映画「ヘイヴン 堕ちた楽園」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
ヘイヴン 堕ちた楽園の紹介：2004年アメリカ,イギリス,ドイツ,スペイン映画。裕福な家庭の娘と恋に落ちた青年。脱税疑惑でFBIに追われる身となったビジネスマンのカール・リドリーは、娘のピッパと共に、タックスヘイブンの一つ、カリブ海のケイマン諸島へと逃げ延びるが…。彼らの運命が交錯するスリリングなヒューマンドラマ。
監督：フランク・E・フラワーズ 出演：オーランド・ブルーム（シャイ）、ビル・パクストン（カール・リドリー）、スティーヴン・ディレイン（アレン氏）、ゾーイ・サルダナ（アンドレア）、ラズ・アドティ（リッチー・リッチ）、アグネス・ブルックナー（ピッパ・リドリー）、ヴィクター・ラサック（フリッツ）、リー・イングルビー（パトリック）、アンソニー・マッキー（ハンマー）、ほか
この解説記事には映画「ヘイヴン 堕ちた楽園」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
脱税に手を出し関連金融機関が差し押さえられてしまったビジネスマンのカール・リドリー（ビル・パクストン）。彼の元に「逃げて！」というFAXが届き、悟ったカールは高校生の娘ピッパ（アグネス・ブルックナー）と有り金と共にタックスヘイブンの一つであるケイマン諸島へと逃げました。
年頃のピッパは友人と引き離され、カールを軽蔑します。二人が住むモーテルの管理人の息子フリッツ（ヴィクター・ラサック）はピッパを若者の集まるパーティーに誘います。パーティーにはリッチー（ラズ・アドティ）という不良青年がおり、自分の車を壊したフリッツに金を工面するように脅します。
一方、島にはハンサムで有名な漁師シャイ（オーランド・ブルーム）がいました。シャイにはアンドレア（ゾーイ・サルダナ）というガールフレンドがいましたが、彼女の兄ハンマー（アンソニー・マッキー）に目をつけられ、なかなか二人で会うことはできませんでした。
ある晩、ついにシャイとアンドレアは結ばれたのですが、それに勘づいたハンマーから、さらに恨みを買ってしまいます。ハンマーは学校で手にいれた硫酸をシャイの顔にかけ、彼の顔には消えない傷跡が残ってしまいました。
アンドレアは自責の念からドラッグ中毒に陥り、情緒不安定に。シャイは彼女に会わず心を閉ざしていましたが、ハンマーが4か月後に拘置所を出所したのを機に行動に出ます。
シャイはピッパが訪れたパーティーにやって来ました。ハンマーと対峙し、結局、彼の仲間たちに暴力を振るわれてしまいました。アンドレアがその場に居合わせるも、兄を止めることはできませんでした。
パーティーがお開きとなった後、シャイはハンマーを銃殺します。アンドレアはシャイを見つけ出しましたが、彼の心はここにあらずでした。カールは夜中に補導されたピッパを迎えに警察署まで赴きました。彼女に会うや否や、連れ立った弁護士のアレンによる裏切りでカールはその場で逮捕されてしまいます。
カールはこの事を予期し、持参した札束を隠しました。ピッパはなにも知らされぬまま、彼の沙汰を待つことになり、フリッツと共にモーテルへと戻りました。何気なくベッドの下を除くと、カールの大金が姿を現すのでした。
以上、映画「ヘイヴン 堕ちた楽園」のあらすじと結末でした。
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