奇人たちの晩餐会 USAの紹介:2010年アメリカ映画。フレンチコメディの名作を大胆にリメイクした作品。変人を集めて笑うことを目的とした食事会を発端に、繰り広げられるドタバタ劇を描く。制作総指揮はサシャ・バロン・コーエン。
監督:ジェイ・ローチ 出演者:スティーヴ・カレル、ポール・ラッド、ザック・ガリフィナーキス、ジェマイン・クレメント、ジェフ・ダナム、ブルース・グリーンウッド、ロン・リヴィングストン、ほか
映画「奇人たちの晩餐会USA」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「奇人たちの晩餐会USA」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
奇人たちの晩餐会USAの予告編 動画
映画「奇人たちの晩餐会USA」解説
この解説記事には映画「奇人たちの晩餐会USA」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
奇人たちの晩餐会USAのネタバレあらすじ:起
不良資産を扱う投資会社で働くティム。同僚がクビになり、出世のチャンスが訪れる。余った不発弾で作ったランプをエサにスイスの大富豪マーティン・ミュラーに接近、資産運用で数百万ドル稼ぐという案を発表する。
会議後に呼び出され、社長が毎月行っている極秘の晩餐会に変人を連れてこいと提案される。ジュリーの展覧会では超個性派アーティスト・キーランに出会う。晩餐会を欠席しようと車に乗りながら電話していると、バリーという男性をはねてしまう。
バリーがネズミの剥製を使った名作シリーズを作っている奇人と知り、晩餐会に行く約束をする。ティムの恋人がギャラリーに勤めていることから、マーティン夫妻とWデートのチャンスをとりつける。
奇人たちの晩餐会USAのネタバレあらすじ:承
晩餐会参加に否定的なジュリーが家を出ていこうとするが、入れ替わりでバリーがやってきてティムのチャットに勝手に返信、住所を教えてしまう。このチャット相手は、1回寝ただけで3年つきまとっているストーカー女・ダーラだった。さらにバリーは帰ってきたジュリーにダーラの件を全て話してしまい、ジュリーは再び怒って出ていく。
電話ごしにジュリーの笑い声が聞こえたので、ティムとバリーはキーランの家へ。しかしそこにジュリーはいなかった。さらにはダーラもやってくる。ティムが別室で電話している間、いちゃつくフリから喧嘩に発展、家じゅうがめちゃめちゃになってしまう。ジュリーはキーランの牧場に行くことが分かる。
国税庁勤務のバリーは牧場の住所を調べに、ティムを連れて職場に行く。そこで、ティムの別れた妻マーサがバリーの上司(「思考を操る達人」と称するこれまた奇人)と付き合っていたことを知る。ジュリーが来ないままWデートに出かけるティム。マーティンとの契約が結ばれようとした瞬間、バリーとダーラが、ティムの兄とジュリーに成りすまして乱入する。
成り行き上、ダーラにプロポーズ、キスしていると本物のジュリーが現れ、怒ってキーランの牧場に行ってしまう。ジュリーを追いかけ釈明するが、「バリーはいいやつだがトラブルメーカーだ」と話すのをバリーが聴きショックを受けてしまう。謝るティム。
奇人たちの晩餐会USAのネタバレあらすじ:転
マーティンとの契約は失敗かに思われたが、実はスイスにも奇人たちの晩餐会は存在していた。バリー=奇人、と認識され今夜の晩餐会に連れてこいと命じられる。ティム1人で晩餐会に乗り込むとすでにバリーが来ていた。作品を紹介して大喝采を受けるが、晩餐会にはサーマンも招待されていた。
サーマンの催眠術で、バリーは元妻が去った理由(クリトリスが見つからなった)を明かす。耐えられなくなり会の趣旨を話すティムだが、バリーはサーマンに負けることに落ち込む。そこでティムは「サーマンは思考を操るが、君は脳を支配する」とけしかける。乗り気になり、サーマンと脳vs思考の戦いになる。勝利し、晩餐会でも優勝するバリー。
奇人たちの晩餐会USAの結末
社長も大喜びだがティムは奇人たちの前で真実を明かす。奇人が暴れ回り、マーティンの指を大事な指輪ごと切断、鷲が持ち去ってしまう。鷲を逃がした2人は、家を出ていくジュリーを追いかける。出世したかったのはジュリーのため、大切なのは彼女だと話す本音を後ろでジュリーが聞いていてようやく仲直りできる。
(ここからは剥製の作品が映り、バリーの語りで進む)ティムは職を失い、バリーが主催する「王者の朝食」に招かれている。バリーとキーランは作品でコラボする友人となり、マーティン・ミュラー近代美術館(MMMMA)が誕生。記念の彫像としてマーティンの指が飾られている。またバリーはダーマと再会し、ダーマのおかげで元妻には見つけられなかったものを見つけ出せた様子。そしてティムとジュリーは結婚した。
以上、映画「奇人たちの晩餐会USA」のあらすじと結末でした。
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