映画「あずみ2 Death or Love」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
あずみ2 Death or Loveの紹介：2004年日本映画。浅井長政、加藤清正を討ち取ったあずみでしたが、残る標的である真田昌幸を討つために生き残った仲間のながらと伊賀忍者のこずえと一緒に旅を続けていました。しかしその途中で初恋の相手なちにそっくりな銀角と出会いますが、彼は敵側の人間だとわかります。2003年に公開された「あずみ」の続編で主演は上戸彩さんで銀角役に小栗旬さんが演じています。
監督：金子修介 出演：上戸彩（あずみ）、石垣佑磨（ながら）、栗山千明（こずえ）、小栗旬（銀角／なち）、北村一輝（井上勘兵衛）、遠藤憲一（金角）、ほか
この解説記事には映画「あずみ2 Death or Love」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
浅井長政と加藤清正の闘いから仲間がながらのみとなったあずみですが、最後の標的である真田昌幸を討つために旅を続けていました。旅の途中、加藤清正の側近であった井伊勘兵衛に襲われ、大勢の敵に囲まれたあずみ達は絶壁から飛び降ります。敵から逃れたあずみ達でしたが、ながらが傷を負ってしまい、山寺へと駆け込みます。翌日食糧調達のため、村にある「めしや」へ行き、食べ物を分けてもらったあずみは金角率いるならず者達に出会います。あずみを見た金角は一目で気に入りますが、あずみはそこを通すよう伝えます。しかしそこに銀角が入ってきました。仲間になるよう誘った銀角でしたが、あずみは少額のお金を置いて去ってしまいます。かつての初恋の相手「なち」にそっくりであった銀角をみてあずみは動揺を隠せませんでした。
山寺に戻ると南光坊天海と出会います。天海はあずみの育ての親、小幡月斎にいつも命を下していた人物で、昌幸が警戒を強めており、怪しい忍び達とも通じている、兵を挙げる必要があると伝えてきました。しかしあずみ達は自分達の使命は真田昌幸を討つことであって生きて帰ることではないと天海の助言に納得しませんでした。その後天海の手下であり、忍びのこずえが協力を申し出ます。一方あずみ達を襲った井伊勘兵衛は真田昌幸に警告をしますが、なぜ清正を守れなかったのか逆に責められていました。昌幸は10年間徳川に幽閉をいい渡されている身であり、その間に空如という女性に骨抜きにされていました。彼女は上野甲賀忍者を率いる者であり、昌幸は甲賀忍者に守られていました。お城の周りは大勢の忍者で固められています。
街道を歩く金角達は真田の味方になるよう村人に募集している一行を見つけます。お金を使い、買収する真田衆に対し、金目当てで金角たちは真田兵に入ります。この真田兵と戦う相手はあずみ、ながら、こずえの3人です。戦う相手があずみ達とわかった金角・銀角は真田を裏切り、あずみ達側につき、戦います。大勢の敵と戦いながらもあずみ達はこの軍勢に勝利しました。その後、金角・銀角にアジトを案内してもらいました。銀角がなちにあまりにそっくりであったため、ながらは驚きます。金角･銀角と行動を共にする内にあずみと銀角は距離が縮まっていきました。その様子をみたこずえはあずみが銀角に恋をしていると伝えます。ながらは真田を討つことをやめて銀角とここで暮らしたほうがあずみにとって幸せなのではないかと考え、ある日あずみの元から去ってしまいます。こずえもながらを追って去っていきました。しかしこれは作戦でこずえはながらを殺してしまいます。こずえは空如の仲間だったからです。
その頃あずみ達ですが、銀角から真田昌幸は城を出たと聞かされ、天海が狙われていると判明します。上野甲賀衆に襲われながらも天海を守りつつ戦いますが、その最中で金角が亡くなってしまいました。そこにやってきたこずえが本性を現し、ながらを殺したことを伝えます。怒ったあずみはこずえを斬りました。あずみは最後の敵、真田昌幸を討つため1人向かうことになりました。忍びの土蜘蛛と戦い、翻弄されますが、何とか倒すことに成功します。そこに空如が現れますが、銀角が助けに入り、共に戦っていきます。しかし毒でしびれたあずみをかばって背中を刺され、亡くなってしまいました。しかし空如も銀角に攻撃され逃げ帰ってしまいます。怒りを隠せないあずみは単身真田昌幸に立ち向かいます。そして昌幸と1対1で対決することになりました。この勝負で決めると周囲にも宣言します。長槍で戦う昌幸に対し、あずみは昌幸を斬り、勝利しました。そして勘兵衛が襲おうとするも昌幸の息子である幸村に制止されます。これで戦がなくなるのかとあずみがつぶやき、天海は使命が終ったといいました。その後あずみは勘兵衛にどこへ行くのか聞かれても答えないまま去ってしまいました。
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