映画「バイオハザード・アイランド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
バイオハザード・アイランドの紹介：2012年アメリカ映画。突然拡散したゾンビ達から逃げるために、途中で知り合った女性と一緒に、ゾンビのいない島へボートで向かったエルビスでしたが、その島にもゾンビ達が居て襲われました。しかし、軍人のカート率いる集団に助けられ一緒に生活するようになりまが・・・という内容のゾンビ映画です。低予算作品ながら真面目に作られた作品で、正統派のゾンビ物と言えます。
監督：アダム・デヨー 出演者：マリッサ・メリル（ツイーター）、スコット・ピート（エルビス）、ジェームズ・Ｃ・バーンズ（カート）、コーシカ・ウィルソン（レイチェル）ほか
この解説記事には映画「バイオハザード・アイランド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
救命救急士のエルビスは57週前、倒れた人の蘇生に失敗し、死亡を確認しました。しかしその死体が蘇り、かくして全米はゾンビが拡散しました。
子供を連れ家を出た妻を探すためエルビスは彷徨っていました。ネットも携帯も使えない世界になったものの、偶然友人に連絡が取れ、マイアミに向かいました。マイアミでは無線でコーディーという少年と隠れている女性から連絡が取れましたが、名前を聞くと通信を切られました。友人の教えてくれた部屋に隠れ、食料を食べていると、何者かが食料を盗みに来ました。それは女性で、先ほど無線した女でした。女は名前をツイーターと名乗り、１０歳のコーディも一緒でした。友人からボートに乗れる連絡の入ったエルビスは、ツイーターたちも連れて、友人の居る場所に向かいました。
３人はボートでデ・ソド島へ向かいました。船室に潜んでいたゾンビにコーディが噛まれ、やむなくエルビスはコーディの頭を銃で撃ちぬきました。島が見え始めた頃、ボートは燃料切れになり、二人は泳いで上陸しました。レストランに侵入して物色していると、ゾンビ達に襲われました。すると銃声が聞こえ、ゾンビを退治する男たちに助けられました。男たちは二人を連行し、施設に入れ、服を脱がして身体検査を行い、手を縛られ座らされました。
施設のリーダーのカートがやって来て、ゾンビに噛まれていないかどうかの検査だと言われ、エルビスが救命士であったため、二人の仲間入りが許されました。二人には部屋が与えられ、周辺の警備役に回されました。更にツイーターは、かたくなに心を閉ざすカートの娘レイチェルの話し相手にもされました。
海岸線を警備中に、妻が足を負傷した夫婦を見つけ、助け出しているとゾンビに襲われました。負傷とされる妻は実はゾンビに噛まれていて、すぐにゾンビになり襲ってきました。アレックスが噛まれ、夫も噛まれました。施設に帰ると、エルビスはアレックスの射殺を命じられました。その夜エルビスはツイーターと愛し合いました。
翌日、ツイーターはビデオテープを見つけて再生しました。それは、ソンビに噛まれた人間を食用にする方法が収められていました。夜、エルビスがカートに呼び出されました。カートは妻ともう一人の娘がゾンビになり射殺したことを話し、生き残った人を守るためと言って、ソンビに噛まれながら、救出した夫から食用肉を取れと言われました。悩んだ末、エルビスは男を解体しました。その後、皆でビーフジャーキーを食べました。毎日食べるビーフジャーキーは人肉だったのでした。
カートの考え方に傾向するエルビスを見限ったツイーターは、レイチェルが話したヨットを探しに行きました。見つけたものの、トミーに見つかりレイプされそうになり、トミーを刺しました。するとゾンビ達がやって来て、トミーに噛みつきました。トミーは走るゾンビとなりツイーターを追いかけ、施設へと侵入しました。仲間たちに次々噛みつき、外のゾンビ達もなだれ込んできました。
ツイーターはレイチェルを連れヨットに向かいました。エルビスとカートがソンビ退治するも、数が多すぎる為、ツイーターらを追いました。やがてカートが走るのをヤメ、ゾンビに噛まれた腕を見せました。エルビスは一人で追いかけ合流しました。ゾンビをかわしながらヨットに乗り、帆を上げると桟橋でカートが見つめていました。ツイーターはエルビスに本当の名前はベスだと教えました。エルビスと手を握り合ったツイーターの手は変色していました。
以上、映画「バイオハザード・アイランド」のあらすじと結末でした。
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