映画「風俗行ったら人生変わったwww」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
風俗行ったら人生変わったwwwの紹介：2013年日本映画。彼女いない歴29年、そして何をやってもあきらめてしまう童貞男の遼太郎が、自分を変えるためにデリヘル嬢を呼びました。その女性に一目ぼれした遼太郎は何も出来ないままデートをするようになりますが、彼女にはデリヘルをやっている裏事情がありました…と言う内容のコメディドラマです。「2ちゃんねる」に投稿された、ネット小説の映画化です。
監督：飯塚健 出演者：満島真之介（遼太郎）、佐々木希（かよ）、松坂桃李（晋作）、中村倫也（中畑光男）、山中聡（住吉徹）ほか
この解説記事には映画「風俗行ったら人生変わったwww」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
29歳の遼太郎（満島真之介）は実家を出て一人暮らしをしていました。仕事はパソコン工場の契約社員で、極度の緊張症でパニックになると過呼吸になってしまう面がありました。そのため、他人と接するのは苦手で、彼女歴もなく童貞でした。唯一の楽しみはSNSで知り合った人たちとチャットすることでした。そんな遼太郎は自分を変えようと一大決心をし、デリヘルに電話しました。待っていたホテルの一室にデリヘル嬢がやってきました。名前は『かよ』（佐々木希）で、遼太郎にとっては天使に見えました。全く経験のない遼太郎は緊張が頂点に達し、過呼吸を起こし、転んだ際、額を角にぶつけました。かよはそんな遼太郎の手当てをして、優しくしました。結局何も出来なかった遼太郎にかよは、帰りにデートをして、名刺をもらって別れました。
人生初の出来事で、夢のような世界を味わった遼太郎は、翌日からデリヘルに電話して、かよを指名して会い続けました。毎回25,000円の出費で貯金がどんどん減って行く遼太郎でしたが、ホテルでは何もしませんでした。あまりの純粋さにかよは、休みの日にデートしようと誘いました。遼太郎は居酒屋で酒の力を借りて、会話を盛り上げることが出来ました。人生が楽しくなった遼太郎はSNSで仲間たちに打ち明けました。仲間たちも応援してくれて、二人のデートは続きました。しかし、かよに恋心を抱けば抱くほど、風俗の仕事が気になり始めました。そんな時、かよが電話に出なくなりました。デリヘルに電話しても無断欠勤していると言われます。SNSで相談すると仲間たちは諦めるなと励ましてくれます。30回電話しても出てくれない状況に、もっと電話しろと言われ、31回目の電話をしました。
かよが電話に出ました。遼太郎はかよの部屋に行きました。かよの身の上話が始まりました。高校時代からおじさんにもてて、お小遣いを貰っていたかよの本名は木下幸子でした。そして大学に進学すると、中畑光男という男（中村倫也）に出会い、同棲を始めますが、光男はギャンブラーで金遣いの荒い男でした。かよは光男に貢ぐため、アルバイトをして、キャバクラにまで務めました。それでも光男は闇金で借金を続け、収入より支払いが多くなったためデリヘルに勤め始めたと言いました。その時光男が帰って来ました。怒った遼太郎は光男に殴られ続けながら光男を押し出し、マンションの階段から下に落とそうとしました。殺される思った光男でしたが、かよが止めに入りました。光男はかよに二度と会わない約束をしました。かよは光男を殴り続けました。そして遼太郎はかよの為に闇金の住吉（山中聡）の所へ乗り込みました。
保証人になっているかよの借金は100万円ありました。到底払えない遼太郎はSNSでメンバーに相談しました。するとメンバーの一人の晋作（松坂桃李）がやってきました。晋作は住吉の持っている契約書を失くしてしまえばいいと計画を立てました。この計画にはSNSメンバーも参加し、映画好きの住吉をはめる計画が実行されました。パラボラアンテナを操作して、有料チャンネルを映らないようにしました。すると住吉はレンタルビデオショップに向かいました。その隙に部屋の窓を開け、巨大扇風機をセットし、帰ってきた住吉に浴びせました。するとテーブルの上にあった契約書が風で飛んで路上に舞いました。その上に水を噴射し、学生相撲部の選手らにシコを踏ませ、契約書をグチャグチャにしました。翌日、遼太郎はかよに告白しました。かよも好きだと言うのでした。
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