ハッピー・デス・デイの紹介:2017年アメリカ映画。ツリーは学園生活を楽しむ大学生、18日が誕生日です。ハッピーな誕生日なるはずが、ベビー・マスクの男に狙われ殺される夢をみるという「ハッピー・バース・デイ」が「ハッピー・デス・デイ」(デス、deathは死の意味 )になってしまいます。そして、夢から覚めてもその恐ろしい18日が繰り返される、ループ地獄になります。ツリーはこのベビー・マスクの男を捕まえようとしますが、犯人は意外な人物でした。『ハッピー・デス・デイ』はサスペンス・ホラー映画ですが、主人公ツリーを熱演するジェシカ・ローテのビッチなキャラには笑ってしまうところもあります。
監督:クリストファー・ランドン 出演:ジェシカ・ローテ(テレサ・”ツリー”・ゲルプマン)、イズラエル・ブルザード(カーター・ディヴィス)、ルビー・モディーン(ロリ・シュペングラー)、レイチェル・マシューズ(ダニエル・ボーズマン)、チャールズ・エイトキン(グレゴリー・バトラー)、ほか
映画「ハッピー・デス・デイ」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「ハッピー・デス・デイ」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ハッピー・デス・デイの予告編 動画
映画「ハッピー・デス・デイ」解説
この解説記事には映画「ハッピー・デス・デイ」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
ハッピー・デス・デイのネタバレあらすじ:起・ツリーのデス・デイの繰り返し
大学生のツリーことテレサ(ジェシカ・ローテ)は、18日の誕生日の朝をなぜか、見知らぬ男のカーター(イズラエル・ブルザード)の部屋で目を覚ましますが、理由が理解できません。
その後、ツリーは「1,父からの電話を無視」「2,金髪男にドアで会う」「3,サングラスの男と環境保護活動家に会う」「4、スプリンクラーを見て、車のクラクションを聞き、集会で男が倒れる」「5,ティムになぜメッセージに返信しないのかと言われる」(1−5がループ)という体験をします。
自分の部屋に戻ると、ルームメートのダニエル(レイチェル・マシューズ)、大学病院で働くロリ(ルビー・モディーン)に会います。ロリは誕生日のケーキをツリーに渡しますが、ツリーは食べないで行ってしまいます。キャンパスのミーティングで、ツリーはカーターに会います。ツリーは大学病院を訪れますが、そこで働くロリから、グレゴリー教授(チャールズ・エイトキン)との関係を非難されます。ツリーは、グレゴリーと彼のオフィスでセックスしますが、彼の妻が来ると慌てて出ていきます。
誕生日パーティに行くため夜道を歩くツリーは、ベビー・マスクの男に出会い襲われます。目覚めたツリーはカーターの家で起きます。ツリーは1-5のループが繰り返され、ティムから今日は18日だと言われ、同じ18日の体験を繰り返していることに気づきます。
その後もロリに会い、渡された誕生日ケーキを食べない、ミーティングでカーターに会う、グレゴリーとセックス、彼の妻に会います。再び誕生パーティに向かうツリー。恐怖感を持ってドアを開けるとベビー・マスクが登場、ツリーがパンチすると、ニックがマスクをとり、誕生パーティが始まります。
ツリーはパーティ会場の別室で再びベビー・マスクに遭遇しますが、ニックがふざけていると思います。しかし、ベビー・マスクはニックを殺害し、ツリーを襲います。叫ぶツリーはカーターの部屋で目が覚めます。
ハッピー・デス・デイのネタバレあらすじ:承・デスデイを引き起こすベビー・マスクの正体を追う
再びカーターの部屋で目覚めたツリー、再び1−5のループ体験をし、ロリに会いますがケーキは渡されません。
