映画「デイライツ・エンド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
デイライツ・エンドの紹介：2015年アメリカ映画。人間が広がった感染症によりゾンビと吸血鬼を足したようなクリーチャーになった世界で、一人物資を求めて走るトムが、途中で助けたサムの誘いで生き残った人たちを守る集団と一緒になり、クリーチャーに戦いを挑むというサバイバルホラーアクション映画。噛まれると感染するゾンビの要素と、太陽の光を浴びると焼け死んでしまう吸血鬼の要素を織り交ぜ、全編にわたり銃撃シーンの連続です。
監督：ウィリアム・カウフマン 出演：ジョニー・ストロング（トム）、ランス・ヘンリクセン（フランク）、ルイス・マンディロア（イーサン）、チェルシー・エドモンドソン（サム）、ハキーム・ケイ=カジーム（クリス）、クシシュトフ・ソシンスキー（アルファ）、クリス・カーソン（デュガン）、ゲイリー・ケアンズ（ドリュー）ほか
この解説記事には映画「デイライツ・エンド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
何かの感染症で人間がゾンビと吸血鬼を足したようなクリーチャーに変体した世界。そんな荒廃した街を、物資を探しながら進むトムは、ある建物の中に入ります。殺された人間が横たわる暗い店内を警戒して探していると、クリーチャー達が現れます。武装したトムは銃で撃ち殺しながら逃げます。
そしてクリーチャーのリーダーで、フードをかぶったような男アルファが現れます。トムの目的はアルファでした。外では、赤ちゃんの人形を抱いた女が座っています。パトカーに乗った武装した男女が降りて様子を見ていると、罠を仕掛けたギャング団が銃撃してきます。唯一の女性のサムだけ殺さず、残りのメンバーを皆殺しにします。
リーダー格の男がサムに近づきました。そしてサムをレイプし始めます。その時トムが銃撃し、武装ギャングを全滅させます。礼を言ったサムは、赤ちゃん人形を抱いた女を抱きかかえ、トムに「ダラスにある私たちのアジトに一緒に来ないか？」と言います。
トムの車でアジトの近くに来ると、サムが仲間のイーサンに電話します。イーサンの指示でフランクらが武装して車で迎えに行きました。
トムらはアジト近くで車を降りますが、陽が落ち背後から多くのクリーチャーが追ってきていました。フランクらの攻撃でアジトのビルに潜り込むと、そこは警察署でした。中には武装した男と、非武装の一般市民がいました。武装集団が管理をし、市民は留置場を住居にしていました。
武装した男たちは、新顔のトムを信用していませんでした。そこでフランクがトムに話をし、武器を預かり留置場に入れて鍵を掛けます。サムはイーサンやフランクに、ギャングに襲われ仲間が死んだこと、そしてサムに助けられたこと、さらに移動可能な飛行機を見つけたことを報告します。
身の危険を感じることのなくなったトムは、留置場で眠りにつきます。夢に愛するケイティが出てきました。そしてクリーチャーに変体するケイティを見て目覚めます。翌日サムがトムに、生き残った人間の住居地区があるハバに行く予定であることを知らせます。
そのころ、無線が通じなくなりイーサンが調整していました。留置場を監視していた男性が、侵入してきたクリーチャーに襲われます。異変に気付いたトムは、隠し持っていたナイフで鍵を開け、武器を取りクリーチャーを射殺します。
イーサンは無線が使えない事から、車で脱出し飛行機まで行って飛び立とうとシャッターを開けようとしましたが、作動しませんでした。フランクらがシャッターの前を外から見に行くと、クリーチャー達が夜の間に車でバリケードを築いていました。
トムがここに来たからクリーチャーが集まったと、トムを非難する声が上がりはじめます。今後どうするか話し合いをすると、トムがクリーチャーのリーダーのアルファを殺せば統制が取れなくなり、その隙に逃げられると言うと、賛同者が集まります。フランクとサムは街で動く車を見つけて飛行機まで行くべきだと言います。
話し合いがつかず、イーサンも加わり、トムらはクリーチャーを攻撃する為に昼間のうちに出発します。サムはフランクが屋上で監視しながら、街で車探しを始めます。太陽の光を浴びると死んでしまうクリーチャーは、暗いビルの広いスペースで寝ています。先制攻撃とばかりドリューが爆弾を仕掛けに行くと、アルファに見つかり殺されます。
これを境にクリーチャー達が襲ってきます。トムらは銃撃と手りゅう弾でクリーチャーを殺しながら逃げます。一人また一人と殺され、アルファに追い詰められますが、アルファはいったん引き揚げます。
クリスが噛まれてクリーチャーに変体し、イーサンに襲いかかります。トムがクリスを射殺すると、イーサンもクリスに噛まれていました。最後の酒を飲んだイーサンはクリーチャーに変体しトムに射殺されました。
一旦アジトに戻ると、サムが全員が乗れる大型バスを見つけていました。しかしクリーチャー達が背後から追ってきています。一目散にアジトに逃げ込みますが、次々襲われ、トムとサムら十数人が屋上へつながる階段の扉を閉めて立て籠もります。
サムはトムの腕に刻まれたケイティの事を聞きます。ケイティはアルファによってクリーチャーにされたことで、自分がアルファを追っていると言います。
やがて扉は破られ、クリーチャーが襲ってきました。迎え撃つメンバー達でしたが、やがて一人ずつ殺されます。トムはアルファを見つけ銃弾を数発撃ちこみますが、アルファは平気でした。格闘となり銃を落としたトムはナイフで戦いますが無理でした。
屋上の扉まで追い詰められたトムは、一か八かでアルファに飛び掛からせ、一緒に朝日の当たる屋上に飛び出す作戦に出ます。上手く成功し、アルファは焼け死にました。下を見下ろすと、サムらがバスに乗ろうとしています。トムに「一緒に行こう」と言いますが、トムは「まだこれからクリーチャーを倒しに行く」と言って乗り込みませんでした。
以上、映画「デイライツ・エンド」のあらすじと結末でした。
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