映画「東のエデン 劇場版I The King of Eden」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
東のエデン 劇場版 I The King of Edenの紹介：2009年日本映画。TVアニメ「東のエデン」の劇場版で、TVアニメのその後を描いた前後編のうちの前編となります。60発のミサイル事件から半年が経過し、再び記憶を消し姿を消した滝沢を探すため、ニューヨークに向かった森美咲は、そこで偶然滝沢に再会します。滝沢は、飯沼と名乗りますが、実は、ジェイスにより進行している王様申請のため日本の総理大臣である飯沼の隠し子という設定にされており、再会した二人に他のセレソンからの妨害が加えられるなど、またも危機に陥ります。
監督：神山健治 声優：滝沢朗（木村良平）、森美咲（早見沙織）、物部大樹（宮内敦士）、大杉智（江口拓也）、平澤一臣（川原元幸）、白鳥・D・黒羽（五十嵐麗）、ほか
この解説記事には映画「東のエデン 劇場版I The King of Eden」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
60発のミサイル事件から半年が経過した時期に、森美咲は、ニューヨークを訪れていました。
ノブレス携帯に残された滝沢からのメッセージを頼りにニューヨークに来た咲でしたが、タクシーの中にパスポートとノブレス携帯を忘れたり、トランクの中に銃が入っていたり、とトラブルに巻き込まれてしまいます。
60発のミサイル事件は、滝沢の活躍によりミサイルの攻撃が防がれ、それにより滝沢はネットで英雄として知られていました。
その一方で、行方不明となった滝沢のパスポートの名義が飯沼に書き換えられたことがわかり、滝沢を日本の飯沼首相の隠し子と報道するマスコミも現れました。
いまだに続いているセレソンゲームとの関連もあり、咲は、真相を探るべく、滝沢を探す旅に出たのでした。
パスポートも頼みのノブレス携帯もなく、なぜか手元にあった拳銃を川に捨てようとした咲に声をかける人物がいましたが、それは、咲が探している滝沢本人でした。
しかし、滝沢は記憶を消されているので、咲の事を覚えておらず、自らを飯沼と名乗りました。咲は、滝沢がタクシーに忘れた荷物を探してくれたことで、無事にパスポートやノブレス携帯を取り戻すことができました。
そして、咲は、ノブレス携帯に残された滝沢と咲が写っている画像を見せて、滝沢に事情を説明したところ、滝沢は、自分の家に咲を招待しました。
滝沢も、以前の記憶を失っている事やネットで出回っているミ60発のミサイル事件の英雄の画像に自分が似ている事などがあり、咲が言う、以前は滝沢という人間だった、ということを否定はしませんでした
日本で咲をサポートする「東のエデン」の面々は、現在の滝沢がおかれている状況を推理しますが、はっきりとした結論は出せませんでした。
咲と滝沢は、近況や今後について話し合いましたが、滝沢は、現状を打開するために、原因となっている王様申請の撤回をジェイスに申請しますが、現在まで進行したものは撤回できないと言われ、撤回を保留しました。
その時、セレソンNo.6の妨害で部屋の暖房が爆発し、2人は慌てて部屋を飛び出しました。
一方、日本の東のエデンでは、ジェイスにより滝沢を日本の総理にする王様申請が着々と進行していることがわかりましたが、同時にセレソンNo.1物部の依頼で警視庁が東のエデンの動きを監視していることもわかりました。
咲と滝沢は、滝沢の過去を探すため、映画館や遊園地を周りましたが、遊園地で捕まりそうになったところを、白い高級車に乗った女性に助けられました。
女性は、飯沼総理大臣婦人の依頼で滝沢を日本に送還するために来たといいました。東のエデンでは、ジェイスの王様申請を妨害するために、世間コンピューター”東のエデン”をダウンさせました。
一方、物部は、滝沢のジェイスを運送しているトレーラーをミサイルにより攻撃しますが、滝沢を助けた女性、セレソンNo.11白鳥により阻止されました。
物部は、自らの野望のために、日本に来る滝沢を利用しようと考えていました。そんな状況の中、咲と滝沢は日本に向かうのでした。
以上、映画「東のエデン 劇場版 I The King of Eden」のあらすじと結末でした。
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