ガチ☆ボーイの紹介:2007年日本映画。プロレスの試合を見ていた五十嵐良一はプロレス研究会を訪れた。そこはガチンコのプロレスではなく作戦プロレスだった。熱心に学び事細かにメモを取った。だが2ヶ月経っても段取りを覚えられない。初試合でめちゃくちゃの試合をした。良一は事故に遭い眠るとその日の記憶が無くなる病気になったのだ。毎朝自分の書いたノートで事故以降の出来事を知るのであった。
監督:小泉徳宏 出演:佐藤隆太(五十嵐良一/マリリン仮面)、サエコ(朝岡麻子)、向井理(奥寺千尋/レッドタイフーン)、仲里依紗(五十嵐茜)、川岡大次郎(佐田正樹/ドロップキック佐田)、ほか
映画「ガチ☆ボーイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ガチ☆ボーイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「ガチ☆ボーイ」解説
この解説記事には映画「ガチ☆ボーイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ガチ☆ボーイのネタバレあらすじ:起
ある日大学のプロレスを見学していた五十嵐良一はプロレス研究会に来た。部員不足のプロレス研究会は部員が集まらず自治体からも手を引かれそうになっていた。良一は熱心に勉強しプロレスの演技を学んで行った。学生プロレスはガチンコで勝負するのではなく会場を盛り上げるためのものと聞き驚く良一。良一は部員より試合内容に詳しく司法試験に受かるほどの秀才だ。なんでもメモを取っていた良一は2ヶ月経ってもなかなか手順を覚えられず、苦戦していた。良一のマスクも完成しリングネームはマリリン仮面に決まった。
ガチ☆ボーイのネタバレあらすじ:承
ある日ドロップキック佐田正樹が部室に現れた。試合を見た彼女がダサいから別れると言いだし佐田は部を辞めバンドを始めたのだ。良一は部員の朝岡麻子が好きだった。ある日商店街で試合を開いた。マリリン仮面初の試合だ。だがマリリン仮面は逃げてばかりで観客も退屈していた。試合途中で止まってしまう。試合を終わらせようとしたデビルドクロは関節技をするがギプアップせず頭がぶつかりデビルドクロが流血し会場は盛り上がるも良一は倒れて戻って来た。そこに妹の茜が来て良一の病気の話をした。良一は事故で新しい事を覚えられない、寝るとその日の記憶が消える病気だと知った麻子とデビルドクロ。卒業するまでは自分のしたい事をしたい、みんなに黙っていてくれと頼んだ。良一は日記を書いていた。毎朝日記を読み返し事故に遭い病気になった事から知る。そして毎朝メンバーに初めて会う。ある日シーラカンズとのガチンコ試合に出て勝利した。だがそれは相手が負けるようになっている会場が盛り上がるよう仕組まれた試合だった。良一だけが知らなかった。麻子は佐田に戻ってくるよう頼んだ。
ガチ☆ボーイのネタバレあらすじ:転
連勝し人気の出たマリリン仮面を負かすガチンコ試合が行われる事になった。合宿をし技を覚えていく良一。良一は事故に遭ってからの数十冊あるノートを持ってきていた。佐田にドロップキックを教わった。夜は実家の銭湯に忍び込みお風呂に入った。妹の茜は父親にプロレスの事を内緒にしていた。秀才だった良一に期待していた父とは事故に遭ってからぎくしゃくした関係が続いていた。ある日試合のために体育館を借りるはずが手配できず奥寺は良一に怒っていた。病気の事をみんなに話し試合に出たいと言った。連勝し自信のついた良一に奥寺は仕組まれた試合だったことを話した。良一は帰りのバスで麻子に、麻子との出会いの話をした。麻子は泣いていた。その話を聞くのは4回目だと。そして麻子は2回奥寺が好きだと断っていた。良一は泣きながらメモを書いた。雨に濡れ服を脱ぎ傷だらけの体を父親に見られてしまう。プロレスの事も反対された。記憶は無くなるが体に残るアザや筋肉痛で良一は生きている実感がしていると言った。翌日の朝銭湯に奥寺が来た。奥寺はみんなの記憶に刻んでやると言った。それから練習に励んだ。試合当日、前の日良一は寝なかったせいで記憶が残っていた。バスで寝てしまった良一は記憶がなくなっていた。手帳もなく、すべての事がわからなくなった良一は茜に電話するも充電が切れてしまう。試合は始まっていた。
ガチ☆ボーイの結末
良一は体のアザを見た。迎えに来た茜に今日は大事な日?と聞いた。会場では佐田が時間稼ぎに試合に参加した。無事会場に着いた良一はマリリン仮面として奥寺と一緒にリングに立った。その頃父親は良一の日記を読んでいた。良一はいくらやられてもギブアップしなかった。会場は良一に対するコールが沸き起こった。そして記憶はないが練習したドロップキックを決めた。体は覚えていた。カウント負けで試合は終わった。だが会場には大きな拍手が鳴り響いた。父親も見に来ていた。部室には26代目チャンピオンとしてマリリン仮面の写真が飾られたのであった。
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