ゴーストバスターズ (2016)の紹介:2016年アメリカ映画。物理学の教授をしていたエリンは、過去に幽霊に関する書物を出版していたこともあり、ある幽霊屋敷の調査を依頼される。そして古くからの友人であるアビーと、彼女の同僚ホルツマンの3人でその屋敷へと足を運んだ。そしてそこで見たものは、とても美しい本物の幽霊の姿だった。本物を初めて見たことで興奮する3人だったが、裏ではある人物による計画が始まっていた。1984年に公開され社会現象にもなった「ゴーストバスターズ」のリブート作品。
監督:ポール・フェイグ 出演:エリン・ギルバート(クリステン・ウィグ/友近)、アビー・イェーツ(メリッサ・マッカーシー/渡辺直美)、ジリアン・ホルツマン(ケイト・マッキノン)、パティ・トラン(レスリー・ジョーンズ)、ケヴィン(クリス・ヘムズワース)ほか
映画「ゴーストバスターズ (2016年)」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ゴーストバスターズ (2016年)」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ゴーストバスターズの予告編 動画
映画「ゴーストバスターズ (2016年)」解説
この解説記事には映画「ゴーストバスターズ (2016年)」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ゴーストバスターズのネタバレあらすじ1:本
ある大学で教鞭を取っていたエリンの元に、一人の男性が訪れる。彼はある一冊の本を手にしていた。それはエリンが昔友人と出版した幽霊に関する書物。その本を頼りに彼はエリンに、ある幽霊屋敷の調査を依頼しにきたのだ。
エリンはすぐに、共にその本を執筆した旧友の元へと向かった。旧友アビーは今もなおその存在を追い続け、日夜研究に没頭していた。エリンの姿を見るや、自分を見捨てたとして追い返そうとする。
エリンはその本の存在を認めるわけにはいかなかった。今の大学で終身雇用を受けるためには、過去のくだらない物は排除しなければいけない。しかしアビーは聞く耳を持たなかった。彼女の貴重な収入源でもあったからだ。
その本の存在があることで終身雇用も危うい、さらに幽霊屋敷の話まで出てきたエリンは途方に暮れた。しかしアビーはその幽霊屋敷の話にすぐに食いついた。そしてそこにいたホルツマンと共に3人でその屋敷へと向かうことになった。
ゴーストバスターズのネタバレあらすじ2:屋敷
幽霊探しの装備を手にその屋敷へと入る3人の女性。幽霊を探知する装置が今までにないくらいの反応を見せた。そしてそれはすぐに3人の前に姿を現した。部屋の中にある大きな扉が自然と開き、その奥からゆっくりと青白く光る女性の幽霊の姿が現れたのだ。
そしてその幽霊は、声を掛けたエリンに大量の液体を浴びせ、どこかへと飛び去ってしまった。実物の幽霊とその美しさに興奮する3人。しかしその瞬間を映したビデオをホルツマンがネットに上げたことにより、エリンは大学をクビになってしまう。
そして研究資金の打診をしたアビー達もまた、在籍していた大学からクビにされ、3人はせっかくの機会をまずは場所探しから始めることになってしまった。
辿り着いた新たな研究所は、アビーのひいきにしている中華料理屋のすぐ上だった。そこで彼女達は装備の開発と新たな幽霊の目撃情報、そして受付係の募集を始めた。
ゴーストバスターズのネタバレあらすじ3:ハンサム
受付係として唯一募集があったのはハンサムでマッチョな天然男だった。その容姿に一目惚れしたエリンは、彼の採用を勧める。唯一の応募者であった彼は必然的に採用となった。ケヴィンと名乗るその彼は、あまりの天然ぶりに電話もまともに取れず、彼女達を度々悩ませることになる。
もう一人研究所に訪れた女性がいた。その女性パティは地下鉄で受付をしていた。ある日、線路内に男がいるのを見た彼女はその男のあとを追った。その時に青く光る幽霊を目撃したという。
パティと共にその場所へと足を運んだエリン達3人。またすぐに探知機が反応した。そして例の幽霊が現れた。その時のためにホルツマンは、ある機械を用意していた。それは幽霊を捕獲することが出来る銃だった。しかし、まだ試作段階のその銃での捕獲は失敗。幽霊は電車にぶつかりどこかに行ってしまった。それを機会に、パティも新たにメンバーに加入することになった。
ゴーストバスターズのネタバレあらすじ4:捕獲
ある日、研究所に電話が掛かってきた。幽霊の目撃情報である。ゴーストバスターズとして4人が向かった先は、あるライブ会場。その地下で4人は手分けして幽霊を探すことに。するとマネキンに憑依した幽霊を見つけたゴーストバスターズは、改良を施した捕獲ビームを使い捕獲に成功。
