安の顔を見せるいちごのために奮闘したのが「大空あかり」という新人アイドルだ。
あかりはいちごに憧れて、共通の学校であるスターライト学園に編入した。
けっしてステータスが高いわけではないが熱意と根性は人一倍。そんな姿をいちごはやさしく見ていた。
美月がいちごにそうしていたように。憧れは受け継がれ、劇場版で大きなバトンタッチを見せたのだ。
【アイカツ!のネタバレあらすじ3、ひそかで美しく、柔らかい愛】
この映画の最大ポイントと第1章に述べた楽曲「輝きのエチュード」だが、
実は恋愛、それもいちご自身の想いがつまった曲なのだ。
いちごが「花音」というアーティストに頼むことから始まるのだが、すぐにはうまくいかなかった。
イベントの発表記者会見で「見てくださる方が素敵な明日を迎えられるように」と述べたことで、それを軸にした励ましの歌を作った。
しかしいちごは何かが足りないと感じる。それは「美月さんへの想い」だった。
これまでの美月への感謝の気持ちなどを述べたいちごに対し、花音はそれを「恋みたいな気持ち」といった。
歌はやさしく、これまでのアイカツそしていちごの美月への想いがつまった言葉がちりばめられた名曲となった。
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