0:34 レイジ 34 フンの紹介:2004年イギリス,ドイツ映画。地下鉄の終電に乗り遅れたキャリアウーマンが、地下鉄の地下道に住む奇形殺人鬼に襲われる内容のスラッシャーホラー映画です。深夜の閉鎖された地下鉄や地下道での殺人鬼とのこうぼうが見どころです。
監督:クリストファー・スミス 出演者:フランカ・ポテンテ(ケイト)、ショーン・ハリス(クレイグ)、ヴァス・ブラックウッド(ジョージ)、ジェレミー・シェフィールド(ガイ)、ポール・ラットレイ (ジミー)、ケリー・スコット(マンディ)ほか
映画「0:34 レイジ34フン」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「0:34 レイジ34フン」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
0:34 レイジ34フンの予告編 動画
映画「0:34 レイジ34フン」解説
この解説記事には映画「0:34 レイジ34フン」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
0:34 レイジ34フンのネタバレあらすじ:起
下水を点検する二人の中高年コンビがいます。下水道の途中に穴が開いているのを発見した初老のアーサーが調べるために中に入りました。相棒のジョージは後からゆっくり追いました。その時アーサーの叫び声が聞こえました。駆けつけるとアーサーは倒れていました。そしてジョージも襲われてしまいました。ロンドンではパーティが開かれていました。黄色い服に身を包んだケイトは男たちの人気者でした。そしてケイトはタクシーで帰ろうとしますが拾えませんでした。地下鉄で帰ることにしたケイトは終電を待っている間睡魔に襲われ眠ってしまいます。ケイトが目を覚ますと終電は去った後でした。駅の柵は施錠されケイトは外にも出れなくなっていました。
0:34 レイジ34フンのネタバレあらすじ:承
その時電車がホームに止まりました。ケイトはすぐ乗り込みました。乗客は誰もいません。車内の電気が消えました。誰か乗っていました。ケイトが無視するとそれは同じ職場のガイでした。ガイは下半身を露出しケイトにせまります。しかし電車の扉があいてガイはホームの下に引きずり込まれました。怖くなったケイトは電車を降り逃げました。しかしこの駅も施錠され出れませんでした。突然犬が走りだし、地下の抜け道に逃げました。ケイトも後を追いました。そこはホームレスの寝場所でした。ジミーとマンディというカップルでケイトは話をして仲良くなりジミーの案内で警備員室にむかいました。そのころマンディの叫び声が聞こえました。ジミーが駆けつけると血の後だけが残りマンディの姿はありませんでした。線路にガイがいました。警備員室を見つけ助けを呼びますが警備員は首を切られ殺され、ガイも死んでしまいました。
0:34 レイジ34フンのネタバレあらすじ:転
ケイトは地下道へ戻りました。ジミーに線路を歩いて次の駅へ行こうと言って二人は歩き始めました。電車が向かって来て止まりました。二人は電車に乗り込みました。ジミーが殺されました。ケイトは電車を降り暗闇の中の地下を逃げました。とある入り口かありそこに入ると奇形の男がいました。ケイトは捕まり水の中の檻に入れられました。そこには点検をしていたジョージも捕えられていました。奇形男はこの場所に殺した死体を集めていました。ケイトがジョージに水の底まで柵が無いので潜って逃げようと誘いましたが、ジョージは乗り気ではありませんでした。奇形男がやって来たのでケイトは潜り檻から脱出しました。そして奇形男をハイヒールで襲いジョージを助け二人で逃げました。
0:34 レイジ34フンの結末
二人は奇形男の住む部屋の異様な光景を見ました。そしてマンディを発見しましたが死んでいるようでした。しかしマンディは生きていました。奇形男の実験材料になっていました。嫌がるマンディに奇形男は股間に刀を突き刺し殺しました。逃げる二人に奇形男は追いつきました。ジョージに噛みつきましが反撃にあいジョージに殴られます。ケイトはとどめを刺そうとしましたが失敗し逆にジョージは鉄筋に頭を貫かれ殺されました。逃げたケイトですがすぐ追いつかれ奇形男にいたぶられ始めます。隙をついてケイトがカマ上のフックで奇形男の首を刺しました。奇形男は首から血を流し金きり声を上げ力尽きました。ケイトは線路を歩いて次の駅のホームに着きました。ジミーの飼っていた犬がやって来ました。犬を抱きかかえたケイトの周りには朝を迎え地下鉄をりようする客がホームに集まり始めました。
設定のアイディアがいいですね。
夜の地下鉄に閉じこめられた。出ることができない。地下の裏側にはおぞましい殺人鬼がひそんでいた。
自分たちの生活圏内に恐怖の対象が潜んでいる、という設定は恐怖を盛り上げるポイントになっていると思います。
あと、印象的だったのが、やっと殺人鬼から逃れて地下鉄ホームに出ると、もう始発が出る時間になっていて、ボロボロになった主人公の前に、ビジネス客が施しをおいていく、というシーンです。セリフや説明ではなく、いかにも映画的なユーモラスな描写で、助かったことをわからせています。うまいと思いました。