映画「人間解剖島 ドクター・ブッチャー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
人間解剖島／ドクター・ブッチャーの紹介：1981年アメリカ,イタリア映画。ニューヨークの病院で人喰い男が現れ自殺しました。男は南の島の出身で原因を探ろうと教授や女医が人喰い族のいる島に向かいました。その島は人喰い族以外にゾンビも存在していました・・という話です。ホラー映画ブームの最中の食人とゾンビの二つの要素を盛り込んだアメリカ映画です。
監督：フランク・マーティン 出演者：イアン・マカロック（ピーター）、アレクサンドラ・コール（ロリー）、シェリー・ブキャナン（ケリー）、ピーター・オニール（ジョージ）、ドナルド・オブライエン（オブレロ博士）ほか
この解説記事には映画「人間解剖島 ドクター・ブッチャー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
とある病院の死体安置所で死体の手首を切り取る男がいました。手首を取ると死体を元に戻しました。翌日研修医の授業で死体の手首が無くなっているのを女医のローリーと教授が見つけました。騒ぐ生徒たちに教授は授業を取りやめました。また教授がこれで２回目だと言いました。そして今度は心臓をえぐられた死体をナースが発見しました。教授はナースに向かってこのことは言うなと言いました。そしてまた事件が起きました。男が死体の内臓を食っていたのでした。取り押さえられた男は隙を見て窓から飛び降り自殺しました。ローリーは教授のピーターに相談すると、この男の出身がモルッカ島という孤島であることがわかりました。また路上で人肉を食べていて射殺された男の写真を見せました。この時この男もモルッカ島の出身だと言いました。そしてその男の胸の刺青を見たローリーは病院の男のものと同じであることに気づきました。調べるとキートー族という部族でカニバリズムの習慣があることがわかりました。
ピーターの提案でモルッカ島へ行くことになりました。助手のジョージとローリー、そして記者のスーザンの４人です。島ではピーターの友人のオブレロ博士が迎えてくれました。博士の家の中で話を聞いているとシャワーを浴びていたローリーの叫び声が聞こえました。ベットの上にウジの沸いた頭蓋骨とキートー族のマークが血で書かれていました。翌朝一行は船でキートー族の住む島に向かいました。途中でエンジンが壊れて途中の島に降りました。そして夜キャンプをしているとガイドの一人の叫び声がしました。ピーターは夜は探しに行くなと言いました。翌朝探しに行くとガイドの食われた死体がありました。そばの木にはキートー族のマークがありました。この島がキートー族の島だったのです。ピーターがガイトのリーダーのモトロフを追求するとキートー族の島には行きたくなかったのです。そうしていると原住民が現れました。怖くなったガイドの一人が逃げ出しました。しかし罠にかかり喰われました。それを見たジョージは原住民に発砲し追い返しました。
一行は高台にキャンプをしオブレロ博士に無線連絡しました。博士は翌朝救援隊と共に迎えに行くと言いました。男たちが見張り、女性がテントで寝ていると原住民が襲ってきました。ローリーはマチェーテで原住民を殺しましたが、ガイトは逆に原住民に串刺しにされました。そしてスーザンがさらわれました。ジョージも襲われ食われました。さらにピーターやローリーにも襲い掛かり食われる寸前のところでジャングルからゾンビ達が現れました。原住民はゾンビが怖いようで皆逃げ出しました。残った３人は博士の指示通り廃屋を目指しました。そして廃屋に着くと博士が部下たちと待っていました。博士はピーターとローリーにボートで島に帰れと言いました。しかし二人は博士が何か隠していると考えました。
ピーターがボートのエンジンをかけているとゾンビが襲ってきました。ピーターはボートのエンジンを外しスクリューでゾンビを破壊しました。帰れなくなった二人が廃屋へ戻っている途中スーザンを見つけましたがスーザンはゾンビになっていました。そのころ廃屋の中ではオブレロ博士が人体実験をしていました。廃屋に入った二人は博士に銃で脅され捕らわれます。ガイドのモトロフもグルでした。博士は死体を蘇らせる手術をしていました。その時ローリーは逃げ出しましたがピーターは実験台にさせられました。ローリーは原住民に捕まり、儀式の生贄にされていました。隙を見て逃げ出そうとしたピーターはモトロフを殺しますがゾンビと格闘になりました。ゾンビに火を付け逃げようとしたとき原住民たちがローリーと共に入って来て博士を襲い殺しました。逃げるピーターとローリーの後ろでは博士の実験室が炎を立てて燃えていました。
この映画の感想を投稿する