映画「ブリジット・ジョーンズの日記3 ダメな私の最後のモテ期」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ブリジットジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期の紹介：2016年イギリス,フランス,アメリカ映画。仕事ではテレビ局のプロデューサーとして充実しているがプライベートでは一人身のブリジット、ある日ジャックと運命的な出会いをするが同じ頃にマークとも再会する。二人と同時に関係を持っていたブリジットだがしばらくして妊娠していることが発覚し、二人の父親候補の間で揺れ動く。2001年の映画ブリジットジョーンズの日記シリーズ3作目。
監督：シャロン・マグワイア 出演：レニー・ゼルウィガー（ブリジット）、コリン・ファース（マーク）、パトリック・デンプシー（ジャック）ほか
この解説記事には映画「ブリジット・ジョーンズの日記3 ダメな私の最後のモテ期」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
昔の恋人であるダニエルの葬儀に参列するブリジット（レニー・ゼルウィガー）はそこで元彼であるマーク（コリン・ファース）が妻のカミラと参列しているのを発見する。再会した二人は気まずそうに挨拶すると別々の方向に歩いて行った。ブリジットの同僚ミランダは新しい出会いに消極的なブリジットを見かねて彼女をミュージックフェスに強引に誘う。足場の悪い会場で泥にダイブしてしまったブリジットにアメリカ人のジャック（パトリック・デンプシー）が声をかけ助けてくれるのだった。その夜、ミランダとはぐれてしまったブリジットはテントに入ってベッドに横たわる。するとそこにはジャックがいたのだった。驚くブリジットだったが、勢いに任せてジャックと関係を持ってしまう。朝になりブリジットはジャックのいないすきにテントから出て行くのだった。
ブリジットとマークの共通の友人の洗礼式に参加したブリジットはそこで再びマークと再会する。相変わらず気まずそうにする二人だったが夜のパーティーを二人で抜け出し、マークがブリジットにキスをしようとする。ブリジットはカミラのことで困惑するが、マークが彼女と離婚したことを告げると二人はキスをする。そして二人はその夜ベッドを共にするのだった。朝になりマークが目覚めるとブリジットからの手紙があり、そこにはまた恋人になるのは無理だと書いてあったのだ。
数週間後、ブリジットは体重が増えていることに気づき、このことを友人に話すと妊娠しているかもしれないと言われる。そこで妊娠検査をしてみると、結果は陽性で妊娠確定となった。驚いたブリジットだったが、それよりもジャックとマークのどちらが父親なのかが気になり、ドクター・ローリングスにいつ妊娠したかを知りたいと問いただす。しかしＤＮＡテストをしない限り、ジャックもマークもどちらとも五分五分の確率で父親の可能性があると言われるのだった。
ある日ミランダはジャックがオンラインデートサイトの創設者で超金持ちだということを発見し、ブリジットに彼女がプロヂューサーをしているショーに彼をゲストとして招待しそこで彼のＤＮＡを採取することを提案する。早速行動に移すブリジットとミランダは無事ジャックのＤＮＡを確保するが、ジャックに偶然見つかってしまったブリジットは彼に妊娠したことを告白する。しかしマークが父親の可能性もあることは言いそびれてしまうのだった。次にブリジットはマークの元を訪れ、妊娠を告白するが喜ぶマークにまたしてももう一人の父親候補の存在についてを言えないでいた。
ジャックはブリジットを訪ねに彼女のアパートに行くとプレゼントや花束を持って行き二人で子供を育てていこうと決意を表すのだった。ブリジットはＤＮＡテストが危険を伴うと考えしないことにする。そして二人の父親候補をそれぞれドクター・ローリングスの元に連れて行き、同じエコー検査を二回するのだった。ある日のブリジットの会社の発表会でマークとジャックの二人が出会ってしまう。二人を連れ出したブリジットは全てを告白し両方に謝る。ジャックとマークはショックを隠せないが今一番大事なのは赤ちゃんのことだと理解してくれる。それからというもの、ジャックとマークはどちらもブリジットを自分のものにしようと競争を始める。
