血まみれスケバンチェーンソーの紹介:2016年日本映画。うぐいす学園でスケバンをはるギーコは、チェーンソーを持って登校し、暴れまくっていました。元いじめられっ子のネロは、ネロ様と崇められ、生徒達を改造して人間兵器にしていました。ネロの最終目標はギーコでした。ネロに恨まれる覚えのないギーコは、訳のわからないままネロを追い詰めました・・という内容のコメディスプラッター映画です。
監督:山口ヒロキ 出演者:内田理央(鋸村ギーコ)、山地まり(碧井ネロ)、佐藤聖羅(爆谷さゆり)、玉城裕規(怨憎)、奥田佳弥子(仙崎)ほか
映画「血まみれスケバンチェーンソー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「血まみれスケバンチェーンソー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
血まみれスケバンチェーンソーの予告編 動画
映画「血まみれスケバンチェーンソー」解説
この解説記事には映画「血まみれスケバンチェーンソー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
血まみれスケバンチェーンソーのネタバレあらすじ:起
うぐいす学園でスケバンをはる鋸村ギーコが、3人の男女高校生に襲われます。3人は全員改造されていました。3人を得意のチェーンソーでぶった切ったギーコに、爆谷さゆりが向かってきます。さゆりもネロによって改造されていたのです。
真面目なチアリーダーだったさゆりは、クラスメートからヤリマンと噂され、いじめられていました。その時ネロに出会って改造され、自分を馬鹿にした者たちへ復讐をしていました。
そしてさゆりは股間から砲撃を放ちました。ギーコはチェーンソーでさゆりの腕を切り、倒れて動かなくなったさゆりを見て、傷口を縫ってあげました。ギーコは毎日チェーンソーを持って登校していました。しかし指導の先生に止められたとき、助けてくれたのがネロでした。
血まみれスケバンチェーンソーのネタバレあらすじ:承
ネロは死んだ猫を改造して生き返らせます。それはクラスメートの猫で、殺された女子がネロに暴言を吐きますが、止めに入った先生が逆に生徒達に攻撃されます。
ギーコは追試を受けなければなりませんでした。しかし先生は、ネロに改造されるのを恐れ、職員室に籠城していました。廊下でゾンビ忍者部隊3人に襲われます。3人は忍者同好会のメンバーで、ネロに改造されていました。女子から男子に改造された范増がリーダーですが、ギーコに笑われました。ギーコは忍者部隊2人を動かなくなったチェーンソーで倒し、機械工作部に入りました。
中には部長の仙崎がいました。仙崎によると、ネロに脅され改造用の部品を作らされていました。そんな話をしながら仙崎はチェーンソーを修理します。
血まみれスケバンチェーンソーのネタバレあらすじ:転
仙崎はパワーアップしたチェーンソーを披露します。再び忍者部隊が襲ってきました。今度はチェーンソーで二人をぶった切りました。ギーコは仙崎に追試を全て教えてもらい提出しました。
仙崎はギーコに部員たちの仇をうってくれと頼みます。相手にしないギーコに仙崎は、部員たち18人がネロによって改造され、失敗作として殺されたと言いました。そしてこのままでは全員がネロに改造されると言います。それを聞いたギーコはネロを倒す気になります。
すると放送室からネロの声がしました。ギーコは放送室へ押し掛けました。するとネロは逃げ出しました。ネロに改造された先生や生徒をぶった切りながら屋上にネロを追い詰めます。向き合った二人でしたが、ギーコはネロに、どうして自分を襲うんだと聞きます。
血まみれスケバンチェーンソーの結末
昔、ネロと屋上で会ったギーコは、キスの仕方をネロに聞いていました。答えなかったネロにギーコは、同じ仲間だからいいか!と言いました。この仲間という言葉が、支配者になるためのネロには不愉快でした。いじめられっ子だったネロが復讐の為に、改造していたのに、仲間と言われると復讐心が薄れるからだと言いました。
ギーコはそんな軽いものは復讐心じゃないと言います。そして二人は戦います。ネロのチェーンソーには部員たちが埋め込まれていました。切りつけられたギーコが倒れた時、爆谷さゆりがやって来ました。二人を制止するも、ネロによって自爆装置を起動させられ、屋上から飛び降り爆発しました。するとチェーンソーの部員たちが反発し、チェーンソーを無効にしました。ギーコはネロに抱き着き、キスをして仲間だと言って、チェーンソーでネロの腹を突き破るのでした。
以上、映画「血まみれスケバンチェーンソー」のあらすじと結末でした。
原作漫画と異なりギーコがネロに対して恋心を抱いているというのが、私の感覚では何とも理解し難いです。それでも、単体のスプラッター映画として見ればそこそこ見られないこともありません。ネロの性格の悪さも原作そのままであったため、ある意味では安心しました。