死体と遊ぶな子供たちの紹介:1972年アメリカ映画。離れ小島の墓地へ死者を蘇らす儀式に来た劇団員たちが、蘇らない死体を馬鹿にして冒涜したため、本当に死者が蘇り、劇団員たちに襲いかかるというゾンビ映画の古典というべくカルト作品です。後に大ヒットした『サンゲリア』の元ネタのような内容です。
監督:ボブ・クラーク 出演者:アラン・オームズビ(アラン)、アニア・オームズビ(アニヤ)、ヴァレリー・モーチェス(ヴァル)、ジェーン・デイリ(テリー)、ポール・クローニン(ポール)、ジェフリー・ギレン(ジェフ)、ロイ・エングルマン(ロイ)、ロバート・フィリップ(エマーソン)ほか
映画「死体と遊ぶな子供たち」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「死体と遊ぶな子供たち」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
死体と遊ぶな子供たちの予告編 動画
映画「死体と遊ぶな子供たち」解説
この解説記事には映画「死体と遊ぶな子供たち」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
死体と遊ぶな子供たちのネタバレあらすじ:起
夜、アラン座長率いる演劇団のメンバーのポール、テリー、ヴァル、ジェフ、アニヤは船に乗って対岸の島に渡りました。アランによると、これから演劇に使う儀式をやろうと言う事ですが、詳しい事は聞かされませんでした。そして夜の墓場にふさわしい怖い話をしながら、一軒家に入りました。変な匂いがすると言うアニヤに、ここの墓地は死体を浅く埋めているからだと言いました。
そして墓地に向かいました。墓地に着くと、アランが死者を蘇らす儀式をすると言い、ジェフらに死体を掘り起こさせました。そして呪文を唱えると死体が蘇り、二人のゾンビが襲ってきました。わめき散らすメンバーを見てアランが笑いました。ゾンビになっていたのは劇団のロイとエマーソンでした。前日からアランと3人で周到に準備していたのでした。
死体と遊ぶな子供たちのネタバレあらすじ:承
これだけかと思っていたメンバーでしたが。アランが本当の死体を選んで掘り出しました。そしてオービルという死体を十字架に張り付け、呪文を皆で唱えました。当然のように死体は蘇らず、ヴァルがアランに怒って馬鹿にし始めました。これを機に死体の冒涜が始まりました。そして死体を一軒家に連れて行き、花嫁のブーケを付けてアランと結婚式を挙げるという悪ふざけを行いました。その後、アランは部屋のベッドに死体を寝かせ、添い寝しました。このアランの行動にあきれた他のメンバーは船で帰る計画を立てていました。
その時、墓地で掘り返した死体を埋めていたロイとエマーソンが死体の指輪を取ろうとした時、遂に死体が蘇りました。そして土の中から次々と死体が蘇りました。ゾンビとなりエマーソンは食われました。他のメンバーが船に向かっていた時、ロイが血まみれで逃げてきました。その後ろにはゾンビ達がいました。
死体と遊ぶな子供たちのネタバレあらすじ:転
慌てて一軒家に戻ったメンバーは、出入り口をふさぎました。自分たちの安全を確保したメンバーは、逃げる計画を立てました。ポールが助けを呼びに行くと言うので、他のメンバーが別の扉から注意を引くように騒ぎ立てました。隙を見て飛び出したポールでしたが、あっさりゾンビに食われてしまいました。
ポールが食われて悲しんでいるテリーもゾンビに捕まり、食われました。アラン、アニヤ、ヴァル、ジェフが生き残りました。ジェフが死者を鎮める呪文があるはずだと言い、アランが読み上げました。するとゾンビ達は墓地の方へと帰って行きました。
死体と遊ぶな子供たちの結末
静まり返ったことで、4人は船に向かいました。森を抜けて墓地に出た時、ゾンビ達が待ち伏せていました。墓地でジェフとヴァルが食われました。アランとアニヤは一軒家に逃げ帰りました。しかし塞いだ扉をゾンビ達が壊し、入って来ました。二人は2階へ逃げました。階段をゾンビ達が追ってきました。
そこでアランはアニヤをゾンビ達の元へ突き落としました。その隙に2階の部屋に入ったアランは愕然としました。ベッドに寝かせてあったオービルがゾンビとなって蘇っていました。そしてオービルはアランを襲い食いました。劇団員全員が死亡すると、ゾンビ達は続々船に乗り込むのでした。
以上、映画「死体と遊ぶな子供たち」のあらすじと結末でした。
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