名探偵コナン 天国へのカウントダウンの紹介:2001年日本映画。「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」はコナンシリーズの第5作目の劇場版作品です。コナンの宿敵である「黒の組織」が初めて劇場版で登場した作品です。そのため緊張感漂うストーリーになっています。名探偵コナンシリーズが単なるアニメの映画化でなく、れっきとした大作映画であると世の中に知らしめた作品でもあります。名探偵コナンシリーズが好きな人にはたまらない登場人物がたくさん映画の中で登場し、ストーリーも良く出来ているので、人気のある作品です。
監督:こだま兼嗣 声優:高山みなみ(江戸川コナン)、山崎和佳奈(毛利蘭)、神谷明(毛利小五郎)、山口勝平(工藤 新一)、林原めぐみ(灰原哀)、堀之紀(ジン)、立木文彦(ウォッカ) ほか
映画「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」解説
この解説記事には映画「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」のネタバレあらすじ:起
西多摩市にキャンプに訪れていたコナン一行は、帰り道に新しく出来たツインタワービルを見学しに行きます。そこで小五郎と蘭達に会います。このビルのオーナーである常盤美緒に招待されていたのでした。
合流したコナン達は美緒の秘書のちなみ、専務の原にビルを紹介され、景色の良いフロアーに案内されます。また、パーティー会場では日本画家の如月、市議会議員の大木、ビルの設計者の風間を紹介されます。
コナンはビルの景色を楽しんでいる中で、黒の組織であるジンの愛車『ポルシェ365A』を見つけます。その夜、タワーにあるスイートルームで大木が何者かに殺害されてしまいます。そして遺体のそばには猪口(ちょこ)が一つ置かれていました。
「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」のネタバレあらすじ:承
コナンと少年探偵団は大木殺害事件の調査を始めますが、マンションの一室で原の遺体を見つけてしまいます。同じように猪口が遺体のそばに置いてありました。
警察が連続殺人事件として調査する中、灰原が怪しい行動をとるようになります。警察はツインタワービルのオープンパーティーを美緒に中止するように言いますが、美緒はパーティーを決行します。しかしその美緒も遺体となって発見されてしまいます。
しかも、黒の組織がビルに仕掛けた爆弾によって爆発してしまいます。炎に包まれ退路を失った蘭とコナンですが、何とか脱出します。しかし少年探偵団がビルに残されていることに気づいたコナンは、彼らを助けに再びビルの中へと入って行きます。
「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」のネタバレあらすじ:転
コナンは少年探偵団を助けることができましたが、パーティー会場で、連続殺人事件の犯人が自殺しようとしていることに気づきます。犯人は画家の如月でした。
如月は富士山を描くことが大好きだったのですが、富士山と自分の家との間にツインタワービルが建てられ富士山を描けなくなった上に、画家としての才能も尽きてしまったことにより、ツインタワービルの関係者を恨んでいたのでした。
コナンは麻酔針を使って如月の自殺を止めることはできましたが、パーティー会場に黒の組織が仕掛けた爆弾があることに気づきます。爆弾は30秒後に爆発してしまいます。コナンはパーティーの景品であったスポーツカーで脱出することを試みます。そのためには正確に30秒をカウントダウンする必要がありました。
「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」の結末
実は歩美はしっかり秒数をカウントできる特技を持っていました。歩美のカウントを頼りにコナンはスポーツカーにみんなを乗せて脱出しようとします。ところがそこに灰原が乗っていません。
灰原は、自分がいると黒の組織にみんなが狙われてしまうから、もう自分はここで命を断ちたいと言います。コナンが説得しますが灰原の心は動きません。
そんな中、少年探偵団の元太が灰原を無理やり車に乗せます。元太は事情も分からぬまま、夢中で灰原を乗せたのでした。そのため、全員助かることができました。
ターゲットが見つからなかった黒の組織は退散します。そして灰原はこの事件で少しだけ自分の居場所を見つけたような気がしたのでした。
以上、「名探偵コナン 天国へのカウントダウン」のあらすじと結末でした。
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