映画「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ドラえもん のび太のパラレル西遊記の紹介：1988年日本映画。学校の劇で「西遊記」をすることになったのび太たちのクラス。孫悟空が実在するサルだと思っていたのび太はクラスで大恥をかきます。孫悟空の存在を確かめるためにタイムマシーンで三蔵法師のいる時代へと向かうと自分にそっくりな孫悟空を目撃し、知らない少年から孫悟空と間違われます。そこでジャイアン達を連れて同じ時代へ向かい自分と孫悟空がそっくりなことを証明しようとしますが、ドラえもんの出した道具から妖怪たちが現れて現実の世界を乗っ取ってしまうのでした。
監督：芝山努 出演者（声優）：ドラえもん（大山のぶ代）・のび太（小原乃梨子）・しずか（野村道子）・ジャイアン（たてかべ和也）・スネ夫（肝付兼太）・三蔵法師（池田勝）・リンレイ（水谷優子）
この解説記事には映画「ドラえもん のび太のパラレル西遊記」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
学校の行事で西遊記の劇をすることになったのび太のクラスですが、主人公の孫悟空の役を出木杉にとられ納得のいかないのび太。孫悟空は実在したというとクラスの笑い者にされてまいます。西遊記が大好きなのび太は孫悟空が架空のキャラクターだと信じられません。孫悟空の存在を確かめるため勝手にタイムマシーンを使って三蔵法師が旅する時代の中国へと一人で向かいます。すると筋斗雲に乗った自分そっくりの孫悟空を目撃します。また、砂漠で行き倒れていた少年「リンレイ」に孫悟空と呼ばれ、自分と孫悟空はそっくりであることを知り大喜びします。ジャイアン達にそれを伝えると「もし、孫悟空がいなければドラえもんの道具使い放題」と言われますが、のび太は自信満々でみんなと中国に戻ります。
タイムマシーンのせいでのび太が行きたかった場所とずれた場所に案内され、結局ジャイアン達に孫悟空の存在を証明できなかったのび太は、ドラえもんの道具を借りて孫悟空になりきりますが、ウソがばれてしまいドラえもんの道具をジャイアン達に使われることになりました。ドラえもんはのび太の嘘の手伝いをしたときに使った道具ヒーローマシンをジャイアンたちに貸してあげることになりました。しかしゲームが故障してしまったようで次の日もジャイアンたちがドラえもんの道具を使いに来ることになってしまいます。のび太のせいでドラえもんは怒って二人は喧嘩するのですが、現代の世界の様子が何だか変になっています。
ドラえもんが出したヒーローマシンの影響でのび太たち5人以外みんな…ママもパパも学校のクラスメートもみんな妖怪になっていたのです。ヒーローマシンから現代にでてきた妖怪たちは三蔵法師を殺して西遊記のお話も実際の歴史も変えてしまったのです。歴史を元に戻すためにのび太たちはもう一度タイムマシーンで過去に戻り、三蔵法師を守り妖怪退治をすることになります。本物の三蔵法師と旅をしていると少年リンレイとも再会をします。
孫悟空になり切り、金角・銀角や羅刹女・牛魔王など西遊記の物語出てくる妖怪たちと戦いをするのび太たち。ドラミちゃんの助けもあり、無事にすべての妖怪を退治して三蔵法師を守り切ることができました。実はリンレイは羅刹女と牛魔王の息子「紅孩児」だったのですが、両親のやりかたについていけなかったリンレイは三蔵の本当の弟子として旅を続けることになりました。妖怪のいない世界にもどったのび太たちは元に戻ったママたちに会いに行くのでした。
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