エビータ(EVITA)の紹介:1996年アメリカ映画。エビータの愛称で国民に慕われたアルゼンチンのファーストレディ、エバ・ペロンの生涯を綴ったミュージカル映画。エビータを演じた世界の歌姫、マドンナの歌唱力も見どころの一つとなっています。
監督:アラン・パーカー 出演者:マドンナ(エバ・ペロン)、アントニオ・バンデラス(チェ)、ジョナサン・プライス(ペロン)、ジミー・ネイルほか
映画「エビータ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「エビータ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「エビータ」解説
この解説記事には映画「エビータ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
エビータのネタバレあらすじ:国民に慕われたエバ
アルゼンチンのファーストレディ、エバの死を知り、アルゼンチン国民が悲しみに打ちひしがれる場面で物語は幕を開けます。国の重要人物として、多くの国民に惜しまれながら、エバは国葬により手厚く葬られます。私生児として生まれ、父親の葬儀にも参列することのできなかった少女が、多くの国民にその死を嘆かれるほどの人物となったのです。そんな中、エバの生涯に疑問を抱く男がいました。エバの生涯についてよく知る人物チェです。
エビータのネタバレあらすじ:野望を抱く日々
物語は、エバの少女時代まで遡ります。15歳の美しい少女エバは、たまたま旅公演に訪れたタンゴ歌手を丸め込み、ブエノスアイレスに上京することで、住んでいた田舎町を飛び出します。女優になるという野望を抱き、オーディションを受けるものの、結果は不合格続き。そんな中、エバは、カメラマンの愛人になり、チャンスを手にします。この成功を機に、より地位の高い男に乗り換えながら、エバは次第にのし上がっていきます。
エビータのネタバレあらすじ:ファーストレディの座を手にしたエバ
震災の救済コンサートで、エバは後の大統領となるペロンと出会い、ペロンの愛人となります。クーデターにより拘束されたペロンを助けるため、エバは国民に働きかけ、国民と力を合わせてペロンを救済します。釈放されたペロンは、エバと結婚します。ペロンは国民の支持を得て大統領となり、エバはファーストレディとしての地位と名誉を手にいれたのでした。
エビータの結末:訪れた死
ファーストレディとなったエバは、衣装や、宝石などの装飾品にお金をつぎ込み、浪費を繰り返します。アルゼンチンのイメージアップのためという口実で、着飾ってヨーロッパ外交に旅立ったエバは、体調不良のため、帰国を余儀なくされます。その後も、エバは、お金をばらまくことで貧困層の不満を上手にかわしながら、したたかに生きます。しかし、そんな日々も長くは続きませんでした。富と栄光、大統領の愛、全てを手に入れたエバでしたが、33歳の若さで病に倒れ波乱万丈の人生を終えたのでした。
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