トゥルーナイトの紹介：1995年アメリカ映画。過去に幾度となく映画化されてきた『アーサー王の伝説』を、今回はラブロマンス要素を強調した歴史スペクタクル作品で、若き剣士ランスロットと王妃の許されざる恋を軸に描いています。
監督：ジェリー・ザッカー 出演者：ショーン・コネリー（アーサー王）、リチャード・ギア（ランスロット）、ジュリア・オーモンド（グィネヴィア）、ベン・クロス（マラガント王子）、ジョン・ギールグッド（オスワルド）ほか
映画「トゥルーナイト」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「トゥルーナイト」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
トゥルーナイトの予告編 動画
映画「トゥルーナイト」解説
この解説記事には映画「トゥルーナイト」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
トゥルーナイトのネタバレあらすじ：起
5世紀のイングランド。自由を愛する若き剣士ランスロット（リチャード・ギア）は冒険を求めて旅をしていました。
一方その頃、キャメロット地帯はアーサー王（ショーン・コネリー）と円卓の騎士たちによって治められていました。しかし、かつての第一の騎士だったマラガント王子（ベン・クロス）がアーサー王を裏切って反旗を翻し、隣国のレオネス公国にまで侵略を開始、国境の村を焼き討ちにしました。
若く美しい公国の王女グィネヴィア（ジュリア・オーモンド）はアーサー王の庇護を得るため政略結婚に同意、アーサー王に嫁ぐために家臣のオズワルド（ジョン・ギールグッド）を伴って馬車でキャメロットへ向かいましたが、途中でマラガント一派に襲われ、間一髪でたまたま通りかかったランスロットに助けられました。
トゥルーナイトのネタバレあらすじ：承
グィネヴィアは無事にキャメロットまで辿り着き、ランスロットもキャメロットを訪れてアーサー王に謁見しました。ランスロットの勇気と実力を讃えたアーサー王はこの地に留まって騎士になるよう要請しましたが、ランスロットは固く断りました。
その後、アーサー王はマラカンドを円卓の会議に招いての交渉に臨むも決裂してしまい、その夜、マラカンドの一味はグイネヴィア姫を誘い出して拉致、アーサー王の城から連れ去ってしまいました。たまたま目撃したランスロットはすぐさま後を追いかけ、マラガントの城に潜入して地下牢に監禁されていたグイネヴィアを救出しました。
ランスロットは逃げる際にグィネヴィアへの想いを打ち明けましたが、そこにアーサー王の使いが現れました。ランスロットの勇猛果敢な働きを認めたアーサー王は改めて彼を円卓の騎士団に迎え入れ、ランスロットは騎士団の中でも最も位の高い「第一の騎士」の座を手中にしました。
トゥルーナイトのネタバレあらすじ：転
グィネヴィアは正式にアーサー王の王妃となり、ランスロットはアーサー王と共にマラカンド軍との戦いに駆り出されてめざましい戦果を挙げていきました。しかし、ランスロットのグィネヴィアへの想いは日に日に募り、二人は遂に一線を超え、いけない恋に身を焦がすようになっていきました。
しかし、戦いから戻ったランスロットはグィネヴィアに別れを告げ、二人は最後にと熱く口づけを交わしました。しかし、その光景を居合わせたアーサー王が目撃してしまい、激怒したアーサー王はランスロットとグィネヴィアを捕えて街の広場で行われる公開裁判にかけることにしました。
トゥルーナイトの結末
公開裁判の当日、マラガントの軍勢が突如キャメロットへの侵攻を開始、アーサー王の城を包囲しました。裁判どころではなくなったアーサー王は国民に徹底抗戦を呼びかけ、激しい攻防戦となりアーサー王は致命傷を受けてしまいます。
ランスロットも武器を手にして立ち向かい、負傷しながらもマラガントと一騎打ちに臨んでこれを討ち取りました。瀕死のアーサー王は、国とグィネヴィアをランスロットに託して息を引き取りました。ランスロットとグィネヴィア、国民はアーサー王の棺を海に流して弔いました。
以上、映画「トゥルーナイト」のあらすじと結末でした。
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