映画「怪盗グルーの月泥棒」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
怪盗グルーの月泥棒の紹介：2010年アメリカ映画。ユニバーサル・ピクチャーズ制作で初の3Dアニメ映画。盗みや人の嫌がることばかりする怪盗グルーがひょんなことから三姉妹の父親がわりになります。始めは子供嫌いのグルーなため、子供達に冷たく当たりますが、子供達と暮らすうちに本来の温かい気持ちを取り戻し、本当の幸せとは何なのか気づいていく過程を描く。映像が可愛らしく、ミニオンたちのおかしく楽しい動きに画面に釘付けになります。日本語吹替版では怪盗グルーの声を笑福亭鶴光さんが担当しています。
監督：ピエール・コフィン、クリス・ルノー 出演：スティーヴ・カレル（グルー）、ジェイソン・シーゲル（ベクター）、ラッセル・ブランド（ネファリオ博士）、ジュリー・アンドリュース(グルーの母）、ウィル・アーネット(パーキンス氏）、クリステン・ウィグ(ハッティーさん)、ミランダ・コスグローヴ(マーゴ)、ほか
この解説記事には映画「怪盗グルーの月泥棒」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
怪盗軍団ミニオンのリーダーであるグルーは、郊外の秘密基地に黄色い小さな生物であるミニオン達と共に、ネファリオ博士が開発した道具を使って盗みを働いていました。
しかし最近では目立つような悪党としての華やかな活躍はありませんでした。そこで最大に目立つ盗みということで、月を盗もうと考えます。
しかし資金は底を尽き、悪党銀行へ融資を申し込みに行きますが、けんもほろろに断られてしまいます。月を盗む為には、「縮小ビーム銃」という、月を縮小させて盗みやすくする銃が必要でした。グルーはその銃を手に入れます。
グルーは、「縮小ビーム銃」を手に入れましが、ライバル怪盗・ベクターに銃を盗まれてしまいます。グルーはベクターの家に出入りしてクッキーを売っている三姉妹を利用して、何とか銃の奪回に成功します。
三姉妹は養護施設におり、親のいない寂しい子供達で、施設の職員にクッキーを売るノルマを課せられていました。グルーは三姉妹に懐かれてしまい、共同生活を送ることになります。
最初は嫌がり、めんどくさがるグルーでしたが、遊園地などで一緒に遊んだり生活する内に、子供達に少しずつ愛情が芽生えていきます。
盗みの仕事に身の入らないグルーは、ネファリオ博士に三姉妹を追い出せと言われてしまいます。仕方なく三姉妹を養護施設に戻してしまいます。
三姉妹の末っ子のアグネスからグルーに、バレエの発表会に来て欲しいと言われますが、その日はグルーが月を盗む日でした。
グルーはロケットに乗って宇宙へと旅立ち、「縮小ビーム銃」で月を盗むのに成功します。しかしその時にグルーのポケットから、アグネスから渡された発表会のチケットが宇宙に舞います。
グルーは三姉妹のバレエを見にいく為に猛スピードで地球へ帰ります。急いで戻ってきたグルーでしたが、バレエの発表会は終わっていました。
発表会の会場には、ベクターから「三姉妹を誘拐した」というメッセージがありました。返して欲しければ、月をよこせと書いてありました。
グルーは三姉妹を助けるため、自分が手に入れた月をベクターに渡します。ベクターの攻撃をかわし、何とか三姉妹を助けて、ベクターの基地から脱出することが出来ました。
ベクターは月を手に入れて有頂天になりますが、縮んでいた月が元の大きさに戻っていきます。そのまま月の上で、宇宙までベクターは行ってしまいました。
改めてグルーは、ミニオン達とネファリオ博士と三姉妹が発表会で踊った踊りを見ます。可愛らしく踊る三姉妹達を見たグルーは、本当に幸せになるために、三姉妹を引き取って一緒に暮らすことを決めます。三姉妹とグルーは一度は盗んだ月を一緒に眺めるのでした。
以上、「怪盗グルーの月泥棒」のあらすじと結末でした。
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グルーが三姉妹の父親になって、最初は上手くいかず三姉妹もなついてくれないのですがだんだんと父親としての愛情が芽生え三姉妹もないついてくれてほっこりしました。ミニオンたちも可愛くて面白いです。ぜひ家族で見てほしいです。