はめられて Road to Loveの紹介:2019年日本映画。片思いの女子社員・カオリが酔いつぶれたため、部屋まで送って行った晴男は大量のAVビデを見つけます。カオリは「数年前に出て行ったお姉ちゃんなの。ビデオを見て元気かどうかを確認しているの、会いたい」と言った事から、晴男はカオリを連れカオリの姉探しを始めますが、行く手には怖い男が待っていました・・・という内容のファンタジーラブストーリーです。
監督:横山翔一 出演者:大重わたる(真中晴男)、斉藤結女(美勢カオリ)、菊池明明(穂波)、後藤剛範(梶原)、近藤善輝(権座我鳴)、岡野康弘(磯野)、松原一郎(小池)、西辻こずえ(浅田由佳子)、伊神忠聡(前張達郎)、尾倉ケント(上家)ほか
映画「はめられて Road to Love」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「はめられて Road to Love」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
映画「はめられて Road to Love」解説
この解説記事には映画「はめられて Road to Love」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
はめられて Road to Loveのネタバレあらすじ:起
新橋映像社に勤める晴男は撮影スタジオに急ぎます。今日は片思い中のカオリが仕事を辞める日です。どうにかスタジオに着くと、カオリが石油会社のクライアントから、自社の石油を飲むよう要請されています。どうしても飲めないカオリを見た晴男が「僕が飲みます」と言います。新橋映像社の社長・浅田は「吐いたら殺す」と脅します。無理して飲み干した晴男はそのまま倒れてしまいます。
その夜、スタッフ達と送別会を兼ねて酒を飲んだあと、晴男はカオリと屋上で話をしますが、酒の飲めないカオリはそのまま寝込んでしまいました。同僚の磯野や小池に煽られて、カオリの部屋まで送ることになった晴男は、一緒にタクシーに乗りこみます。
やがて部屋に着き、ベッドにカオリを寝かすと棚にAVビデオDVDが沢山並んでいます。驚いて見ているとカオリが起き上がり「何年も前に出て行ったお姉ちゃんなの。ビデオを見て元気なんだと確認している、会えるといいな」と言って、二人は2時間、カオリの姉・穂波のAVを見続けたのでした。
はめられて Road to Loveのネタバレあらすじ:承
翌朝、事務所で磯野と小池に「昨日はどうだった?」と聞かれる晴男は、昨夜の出来事を話し、買ってきた穂波のAVビデオDVDを見せます。すると小池がネットで調べ出し、所属がGOカンパニーだとわかります。それを聞いた磯野が「GOカンパニーにはここを辞めた上家さんがいる、上家さんに頼んであわせてもらったらいい」と言い、その気になった晴男はカオリと一緒に、GOカンパニーに向います。
事務所にはヤク中の社長・権座が、部下の前張に「穂波が死んだらお前をぶっ殺す」と息巻いています。穂波は運転手の梶原に拉致されいなくなっていたのでした。
上家が「お前らも巻き込まれた以上付いて来い」と言って、二人を連れ繁華街に出ます。そして中国人風俗に入ると晴男は風俗嬢から「サービスをしてやる」と迫られます。この店は、上家の妻の店で、晴男はさんざん権座の悪口を聞いた後、上家を残しカオリを連れ外に出るとすでに終電は出ています。カオリが「じゃあホテルに行こう」と誘われ、二人はホテルに入ります。
はめられて Road to Loveのネタバレあらすじ:転
完全にその気になった晴男が、カオリに思いを告げると、カオリも「私も・・・」と言って二人はベッドインしますが、その時リモコンに触れテレビが映ります。画面には穂波のAVが流れていて、それを見たカオリは「この風景は私たちの育った田舎だ」と言います。
梶原と穂波は穂波の実家にいました。そこへ晴男とカオリがやってきます。久しぶりに会ったカオリは穂波と思い出を語り、4人は実家で泊まります。翌朝、カオリは穂波に「お姉ちゃん、二人でどっかに行こう?」と言いますが、「どこに行っても見つかる」と穂波は乗り気ではありません。
穂波は晴男に「カオリを連れて帰って、そして守ってあげて」と頼みます。晴男は言われた通りカオリに伝えますが、カオリは「一人で帰って!」と突っぱねると、晴男が怒りだし、自分の思いを告げると、カオリは「大嫌い!」と言っていなくなりました。
一人で東京に帰った晴男は、中国人風俗嬢が殺された犯人と間違われ、刑事にボコボコにされます。釈放され喜んでいると、今度は穂波を探す権座に拉致され前張から拷問を受けます。
はめられて Road to Loveの結末
権座が実家にやって来ます。そのころ梶原はカオリを逃がし、穂波に「好きだ」と告白し、「オレは殺されるかもしれない」と言って実家に戻ります。予想通り梶原は権座に捕まり殺されようとしていました。穂波の危険を感じたカオリが晴男に電話をすると、晴男が磯野と小池を連れ実家に車で向かいます。
権座は前張に「穂波をレイプしろ」と命令します。前張のイチモツは巨大でそれを見た穂波が驚いていると、晴男らが着き、権座に「解放してやってくれ」と直訴しますが、逆に権座は前張に、「晴男のケツにぶち込め」と命じます。前張は何か様子がおかしく、ぶち込んだのは権座のケツでした。前張は「ずっと好きだった」と権座を突きまくります。やがて権座は絶命してしまいます。
晴れて解放された穂波は梶原に「結婚しようか?」と言います。喜んでうなづいた梶原の横を、カオリが帰ろうとします。磯野と小池が「最後のチャンスだ、行け」と晴男を押し出します。
晴男は勇気を出して二度目の告白をします。カオリは「入社以来、晴男さんが私を見ているのは知っていた。でもそれが苦痛で会社を辞めることにした、私は仕事が出来る人がいいの、晴男さんは出来ないでしょう、だから付き合わないよ」と豪快に晴男をフッたのでした。
以上、映画「はめられて Road to Love」のあらすじと結末でした。
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