映画「ドッグ・イート・ドッグ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ドッグ・イート・ドッグの紹介：2016年アメリカ映画。刑務所で知り合い、仲良くなったトロイ、ディーゼル、マットの中年男3人は、出所後、金を稼ぐために裏の仕事を始めました。そして赤ん坊をさらうだけで高額の報酬が貰える仕事で、男女二人を射殺してしまった事により、3人の雲行きはおかしくなっていきます・・という内容のバイオレンスアクションです。
監督：ポール・シュレイダー 出演者：ニコラス・ケイジ（トロイ）、ウィレム・デフォー（マッド・ドッグ）、クリストファー・マシュー・クック（ディーゼル）、オマー・ドージー（ムーンマン）、ポール・シュレイダー（エル・グレコ）、ルイーザ・クラウゼ（ゾーイ）、メリッサ・ボローナ（リナ）、レイ・ガジェゴス（チェペ）ほか
この解説記事には映画「ドッグ・イート・ドッグ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
マット・ドッグはジーナの部屋にいました。口うるさい女ですが、車が壊れたため今晩だけ泊めてくれと頼むマットに、一度はOKしたものの、今度は娘と一緒にマットに暴言を吐いたため、キレたマットは親子を刺殺しました。
ディーゼルとマットは刑務所仲間で、最後に出所したトロイの出所祝いをしていました。3人は仲間だと認識し合い、今後の事を話しました。そしてトロイが裏の仕事斡旋人のエル・グレゴから、黒人ラッパーから麻薬を奪って来いという仕事をもらいました。5000ドルの仕事ですが、金のないトロイは引き受け、3人で警官に変装し、黒人ラッパーを拉致し、見事麻薬を奪いました。報酬を山分けした3人は、酒に女にと遊びました。
金が底をついたトロイに、エル・グレゴから大きな仕事が舞い込みました。依頼人のチェベに会ったトロイは、仕事の内容を聞きました。マイク・ブレナーという男に400万ドルを貸しているが、金を返さないので取り戻してほしい。その為にブレナーの家に侵入し、1歳の赤ん坊をさらって来いというもので報酬は75万ドルでした。そして家には女と赤ん坊しかいないという事でした。
家に侵入すると、赤ん坊の部屋に乳母がいました。乳母を黙らせ、赤ん坊をさらおうとした時、男が入って来てマットがショットガンですかさず頭を吹き飛ばしました。やがて母親が帰って来たためブレナーの居場所を聞きますが、わめき散らして答えない母親にキレたトロイは、射殺しました。3人は射殺した男の持ち物を調べるとバスケスという名前でした。
バスケスの死体をディーゼルとマットが始末しに行きました。トロイはエル・グレゴに報告しました。するとお前たちが殺したのはブレナーだと言われ、金を貸した男を殺してしまったからには、仕事は成立しないと言われました。
ディーゼルはマットのことをウザく思っていました。マットはディーゼルに自分の事を分かってもらおうと必死でしゃべりました。そしてマットがジーナ親子の死体を隠した建物に入った時、ディーゼルはマットの頭を撃ちぬきました。トロイと合流したディーゼルでしたが、途中でスーパーに立ち寄りました。
ディーゼルが買い物途中に、ズボンの拳銃を見られ、駐車場にいたパトカーに通報されました。車で待っていたトロイも仲間だと聞き、婦警が近寄ってトロイに職務質問しました。店を出たディーゼルがヤバいと思い、婦警を射殺して車に乗りました。男性警官に捕まったトロイを助けようとしますが、カーチェイスになり、ディーゼルは事故死しました。
トロイは警官たちに暴行を受けながらも逃げ出しました。テレビでは警官殺しのトロイとして指名手配されている報道がされていました。トロイは牧師夫妻の車に乗り込み、自分がトロイだと明かし、安全な場所まで行ったら降りるからと、車を走らせました。しかし警察の検問にあい、一斉銃撃され、トロイも牧師夫妻も殺されました。
以上、映画「ドッグ・イート・ドッグ」のあらすじと結末でした。
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