ハロウィン レザレクションの紹介:2002年アメリカ映画。人気ホラー映画である「ハロウィン」シリーズの第8作品目で、ジョン・カーペンター監督の映画「ハロウィン」第1作目以来、「13日の金曜日」や「エルム街の悪夢」と並ぶホラーヒット・シリーズの1つになったホラー・サスペンス映画で前作の「ハロウィンH20」で久々で本シリーズに復帰した人気キャラのローリー・ストロードを演じる女優のジェイミー・リー・カーティスが登場してます。監督は本シリーズの2作品目「ブギーマン」の監督を手掛けたリック・ローゼンタールです。
監督:リック・ローゼンタール 出演:ビアンカ・カジリッチ(サラ・モイヤー)、バスタ・ライムス(フレディ・ハリス)、タイラ・バンクス(ノーラ・ウィンストン)、ライアン・メリマン(マイルス・バートン)、ケイティー・サッコフ(ジョナ)、ショーン・パトリック・トーマス(ルディ)、ルーク・カービー(ジム)、デイジー・マクラッキン(ドナ)、トーマス・イアン・ニコラス(ビル)、ビリー・ケイ(スコット)、ガス・リンチ(ハロルド)、ジェイミー・リー・カーティス(ローリー・ストロード)、ブラッド・ロリー(ブギーマン/マイケル・マイヤーズ)ほか
映画「ハロウィン レザレクション」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ハロウィン レザレクション」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ハロウィン レザレクションの予告編 動画
映画「ハロウィン レザレクション」解説
この解説記事には映画「ハロウィン レザレクション」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ハロウィン レザレクションのネタバレあらすじ:起
前作から数年後、殺人鬼マイケルの実の妹ローリーは、そのマイケルに殺されかける惨劇から無事生還したが、精神疾患を患ってしまい精神病院に入院しています。そして3年間の入院生活では誰とも口を利かず、3年もとぼけたフリをして処方された薬も吐き出して、ぬいぐるみにしまいながら過ごしていました。
これらの理由は、血縁者を標的に殺害していく殺人鬼マイケルに逆襲するために病院で待ち構えていました。その通りにマイケルはローリーを殺害するために、病院の警備員たちを抹殺し、ローリーのもとにやって来るのですが、マイケルはローリーの罠に掛かり、屋上から中吊りにします。マイケルを確実に殺す為、前作の人違いで殺害した失敗を繰り返さない為、マイケルのマスクを外して本人かどうか確認しようとしますが、逆にマイケルに腕を掴まれることで包丁を奪われ、胸を刺されてしまいます。
最後の一瞬に、ローリーは唯一の血縁者であるマイケルに「地獄でまっている」と伝え、そのまま落下して死亡しました。マイケルは殺害を終えたので、その同じ病院にいた殺人鬼マニアに凶器である包丁を渡して姿を消しました。
ハロウィン レザレクションのネタバレあらすじ:承
格闘技オタクで金儲けが大好きな黒人のフレディは、殺人鬼の自宅を訪問し、ライブ中継を企画します。SNSで現場レポーターを応募し、採用されたのはハドンフィールド大学のルディ、ジム、ジェナ、ビル、ドナ、サラ6人の大学生でした。
彼らにカメラを装着させ、現場の家にもライブ中継のカメラを何台も設置し、フレディはそれをSNSでライブ配信するつもりでした。そんな取材をする家はなんと殺人鬼マイケルの自宅でした。現場でカメラを設置していたチャーリーはマイケルに襲われ、三脚で喉元を突き刺されて死亡します。
レポーターとして6人がマイケルの自宅に侵入し、各自別れてライブ配信が始まります。やがて夜になりマイケルは自分の家族の思い入れがたくさんある自宅に不法に侵入したとして激昂し、抹殺しにかかります。まずはビルがいる場所で鏡の裏面から奇襲し、脳天に包丁を突き刺す事で即死します。
一方ジムとドナは、床にひき扉があり、そこから地下室に侵入して探索を始めると、壁が壊れて死体が出てきます。しかしその死体はダミーで、フレディーのお遊びであり、これに怒ったジムは企画者であるフレディーを探しに上に向かいますが、ドナは壁の向こう側に別室を発見し、そこに向かってしまいます。