ある日ジャックが自分の方が父親である可能性が高いことをマークに告げると、マークはブリジットから離れるのだった。しかしこの事を告白されたブリジットはマークの事を愛している事に気づく。マークに会いに彼の家に行ったブリジットだが彼がカミラと一緒にいるのを見てよりを戻したのだと勘違いし、一人で家に帰るのだった。それからというもの、ブリジットは一人で子供を育てる決意をする。その頃マークはブリジットとの思い出が詰まったトナカイのセーターを見つけ、ブリジットに会いに行く。そこで彼女に愛の告白をするが、その時ブリジットが破水し急いで病院へ行く。連絡をもらったジャックも駆けつけ、マークと二人でブリジットを支えるが、ブリジットはマークの手を握るのだった。赤ちゃんが生まれるとジャックとマークはそれぞれ赤ちゃんにキスをし、二人は仲直りをする。その1年後、ブリジットはマークと結婚し、そこにはジャックも参列していたのだった。
以上、映画「ブリジットジョーンズの日記 ダメな私の最後のモテ期」のあらすじと結末でした。
「ブリジット・ジョーンズの日記」の3作品目です。コリン・ファースが「英国王のスピーチ」のような英国紳士ぶりを見せ、最後はハッピーエンドになっていました。この作品の作者はBBCドラマ「高慢と偏見」のファンだそうで、そのドラマでダーシー役を演じたコリン・ファースが同名のダーシーになったようです。動画配信サイトで「高慢と偏見」をいつか見ようと思っています。レニー・ゼルウィガーはアメリカ人ですが、イギリスになじんでいる感じがします。レニー・ゼルウィガーというと、「エンパイア レコード」という映画で、シュガーハイという歌を歌っていたのが印象的です。コリン・ファースの恋敵について調べていたら、アメリカでタリーズコーヒーが倒産しそうになった時に、ドラマ「グレイズ・アナトミー」でお世話になったシアトルに恩返しするため買い取ったという話を読んで、男前と思いました。
昨年めでたく『ジュディ』でオスカーを手にした、レネー・ゼルウィガーの出世作『ブリジット・ジョーンズの日記』から早や16年。第２弾の続編からも12年経過、不器用OLブリジットもいつしか不惑を迎え、勤務先のテレビ局でも部下を持つプロデューサーとなっており、初っ端から何やら感慨深いものがあります。そんなある日、出版社時代の元上司ダニエルが事故で亡くなり、その葬儀の会場で夫人を連れたマークと再会します。かつてオンオフを繰り返していたマークとも、どうやら疎遠になっていたらしく、この微妙な空気感が切ないです。相変わらず自宅でヤケ酒の日々でしたが、同僚に連れ出された野外ロックフェスで羽目を外したあまり、イケメンIT実業家と一夜の関係を持ってしまいます。その後参加した友人の子供の洗礼式で、今度はなんとマークに再会、妻とはうまくいっていないと告白された勢いで、またしても枕を交わす事に。ほどなくして、どうやら身ごもった事に気付いたアラフォーのブリジット。産む事は決心したものの、父親が果たしてどちらなのか分からず、担当医まで巻き込み定期検診をダブルで用意したりと、大掛かりなドタバタ騒ぎとなってゆきます。いくつになっても、どこまでもユニークなブリジットワールドが繰り広げられ、男性達が振り回される様がもどかしくも可笑しく、思わずお腹抱えて笑ってしまいます。ベイビーの父親候補たちが意外にも協力し合う所も、さすがジェントルマン(メン)、ブリジットの魅力のなせる技。生きていると予期せぬ出来事が色々降りかかってくる、もろもろ何とか乗り越えて生きているアラフォー女子への、ポジティブな応援歌だと思います。
世界中の女性が共感した！あのブリジット・ジョーンズの第三作目です。コリン・ファースは結婚してもう出てこないのかと思いきや、まさかの離婚、ヒュー・グラントはお久しぶり！と思いきや冒頭で死んじゃうし・・・今回も大波乱の模様。新しい男性との出会いもあり、最後はどうなるのか、最後までわからなくてハラハラしたけど、やっぱり長年のブリジットファンとしては、ポッと出のアメリカ人より、コリン・ファースでしょ！と思ったら最後はやっぱりでハッピー。でも、最後にヒュー・グラントは生きていたことがわかり、続編の予感！？