ゴーストスクワッドの紹介:2017年日本映画。訳もなく無残に殺された少女3人が幽霊となり、自分らを殺した奴らに復讐するため『幽霊復讐部隊ゴースト・スクワッド』と名乗り、人間のリカの身体を借りて戦う姿を描いた、ファンタジーコメディホラー映画です。『片腕マシンガール』の井口昇監督作品ですが、過激なスプラッターシーンはありません。
監督:井口昇 出演者:神門実里(アカリ)、洪潤梨(ヨシエ)、上埜すみれ(ケイコ)、柳杏奈(リカ)、中村朝佳(ナオミ)ほか
映画「ゴーストスクワッド」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ゴーストスクワッド」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ゴーストスクワッドの予告編 動画
映画「ゴーストスクワッド」解説
この解説記事には映画「ゴーストスクワッド」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ゴーストスクワッドのネタバレあらすじ:起
リカとヨウスケは恋人同士で、喫茶店で話していました。するとリカは、空席のはずのボックス席に白い顔の女子高生が見えました。ヨウスケにには見えず、リカは幽霊だと言います。変なことばかり言うリカに嫌気がさしたヨウスケは出て行きました。
リカは家では母に逃げられた父の家庭内暴力に遭い、バイト先の居酒屋では先輩のエリから嫌味ばかり言われていました。そのバイト先にヨウスケがやって来ました。するとアカリという幽霊と喫茶店で見た幽霊のケイコも現れました。二人は幽霊復讐部隊ゴースト・スクワッドと名乗り、恨みを晴らして成仏するのだと言いました。
ヨウスケは突然ストーカーに変貌し、リカを殺そうとナイフで襲ってきました。身の危険を感じたリカでしたが、アカリとケイコが手助けしてヨウスケを殺しました。ヨウスケを殺してしまって悩んでいたリカはバイト先の居酒屋へ行きました。ヨウスケの死体は見当たらず、逆にエリに説教を食らいました。何もかも嫌になったリカは首を吊ろうとしましたが、ケイコに邪魔され失敗しました。アカリもやって来て、リカがいれば自分たちを殺した奴らに復讐が出来ると言って、二人の幽霊になつかれました。
ゴーストスクワッドのネタバレあらすじ:承
リカがこの話をしている相手は誰?と我に返ると、それは幽霊のヨシエでした。ヨシエも自分を殺した奴らに復讐をして成仏したいので手伝ってくれと言いました。早く殺された順番に復讐しようという事になり、一人目はケイコです。学生時代ケイコは父の誕生日プレゼントを買って家に帰っていました。そのケイコに自転車でわざとぶつかって倒したのがアツシでした。アツシは部屋にケイコを連れ込み暴行し、レイプされ殺されました。そのアツシは当時未成年だった為、10年の服役で出所していました。
3人の幽霊は、リカが生きるか死ぬかの瀬戸際になった時、自分たちのパワーがリカに伝えられると言って、リカにアツシを怒らせるような行動をとらせました。アツシが怒ってリカを襲ってくると、ケイコの腕がハンマーに変貌して体が浮かび上がりました。そしてケイコはハンマーでアツシの陰部を滅多打ちして瀕死にしました。リカが殺すんだったら手伝わない!と言ったため、瀕死状態で止めました。満足したケイコは3人を連れて自宅に戻りました。自宅には両親はいませんでした。そこに現れたのが成仏監視員のナオミでした。
ゴーストスクワッドのネタバレあらすじ:転
ナオミは、ケイコは未だ成仏できないと言って、ケイコが殺される様子を投影しました。ケイコはアツシにレイプされた後、力、ヤスゾウ、コウジ、ヨシヒコらに暴行されレイプされて殺されたのでした。その4人も当時は未成年で今は釈放されていました。ナオミがさらに見せると、彼らは親戚のアキラといるアカネと愛犬バンを拉致し、首を絞めて殺しました。そしてヨシエも告白を振ったヨシヒコに殺されていました。3人の復讐相手が一致したことで復讐に燃える3人とリカは、ナオミの猛特訓を受けました。
殺した奴らの居場所を調べ、ヨシエがヨシヒコを見つけました。ヨシエの片腕は小銃になり、ヨシヒコを撃ちまくり殺しました。アカリは愛犬バンの首が片腕に付き、コウジを殺した後、力を追いかけました。力には娘のユリがいて、止めに入りました。ユリも殺そうとしたアカリを、リカが止めようとした時、バンの首がリカに噛みつきました。リカは倒れ意識が薄れていきました。それと同時に幽霊たちも存在が消えていき、やがてリカは死んでしまいました。
ゴーストスクワッドの結末
リカが死んでしまっては復讐が出来ない3人は、ナオミに生き返らせる方法を聞きました。それは人間の寿命を1年分ずつ吸って、リカに送り込めばいいという事でした。直美も含めた4人は、力の仲間たちの寿命を次々吸い取りました。その時、片腕が大型の銃に変わった幽霊になったリカが登場しました。ナオミは銃を見て聖なる銃だと言いました。銃口が赤ちゃんの顔の弾を受けると、一生罪悪感を持つ人間に変わるという、死刑より苦しむ罰を与える銃だと説明しました。
リカは力の仲間たちに次々銃弾を浴びせました。すると仲間たちは懺悔ばかりする人間に変わりました。そして残った力に何発もの銃弾を浴びせ、力は倒れました。4人の幽霊はリカの死体に近づき、全員で命を吹き込みました。リカは蘇りました。力の娘のユリが家を出て一人暮らしすると行って出て行きました。一人残った力は泣き崩れました。
ケイコの行きつけの喫茶店に年老いたケイコの父親がいました。ケイコがいつも座っていた席に座ると、幽霊のケイコが渡せなかったプレゼントをテーブルの上に置きました。それぞれ復讐を果たした3人は、成仏してリカに別れを告げ天国へと行きました。
以上、映画「ゴーストスクワッド」のあらすじと結末でした。
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