バクステール/ぼくを可愛がってください。さもないと何かが起こります。の紹介:1988年フランス映画。犬の視点で人間の闇を描く異色のサイコ・サスペンス。独居老人ドヴィルの家で暮らすブルテリア犬のバクステールは、偏屈で退屈な彼女を嫌っていた。向かいに住む若い夫婦に引き取られたいと思ったバクステールは、ドヴィルを階段から落として殺害してしまう。晴れて若夫婦に引き取られたものの、夫妻に赤ん坊が誕生すると彼らも理想の飼い主ではなくなった。赤ん坊を殺害しようとして失敗したバクステールは、今度は1人の少年に引き取られる。バクステールは、彼こそが待ちわびていた飼い主だと期待するのだが。
監督:ジェローム・ボワヴァン 出演者:リーズ・ドラマール(マルグリット・ドヴィル)、ジャン・メルキュール(アンドレ・クッツォ)、ジャック・スピエセル(ミシェル・フェレール)、フランソワ・ドリアンクール(シャルル)、カトリーヌ・フェラン(フロランス・モレル)ほか