フレディーは偽マイケルに変装し、さらに現地レポーターを脅かそうとしますが、その背後に本物のマイケルが潜んでいました。一方、ドナはこの部屋も企画者フレディーのいたずらかと思いましたが、ベッドにはローリーに関する大量の記事や食べかけのネズミが残っており、本物のマイケルの自室である事に気づきますが、そこに現れたマイケルにモリ(銛)で串刺しにされてドナは死亡します。
ハロウィン レザレクションのネタバレあらすじ:転
パーティの中で、これらのライブ配信を始めから観ていた同大学の学生たちは、これらの惨劇を全てフレディーらの演出だと思っていましたが、サラのSNS友達である高校生のディカードは演出では無く本物だと進言します。しかし、そんな訳ないと多くの人に嘲笑されてしまいます。
一方、サラは後ろから突然襲われ、抱き着かれますが、それを見たジムが彼女を助けようと、こん棒でマイケルを殴り倒します。しかしその正体は変装したフレディーで、彼は全てのカメラを一時止めて、残ったメンバー全員に、これは自分がマイケルに扮装して現地レポーターを驚かせるドッキリ企画だったと弁明します。フレディーは彼らに責められますが、頭の回転が早いフレディーはみんなを口車に乗せて企画を続行させました。
2階にいたジェナはマイケルに殺害された死体を発見し、みんなに伝えますが、みんなはフレディーのドッキリの一部では無いか?と信用してくれませんでした。そこに本物のマイケルが現れ、ジェナを鉈(なた)で首を落とし、その生首がみんなのところに転がり、一同は驚愕して逃げようとしますが、自宅の全ての扉が施錠されて脱出不可能で、さらに3人はパニックになり逃げ惑います。
これらの一部始終を観ているパーティの大学生たちは、バラエティホラー企画だと思ってみんな爆笑しますが、ディガードだけは警察に通報します。その頃、マイケルはジムを捕まえて彼の頭を両手で押し潰し、ジムは死亡します。
ハロウィン レザレクションの結末
そしてサラを助けるために、ルディーが盾になりマイケルに攻撃しますが全く効かず、マイケルに銛で串刺しにされます。その光景をライブ配信で観ていた大学生は、大いに盛り上がります。2階に逃亡したサラは設置されたカメラに向かって救助を求めます。
デッカードはサラのモバイルで位置を確認し、さらにマイケルの現在位置を彼女に教えます。サラはモバイルでマイケルの位置情報を確認すると、真後ろにおり、窓から逃げよとするサラにマイケルは、足を包丁で切りつけます。それを観ていた大学生たちもようやく事の真相に気づき騒然となります。
ディカードはサラにモバイルで早く逃げろと送信し、逃げ出したサラはフレディーと合流します。フレディーは大学生たちが惨殺されたのを認識しており、本当にマイケルが潜んでいると思ってなかったと謝罪した時、マイケルがフレディー達に迫って来ました。
フレディーは持ち前の格闘技でマイケルを圧倒し、マイケルを外に蹴り飛ばして一時しのぎます。しかしマイケルは再びフレディーに奇襲を仕掛けて、フレディーは刺殺されます。その際にサラは地下に逃げますが、マイケルが追走し、足をまたもやマイケルに包丁で切られながらも家のガレージの中継管理室に逃げ込みます。
しかしあったにはマイケルによって殺されたノーラの死骸で、辺りは血の海でした。サラは近くにあったチェーンソーで応戦しますが、機材が倒れて動けなくなってしまいます。迫るマイケルに、ここで終わりかと思いきや、そこに死んだはずのフレディーが現れマイケルと戦います。しかしフレディーは倒されてしまい、最大のピンチが訪れますが、フレディーが機転を利かして機材の電線を引きちぎり、マイケルに電流を浴びせ、電気と炎に包まれたマイケルは倒れます。
そしてそこに数台の警察車両と救急車が到着して、フレディーとサラは助かりました。サラはニュースのインタビューでディカードにお礼を言い、2人が救助された中継を観た大学生は大歓喜しました。しかし遺体検視室に運ばれたマイケルが再び目を開けたところで幕が閉じます。
以上、映画「ハロウィン レザレクション」のあらすじと結末でした。
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