その姿を見ていたライブの客達は彼らを称えた。しかし、その姿に怒りを現したのは街の市長であった。後日、彼女達を呼び出し、活動を辞めるように相談してきた。それは一方的な相談だった。しかし市長の相談を素直に聞かない彼女達は、隠れて活動することにする。
そして幽霊ともう一つの謎の解明に乗り出した。それは幽霊を見つけた場所で発見されていた、いくつもの謎の機械。それを設置した人物が幽霊となんらかの関わりを持っているのは確かだった。そしてパティにはその人物に心当たりがあった。パティが初めて幽霊を目撃した時、一人の男が彼女に話かけてきていた。その男の正体はすぐに明らかになった。
ゴーストバスターズのネタバレあらすじ5:計画
男はあるホテルで働いていた。そのホテルを訪ねたゴーストバスターズは、男のいる地下へと向かう。するとそこには大きな機械と部屋いっぱいに鏡が置かれていた。そこからは幽霊が今か今かと出る機会を伺っていた。
ゴーストバスターズの登場に男は臆せず語り始める。そして自分の身体を犠牲にして機械を作動させた。なんとか完全に作動する前に止めることが出来たが、男は死んでしまった。すぐに到着した警察に説明、市長の秘書もその場に駆け付けた。
しかし、ホテルから出るところで市長の助手により彼女たちは逮捕されてしまう。それは形だけの逮捕ではあったが、事実上ゴーストバスターズの活動はそこで終止符を打つこととなった。
エリンは一人研究所を離れ部屋にこもった。しかし男が持っていたある本に彼の行動が全て書かれていることに気付く。エリンとアビーが共に執筆したその本に、男はこれまでの事、そしてこれからの事を書きこんでいた。あの自殺は計画通り。これからもっと悪い事が起こる。そのころ、研究所にいるアビーにある異変が襲いかかる。
ゴーストバスターズのネタバレあらすじ6:憑依
パティとホルツマンが研究所に帰ると、アビーの様子がおかしいことに気付いた。幽霊が彼女に憑りついていたのだ。暴れる彼女を殴り幽霊を追い払ったが、その幽霊はケヴィンの身体へと移ってしまった。そして憑りつかれたケヴィンは、彼女達の前から姿を消してしまう。
街の人間達に危険を呼びかけるも、相手にされないエリン。そんな時、街は突如として不穏な空気に包まれた。幽霊に取りつかれたケヴィンがホテルの地下へと向かい、機械を作動させてしまったのだ。そこから大量の幽霊が飛び出し、街はすぐに大混乱に陥った。
アビー達3人はすぐに装備を手に車に乗り込み、ホテルへと向かった。しかし足止めをくらい車を降りたところ、ある幽霊に車を奪われてしまった。エリンと合流したアビー達は歩いてホテルまで向かった。
するとそこで、ポーズを決めたまま固まってしまった警察や軍隊に遭遇。その向こうにはケヴィンの姿があった。そして彼はエリン達4人に大量の幽霊を向かわせた。
ゴーストバスターズのネタバレあらすじ7:巨大化
ホルツマン自慢の装備を駆使し、迫りくる大量の幽霊を倒したゴーストバスターズ。そんな4人にケヴィンの中の幽霊は本領を発揮、ケヴィンから離れ、その姿を変化させてついにはビルよりも大きな姿へと変わった。
その巨大な体にはホルツマン自慢の装備も歯が立たなかった。そこでゴーストバスターズは考えた。幽霊の湧きだす渦に強力な一撃をおみまいすれば、渦は反対に回転い、幽霊を吸い込むのではないかと。そしてその強力な一撃のために、幽霊に奪われたあの車に積まれた爆弾を使うのだと。
彼女達は車を誘いこみ、渦の中で爆発させることに成功。街に放たれた多数の幽霊を吸い込むことに成功した。あの巨大な幽霊も同様に。しかしその巨大な幽霊が吸い込まれる寸前にアビーが捕まってしまい、共に渦に吸い込まれてしまう。
そして、すぐに穴が閉じてしまう。なんとかしなければ。その時、エリンが腰にロープを巻き付けて穴に飛び込んだ。そして穴の中でアビーを捕まえ、二人は無事に街へと戻ってきた。
ゴーストバスターズの結末
街に平穏が訪れた。しかし全ての人間がゴーストバスターズの活躍を信じるわけではなかった。市長の秘書がゴーストバスターズの元へと訪れた。そしてまた今回のような危機が訪れた時のための、彼女達への援助を伝えた。
そしてゴーストバスターズの4人は、新たな研究所に移ることになる。その夜、街には彼女達を信じる人達から『I LOVE GB(ゴーストバスターズ)』というささやかなメッセージが送られるのだった。
以上、映画「ゴーストバスターズ (2016年)」のあらすじと結末でした。
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