ハイジャック 台湾海峡緊急指令の紹介:1988年中国映画。中国の巨匠、チャン イーモウ監督が作った初めてのアクションスリラー映画であり、犯人との攻防で中国と台湾が協力する様が描かれます。
監督:チャン・イーモウ、ヤン・フォンリャン 出演: リウ・シャオニン、ワン・シュエチー、ジュディ・ディクソン、コン・リー、グォ・ヨウほか
映画「ハイジャック 台湾海峡緊急指令」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ハイジャック 台湾海峡緊急指令」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ハイジャック 台湾海峡緊急指令」解説
この解説記事には映画「ハイジャック 台湾海峡緊急指令」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ハイジャック 台湾海峡緊急指令のネタバレあらすじ:ハイジャックされた飛行機
88年9月3日、台湾の大物人物である屈を乗せた飛行機は台湾の首都である台北の飛行場から飛び立ち、韓国のソウルへ行こうとしますが、途中で何者かにハイジャックされ、飛行機は中国大陸に緊急着陸することとなります。
ハイジャック 台湾海峡緊急指令のネタバレあらすじ:犯人の要求
ハイジャック犯は当局に対して台湾の刑務所に収監されている囚人仲間を釈放するよう要求してきたのです。しかしハイジャック犯は北京当局に自らの問題を解決させようとしますが、北京と台湾には交流がなく、この事態にうろたえた台湾政府は北京政府と共同で問題の排除を行うことを決定、すぐさま台湾タスクフォース部隊、並びに北京の人民解放軍部隊が共同で飛行機の人質救出作戦を行うこととなりました。
ハイジャック 台湾海峡緊急指令のネタバレあらすじ:人民解放軍と台湾による説得
最初に人民解放軍がヘリ2機で不時着した飛行機の周りを旋回し、ヘリが着陸した時点で解放軍部隊が飛行機の周りに拡散、部隊長は無線でハイジャック犯に要求を聞きますが、事態は膠着したままとなり、電報により台湾の交渉者がやってきます。そんな中説得が再開され、解放軍の兵士がハイジャック犯に射殺されるという事態に発展します。兵士は飛行機の上で工作を行っていたのでしたが、犯人に見つかってしまったのです。
ハイジャック 台湾海峡緊急指令のネタバレあらすじ:不審人物の確保
そして解放軍兵士は林の中で隠密に行動をしている一人の不審人物を拘束、彼は犯人が5人であることを兵士に話します。これにより解放軍は飛行機の外に砲撃をし、犯人への陽動作戦に出ます。犯人は飛行機に着火することを恐れ、人質を解放しようとしますが、拘束している人物が犯人に合図を送ってしまったため、人質解放は振り出しに戻ってしまいます。犯人は引き続き解放軍に不審人物を自分たちのところへ戻すよう要求しますが、解放軍は要求を呑まなかったため、人質の一人を射殺します。これを受けて解放軍は不審人物をハイジャック犯に引き渡すことを決定するのです。
ハイジャック 台湾海峡緊急指令のネタバレあらすじ:犯人の要求を呑む
その後、人質の水の要求により、人民軍は麻酔の入った飲料を犯人たちに届けることにしました。しかし、また一人が犯人に射殺されるという事態に陥ります。そこで台湾の交渉者はハイジャック犯の要求を呑み、囚人仲間をヘリで届けることにしました。
ハイジャック 台湾海峡緊急指令の結末:人質と犯人の最後
夜になり、ヘリが到着、その後犯人と人質が飛行機の外部に出た時点で解放軍の兵士による銃撃が行われ、犯人たちは死亡します。最後に解放された囚人が一人の人質に銃を向けますが、囚人は人質を射殺、囚人も銃撃されて死亡、遺体は回収され、長時間に渡る攻防は幕を閉じたのでした。
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