荒神の紹介:2002年日本映画。戦で傷ついた侍二人が山奥の一軒の寺に迷い込んでしまいます。そこには女と自分を荒神だという男が住んでいました。生き残った一人の侍に荒神が酒を飲みながら話をするうちに・・・という話。ラストでもう一人出演するが、実質3人だけの物語。
監督:北村龍平 出演者:大沢たかお(侍)、加藤雅也(荒神)、魚谷佳苗(女) ほか
映画「荒神」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「荒神」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「荒神」解説
この解説記事には映画「荒神」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
荒神のネタバレあらすじ:起
山奥の寺の中に一人の女がいました。物音がして扉を開けると傷ついた二人の侍が立っていました。一人は矢を突き立てられたままもう一人によりかかっています。二人は寺の中に入ると同時に倒れました。矢を突き立てられた方の侍が目覚めると、受け入れてくれた女ともう一人男が座っていました。女は一言も喋らず、食事をとりながら男と話をしました。侍は助けて繰れた礼を言って、もう一人の様子を聞きます。男によるともう一人は死んだと言います。侍は死んだもう一人を生まれ故郷に連れて帰るといいますが、男は残党がこの周辺にいるので襲われるかもしれないので今夜はここに泊まれと言いました。さらに一緒に酒を飲もうと言い出しました。
荒神のネタバレあらすじ:承
酒を飲みながら男は自分は人と接するのが苦手でここに一人でいると言いました。そして天狗の話をし始めました。天狗は実際にこの地にいて、本来の呼び名は荒神だと言いました。侍が理由を聞くと男は自分が荒神だからだと言いました。出て来る酒はワインやウオッカと舶来品でした。そして男は侍に今まで何人切殺したかと聞きだしました。侍が数えたことがないというと荒神は自分は794人で全て覚えているといい、切り殺した相手は全部覚えているのが当たり前だと言い始めました。切迫した会話に侍は、考え直し今から帰ると言いました。しかし荒神はお前は今までの自分とは違うと言い始めました。普通はあんな傷でこんなに早く回復しないと言い出しました。
荒神のネタバレあらすじ:転
侍が体を見ると傷口は全てなくなっていました。荒神が相方の肝を食べたから今までと違う体になったのだと言いました。侍は吐き気をもよおしながら荒神に襲い掛かりますが逆に刀を胸に突き刺されました。血を吐きながら悶える侍に荒神がそんなにわめかなくてももう治っているといい、侍が体を見ると傷は治っていました。そして荒神が不死身ではないと言いました、心臓を刺されるか、首を切られると死ぬと言いました。そして荒神は侍に対して、今から俺を殺せと言い始めました。助けてくれた人を殺せるわけがないと侍はいいましたが、荒神が多くの武器を見せ侍に選ばせました。そして戦わないと自分が殺されるという状況に追い込み二人は決闘を始めました。
荒神の結末
荒神は俊敏で侍の腕も達者ながら一進一退の攻防が続きます。隙をついて荒神の腕を切り落としますが、荒神は腕をくっつけて再生させます。刀同士火花が飛び散る長い攻防が続き、侍は荒神を倒しました。荒神はやっと眠れると侍に礼を言いました。時が過ぎ、今度は侍が荒神となって体中に爆薬を巻いた男と向かい合って話ています。傍らには女がいます。そして荒神となった侍は、爆薬男と決闘となりました。
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