ファインディング・ドリーの紹介:2016年アメリカ映画。大海原を渡るニモの救出劇で大ヒットしたファインデング・ニモ。13年ぶりとなる最新作。ニモの救出劇から一年後、いつものようにニモ達と楽しく暮らしていた忘れん坊のドリーはある日自分の家族について疑問がよぎる。それと同時に両親の思い出が蘇ってきた。自分にも家族がいたことに嬉しくなったドリーは記憶をもとにその跡を追うも人間に捕らえられてしまう。ドリーを救うためニモとマーリンは人間達のいる水族館に潜り込んだ。
監督:アンドリュー・スタントン アンガス・マクレーン 出演:ドリー(エレン・デジェネレス)、マーリン(アルバート・ブルックス)、ニモ(ヘイデン・ローレンス)、ハンク(エド・オニール)、デスティニー(ケイトリン・オルソン)ほか
映画「ファインディング・ドリー」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ファインディング・ドリー」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ファインディング・ドリーの予告編 動画
映画「ファインディング・ドリー」解説
この解説記事には映画「ファインディング・ドリー」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ファインディング・ドリーのネタバレあらすじ1:ドリーの過去
ニモを探す大海原の大冒険から一年、忘れん坊のドリーはニモ達と楽しく暮らしていた。ある日ドリーはニモの通う学校の遠足に付いていった。そこで今まで忘れていた自分の家族の存在を思いだす。過去の記憶の断片が頭に蘇ったドリーは家族を探すためニモとマーリンの助けを借りて再び大海原を渡ることにした。記憶を基に泳ぎ続けるドリー、先に進めば進むほど記憶が蘇り興奮が収まらないドリーはいつの間にか周りのことに目を向けられなくなっていた。そして辿り着いた場所で大きなイカに襲われてしまう。イカから逃げ切った3人だったがあまりのことにニモが泣き出してしまう。周りのことにおかまいなしなドリーにマーリンつい悪態をついてしまう。その時ドリーの耳に誰かの声が聞こえてきた。マーリン達の元を離れ一人声の聞こえる先へと向かうドリー。海面から姿を現した所でドリーは突然その場に居合わせた人間に捕らえられてしまう。
ファインディング・ドリーのネタバレあらすじ2:取り引き
連れていかれたのはある施設の中にある小さな水槽だった。そこでヒレに何かのタグを着けられてしまう。自分のいる場所も分からず慌てるドリーに誰かが話しかけてきた。ハンクと名乗るそのタコはドリーを助けてくれるという。彼の目的はドリーに付けられたタグだった。それはある場所へ連れていくための目印。ハンクはどうしてもその場所に行きたかったのだ。そのタグと引き換えにドリーを助ける約束をするハンク。彼はドリーをコーヒーポッドに入れその部屋から連れ出した。部屋から出たのはよかったが行き場所が定かではない二人、さらにその時施設ではタコが脱走したと大騒ぎになっていた。人間から逃げる中ドリーはデスティニーと書かれたバケツを目にする。その文字に覚えがあった彼女はそのバケツに飛び込んだ。しかしその中にはたくさんの死んだ魚の姿があった。
ファインディング・ドリーのネタバレあらすじ3:協力
自分のせいでドリーが捕まってしまったと嘆くマーリンはなんとかして水族館の中に入ろうとしていた。しかし上手い策が見つからず諦めかけた時目の前に二頭のアザラシが姿を現した。彼らに相談するとあの施設では傷ついた魚達を治療していると教えてくれた。そして二頭の友人のベッキーという鳥を紹介してもらう。バケツに入ったニモとマーリンはベッキーに水族館の中に運んでもらった。しかし途中館内にちらばったポップコーンに目を奪われたベッキーはバケツを落としてしまう。そして二人はそのままある売店の水槽の中に落ちてしまう。絶望的な状況だった。しかし二人はドリーを救うためそこから脱出する方法を考える。ドリーが入っていたバケツはある魚のエサだった。その魚とはジンベエザメのデスティニー。彼女はドリーを見てすぐに思い出した。二人は昔の友人だったのだ。懐かしい再会と同時にドリーの住んでいた場所が判明。ドリーはすぐにハンクと共に向かった。
