アース:アメイジング・デイの紹介:2017年イギリス,中国映画。私達が暮らす地球には多くの動物と植物が暮らしています。地球はオーロラなどの美しい自然現象を作り出し、植物は美しく動物は人間のような豊かな表情と家族愛を持ち空を飛ぶなど人間にはできない能力があります。『アース;アメイジング・デイ』はそのような地球に暮らす人間以外の動植物の日頃は目にすることができない活動が描かれています。世界中各地の地球の姿を朝から夜までカメラに収め、その素晴らしい動植物の活動と人間のような家族愛には笑い、驚き、泣いてしまうこともあります。アメリカの映画批評サイト”Rotten Tomato”では100%の支持率を受け、動物好きなら小さな子供でも楽しめる家族向けの映画です。
監督:リチャード・ディル 、ピーター・ウェバー、ファン・リーシン 出演動物:サーバル、ウミイグアナ、ジャイアントパンダ、サバンナシマウマ、イッカク、ピグミーミュビナナマケモノ、ヒグマ、カヤネズミ、キリン、ライオン、マッコウクジラ、ヒゲペンギン、ハクトウラングール、ラケットハチドリ、ネムリブカ、モンカゲロウ、他 ナレーション:佐々木蔵之介(日本語)、ロバート・レッドフォード(英語)、ジャッキー・チェン(中国語)
映画「アース:アメイジング・デイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「アース:アメイジング・デイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
アース:アメイジング・デイの予告編 動画
映画「アース:アメイジング・デイ」解説
この解説記事には映画「アース:アメイジング・デイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
アース:アメイジング・デイのネタバレあらすじ:起・朝を迎える地球と動物たち
私達の暮らす青い地球は幸運な星と呼ばれますが、それは人間だけでなく多くの動物と植物が生存するからです。夜と昼がある地球、朝には多くの動植物が活動を開始します。サーバルはネコ科の動物で高い跳躍力を誇ります。夜行性ですが早朝に最後の獲物のネズミを見つけます。サーバルは無事にねずみを捉えて眠りに入ります。太平洋のガラコパス諸島には多くの貴重な動物がいますが、ウミイグアナが朝の日光浴を始めて体に太陽からのエネルギーを受けます。生まれたばかりの赤ちゃんイグアナが蛇に狙われます。逃げるイグアナを蛇は捕まえようとします。必死の逃亡も虚しくイグアナは蛇に捕まります。朝も進むと動植物の活動も盛んになります。その中には竹のように異常に成長の早い植物もあります。その竹を主食にするのがパンダです。パンダは食いしん坊で、竹を一日14時間に渡って食べます。赤ちゃんパンダはお母さんと散歩して楽しく森を歩きます。アフリカでは子供のシマウマが生まれます。川を渡る小さなシマウマはお母さんについていきますが、溺れそうになります。必死に子供を励ますお母さん、その願いが届いたのか子供は泳ぎきります。
アース:アメイジング・デイのネタバレあらすじ:承・昼間の太陽光線を浴びる動物と植物
太陽が強くなると北極でも氷が溶けます、その氷からの水は海に流れます。不思議な動物のイッカクがその氷の間を泳いで海へ戻ります。北米では匕グマが音楽とともにダンスを始めますが、太陽光線が熱く全身の毛が熱くて邪魔なようです。太陽光線はますます強くなり、アフリカの赤道でのシマウマの行進も暑すぎて大変、百獣の王ライオンでさえ昼寝をします。しかし、暑い中でもキリンたちは縄張り争いで喧嘩を始めます。激しい乱闘で一匹が勝ち、敗者は去ります。暑い太陽のもと、海ではマッコウクジラが涼しそうに泳ぎます。赤ちゃんクジラはうるさく音を立て、ミルクを飲みます。突然、静かになるクジラは昼寝を始めたようです。パナマ沿岸でオスのピグミーミュビナナマケモノが寝ています。彼は突然起き出し、川に飛び込んで泳ぎますが、なんと婚活中?でメスのナマケモノに会うためです。ようやくたどり着いた彼女は興味が無いようで、オスのナマケモノはフラれて、がっかりします。また、明日いい出会いがあることを願います。
アース:アメイジング・デイのネタバレあらすじ:転・昼から夕方の地球と動物たち
南極のペンギン村では、お父さんペンギンは可愛い子供のために食べ物を探しに行きます。海に飛び込むお父さんは必死に泳ぎ、短い足で頑張って岩に登ります。食べ物を持ってペンギン村に戻りますが、お母さんと子供が見つかりません。必死に探すとお母さんの声を聞き、ようやく会えました。腹ペコの子供は美味しそうにお父さんの口から、食べ物を食べます。南米エクアドル、緑の小さな美しい鳥はラケットハチドリです。親指ほどの大きさにもかかわらず、大食いで植物を食べ続けますが、ライバルのハチが来て戦いになります。雨の水滴も、小さなハチドリには大きなシャワーになります。ヨーロッパでは夕方を前にカヤネズミが食べ物を探します。そこへお腹のすいたフクロウが来ます。植物にぶら下がるカヤネズミは落ちましたが、フクロウから間一髪逃げます。カヤネズミは家に帰りますが、すごく可愛い赤ちゃんがいます。カヤネズミは素晴らしい一家団らんの時を過ごします。ハンガリーの川では、小さな昆虫モンカゲロウが飛んでダンスをしています。口が無いため食事ができないこのカゲロウは、夜を前に次の世代を残すためにパートナーを探します。日が落ち、涼しくなるとライオンも目覚めて獲物を求めます。チーターはシマウマ親子を見つけ、子供に襲いかかります。危ないと感じたお母さんに子供は助けられます。中国の奥地では絶滅危機にある猿の一種ハクトウラングールがいます。ロッククライマーのように岩を登る彼らは家の洞穴に帰ります。子供はなぜか赤毛ですが、迷子にならないためではないかと考えられています。
アース:アメイジング・デイの結末:夜の地球と人類と自然との共存
夜になると大半の動物は活動停止しますが、深海ではネムリブカというサメが魚を求めて泳ぎ回ります。このサメは目がよく見えなくても長年の勘とシグナルで獲物を捕らえます。夜になると植物は光り輝き美しいイルミネーションを作ります。ニュージランドの洞窟には美しい青い光があります。虫たちは美しさに惹かれて近づきますが、それはヒカリキノコバエの罠でした。美しい青い罠はハエ取り紙のように昆虫をとらえます。カナダのトロントでは小さなタヌキがいたずらをします。夜になっても活動する地球、緑と紫のオーロラが見えます。人間は明かりを作り、夜も活動できるようになりましたが、自然との関わりを忘れたようです。素晴らしい動物たちに人間は感謝しなければいけません。宇宙探査も素晴らしいですが、地球ほど驚くべき大切なものはありません。夜が明けて美しい日の出が見られ、新しい一日が地球に訪れます。映画は素晴らしい動植物の映像とともに終わります。
以上『アース:アメイジング・デイ』のあらすじと結末でした。
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