その夜はパーティに行かず部屋に待機しますが、ベビー・マスクに襲われます。カーターの部屋で目覚めたツリーは1−4の体験をし、カーターに会います。ツリーはカーターと、ベビー・マスクはだれなのか?なぜこのようなことが起こるのか?を話し合います。二人はツリーの誕生日を狙った何者かの犯行と考えます。ツリーはダニエル、グレゴリーの妻、ティムら容疑者リストを作成し、犯人を考えますが、犯人は見つからず、最後はベビー・マスクに襲われカーターの部屋で悪夢から覚める日が続きます。
ツリーはグレゴリーが容疑者の一人と考え、彼のオフィスを訪れますがいません。しかし、彼の机の引き出しを開けるとマスクが見つかります。そこへグレゴリーが現れますが、彼もベビー・マスクに襲われます。ツリーはベビー・マスクから逃げ、駐車場で車に乗り込みます。ようやくベビー・マスクから逃げたツリーは車で歓声を上げますが、警察にスピード違反で捕まります。逮捕されたほうが安全と考えたツリーは手錠をはめられ車に乗りますが、ベビー・マスクの車が警官を轢き殺します。ベビー・マスクはガソリンをまき、火をつけ、ツリーを襲いますが、彼女は目覚めます。
再び悪夢から覚めたツリー、いつもの同じ1−5の体験をします。ツリーはカーターと会い、母の死や父との関係などを話します。ツリーとカーターはニュースで若い女性を襲う連続殺人犯のニュースを聞き、容疑者トゥームズがベビー・マスクの犯人だと考えます。トゥームズは大学病院に入院中といいます。
ハッピー・デス・デイのネタバレあらすじ:転・ベビー・マスクと対決するツリー
ツリーとカーターはトゥームズの犯行を止めるため、彼のいる病院へ向かいます。ベビー・マスクはすでに警備員を殺害しています。ベビー・マスクはマスクをとり、トゥームズの顔が現れます。トゥームズとカーターは乱闘になりますが、カーターは首の骨を折られて死亡します。
ツリーはトゥームズを殺そうとしますが、もし彼を殺すと彼女の悪夢の18日の誕生日が終わり、カーターが死んだ状態で翌日の19日になると考えます。ツリーはカーターを救うため時計台から飛び降り、死んで再び18日の朝をカーターと迎えることにします。ツリーは再び18日の朝を迎えますが、ツリーはなぜか元気になり1−5を明るく繰り返し、ロリにも関係修復を求めます。
ツリーはグレゴリーに会い、関係を終わらせる意思を伝えます。ミーティングでは、ツリーがダニエルの頭にチョコレートミルクを掛けてしまいます。ツリーはカーターに会ってキスし、今夜の誕生パーティを祝う約束をします。ツリーは父と食事をすることにします。ツリーは関係の良くなかった父と関係を修復し、楽しい時を過ごします。
ハッピー・デス・デイの結末:ベビー・マスクの正体とループの真相
ツリーは悪夢の18日を終わらせるためにトゥームズのいる病院へ向かいます。病院でツリーは警備員から銃を奪います。ツリーは銃をトゥームズ向けますが、安全装置を外すのを忘れて撃てません。トゥームズはツリーを暴行しますが、ツリーは安全装置を外し、トゥームズを殺害します。
その夜、ツリーはカーターと誕生日を祝います。ロリのケーキを食べて18日はようやく終わります。朝、目覚めるツリー、しかし、その日はまた18日でした。ツリーはベビー・マスクのトゥームズを殺したのになぜ?と理解できません。ツリーは部屋に戻るとロリからケーキを渡されます。ツリーはロリが真犯人でケーキがループの原因ではないかと考えます。
ツリーは、昨夜食べたロリからのケーキに毒が入れられ、食べて死んで18日をループしているのでは?そして、トゥームズのいた病院はロリの勤務する病院、ロリがトゥームズを利用したのでは?と考えます。ツリーがロリを問い詰めると、グレゴリーとツリーとの関係を妬み、ツリーがビッチだからと、自分が犯人であることを告白します。
乱闘になるツリーとロリ。ツリーはロリを窓から落として殺害します。翌朝、カーターの部屋で目覚めたツリーは、カーターから、18日が終わり19日であることを告げられます。ツリーはカーターとふざけあい、ようやく悪夢が終わったことを喜ぶのでした。
以上、映画「ハッピー・デス・デイ」のあらすじと結末でした。
物語は続編「ハッピー・デス・デイ 2U」に続きます。
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