ファインディング・ドリーのネタバレあらすじ4:大水槽
ハンクとドリーは館内にあったバギーを使いその場所を目指した。二人が向かったのはたくさんの魚達が住んでいるこの水族館でもひときわ大きな水槽だった。ついにその場に辿り着いた二人。ドリーはハンクにお礼を言いタグを渡してその水槽の奥へ入っていった。しかしそこに両親の姿はなかった。そして自分が幼い頃この水槽で暮らしていたことを思い出した。同時に両親と離れることになった原因の排水パイプを見つけた。幼い頃ここに吸い込まれてしまったのだ。呆然とするドリーにこの水槽の底に住んでいるカニがパイプの先に魚達を治療している場所があることを教えてくれる。勇気をだして飛び込んだドリー、しかしすぐに迷ってしまう。しかし彼女には強い味方がいたのを思い出した。ドリーは大きな声で助けを求めた。応えたのはデスィニーだった。昔彼女とパイプを通して話していたのだ。デスティニーの助けを借りてパイプを進むとさらにそこでニモとマーリンと落ち合った。二人もなんとか先へ進みこのパイプへ辿り着いたのだという。そして3人で目的の場所へ向かった。そこにはたくさんの仲間達がいた。
ファインディング・ドリーのネタバレあらすじ5:再会
無数の水槽の中にドリーの仲間達が大勢入っている水槽を見つける。そこに家族がいると確信したドリー達はいくつもの水槽を越えた。しかし途中で誤ってバケツの中に飛び込んでしまう。またここで離れるのかと思った時そこにハンクが現れ三人をドリーの仲間のいる水槽へ運んでくれた。そこで両親の名を叫ぶドリー、しかし二人の姿はなかった。ドリーの仲間達は彼女にここに二人はいないことを伝える。ショックを受けるドリーはその瞬間水槽から落ちてしまう。そして流され外に放りだされたドリーは施設のすぐ近くの海の中にいた。もう会えないと落ち込むドリーは海の下へ潜っていく。ドリーは幼い頃から砂が好きだった。その砂に思いをはせながら進むと貝を見つけた。貝もまたドリーの好きなものだった。その先にもう一つ貝を見つけた。さらにその先にも。それはどんどん続きまるである場所へ導いているようだった。そして辿り着いた先でドリーは二つの影を見つけた。両親だった。
ファインディング・ドリーの結末:友達
ドリーは自分の家族を見つけた。二人はドリーがここを見つけられるように目印としてドリーの大好きなものを毎日毎日集めていたのだ。やっとの再会に喜ぶドリーだったが彼女には同じくらい大切な存在がいた。ニモとマーリンはまだあの場所にいた。慌てて海面へ出ると二人のいる水槽を乗せたトラックが動きだしていた。そこでドリーはデスティニーに助けを求めた。水族館から飛び出したデスティニーの助けを借りトラックに飛び乗ったドリー。ドリーはニモとマーリン、そして海には戻らないと言うハンクを説得しみんなで海に戻った。こうして再会を果たしたドリーと彼女の両親、そしてニモとマーリンは家族みんなで共に暮らすことができた。そこにはタコのハンクの姿もあった。
以上、映画ファインディング・ドリーのあらすじと結末でした。
今回はドリーが主役!しかしマーリンとニモと離れ離れになってしまうので、彼女のパートナーはハンクというタコになります…このハンク、無愛想に見えるけど実は面倒見が良くて、ドリーに振り回されながらも見捨てられないと奮闘する姿がかっこいい。またドリーも、無愛想で意地の悪いなハンクが弱っている時に慰めてくれるシーンがありとても愛おしいです。なんでもすぐ忘れてしまうドリーを心配し、深い愛情を与えてくれる彼女のご両親もしても素敵です。あとニモが結構口達者になりましたね(笑)個人的には最後に少しだけ出てきた前作の水槽仲間のスピンオフを作ってくださいと思いました