映画「きかんしゃトーマス 伝説の英雄」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
劇場版 きかんしゃトーマス 伝説の英雄（ヒロ）の紹介：2009年アメリカ,イギリス,カナダ映画。「劇場版 きかんしゃトーマス 伝説の英雄（ヒロ） 」は、世界中で愛されている「機関車トーマス」シリーズの劇場版作品です。ソドー島という架空の島で働く機関車「トーマス」は、好奇心旺盛で一途なところがあり、そのために巻き起こる騒動を描いています。汽車の表情が人間のように繊細に作られていて、大人もストーリーに引き込まれます。今回の映画では日本に因んだ話もあり興味深いです。日本からきた機関車ヒロを復活させるために、意地悪なスペンサーに邪魔されながらも、仲間達と共にヒロのために奮闘します。
監督：グレッグ・ティアナン 声優：ベン・スモール（トーマス）、キース・ウィッカム（エドワード、ヘンリー、ゴードン、ジェームス、パーシー）、伊川東吾(ヒロ)、マット・ウィルキンソン(スペンサー)、ほか
この解説記事には映画「きかんしゃトーマス 伝説の英雄」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
いつものように機関車としての仕事をトーマスはしていました。ある日、道に迷い、今まで行ったことのない茂みの線路を見つけます。そこには立派だけれども壊れている機関車を見つけます。トーマスは機関車に話しかけます。機関車は名前をヒロと言いました。どこか風格のあるヒロにトーマスは惹かれます。昔、ヒロは日本から運ばれた機関車でしたが、時が経って人々に忘れ去られて、壊れたまま誰にも気付かれずに茂みの中で長い年月を過ごしたと言います。トップハムハット卿に見つかってしまえばスクラップにされてしまうと考えたトーマスは密かにヒロを直して機関車として復活させようとします。
自分だけの力ではヒロを復活させられないと思ったトーマスは仲間の機関車に手伝うように依頼します。仲間達もトーマスの意見に賛同し、ヒロを復活させるため材料を集めることにします。何かをコソコソと隠れて何かをするトーマス達を不審がったスペンサーはトーマスが何をしようとしているかを探ろうとします。スペンサーは意地悪でいつものトーマスのことを小さいヤツとバカにしていました。今回もトーマスに恥をかかせてやろうと、トーマスが内緒にしていることを暴こうとします。トーマスがヒロという機関車を復活させようとしていることを知ったスペンサーはその作業を妨害し始めます。そしてトップハムハット卿に告げ口をします。早速トップハムハット卿はヒロに会うことになります。使えない機関車であれば、スクラップ工場いきになってしまうので、トーマス達はとても心配でしたが、トップハムハット卿は意外な反応を示します。
トップハムハット卿はヒロのことを知っていました。ヒロは日本から来た伝説の機関車で、昔大活躍をした機関車だったと言います。トップハムハット卿はヒロに会えたことを喜び、再び彼が機関車として復活できるように計らいます。そして仕事をサボってトーマス達の邪魔ばかりしていたスペンサーを叱ります。こうしてヒロはトップハムハット卿に足りない部品を補充してもらい、機関車として復活します。トップハムハット卿の元にトーマス達と仕事をするようになります。スペンサーが泥にはまった時など、ヒロは助けてあげたりしました。スペンサーは邪魔をしたことを、ヒロとトーマスに謝ります。しかし、働き者のヒロでしたが、歳のせいで以前のようには体が思うように動けなくなったことを自覚します。
ヒロは体の衰えを感じると共に、故郷である日本に帰りたい共に思うようになります。その気持ちをトーマスに打ち明けます。トーマスはヒロと離れるのは寂しいけれど、ヒロが故郷に帰りたい共に思う気持ちも分かります。トーマスはトップハムハット卿にヒロが日本に帰れるように取り計らってもらうように頼みます。トップハムハット卿も、ヒロの気持ちを理解し、大きな貨物船を手配して、ヒロが日本に帰れるようにしてくれます。とうとうヒロが日本に帰る日が来ました。「君たちのことは決して忘れない。」とヒロは言います。トーマス達も「伝説の英雄(ヒロ)のことは決して忘れない。」と言います。ヒロは笑顔で日本へ帰っていきました。トーマス達はヒロのことを思いながら、またいつもの日常へ戻っていきます。
以上、「劇場版 きかんしゃトーマス 伝説の英雄（ヒロ）」のあらすじと結末でした。
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