白鯨との闘いの紹介:2015年アメリカ映画。何十年も前に遭難したエセックス号には実は隠されていた事実があった。生き残りのニカーソンはようやく重い口を開き始める。ハーマン・メルヴィルの「白鯨」の裏側に迫るナサニエル・フィルブリックのノンフィクション「復讐する海 捕鯨船エセックス号の悲劇」をもとにしたサバイバルドラマ。
監督:ロン・ハワード 出演:クリス・ヘムズワース(オーウェン・チェイス)、ベンジャミン・ウォーカー(ジョージ・ポラード)、キリアン・マーフィ(マシュー・ジョイ)、トム・ホランド(トーマス・ニカーソン)、ほか
映画「白鯨との闘い」ネタバレあらすじ結末と感想
映画「白鯨との闘い」のあらすじをネタバレ解説。予告動画、キャスト紹介、感想、レビューを掲載。ストーリーのラストまで簡単に解説します。
白鯨との闘いの予告編 動画
映画「白鯨との闘い」解説
この解説記事には映画「白鯨との闘い」のネタバレが含まれます。あらすじを結末まで解説していますので映画鑑賞前の方は閲覧をご遠慮ください。
白鯨との闘いのネタバレあらすじ:物語の始まり
1850年2月、小説家のハーマンはある男を訪ねます。その男はニカーソン。昔遭難したエセックス号の生き残りでした。エセックス号は座礁し遭難したとされていたが、その時に起こった真実にはフタがされたまま時がたっていました。ニカーソンは一度は拒みましたが、結局ハーマンにあの時の真実を話し始めます。
白鯨との闘いのネタバレあらすじ:出航
一等航海士のチェイスは生活のために身重の妻を残してエセックス号に乗り込み捕鯨に向かいました。船長は捕鯨の経験がないジョージが勤めていました。ニカーソンは当時まだ14歳の新入りでした。チェイスとジョージは互いにライバル意識をし、仲が悪い状態でした。航海早々、船の行く手に嵐が発生していました。ジョージは嵐を甘く見て進路変更をしませんでした。なんとか嵐を切り抜けたエセックス号でしたが、この件でより一層二人の仲は悪くなっていきました。3カ月ほどたってようやく鯨の群れを見つけました。チェイスが中心となり無事1頭捕獲することができました。しかしこの1頭からとれた鯨油はたったの50個分。町へ帰るにはまだまだ捕鯨しなくてはいけません。それからはなかなか鯨の群れに出くわすことができず、船員たちは皆焦っていました。そして物資を調達するためにエクアドルへ休航した時に、他の船の船長たちに出逢います。彼らは大量の鯨に出くわした事、しかし「悪魔」のような巨大鯨が現れ多くの船員が命を落としたと話しました。チェイスとジョージは一世一代の大チャンスと思い、その場所へ向かいました。
白鯨との闘いのネタバレあらすじ:白鯨出現・遭難
そして大量の鯨を発見しました。しかしそこに巨大鯨「白鯨」が現れ、チェイスたちは襲われました。船を壊され、死にもの狂いで小舟で脱出、エセックス号は沈没しました。そうしてチェイスたちは遭難してしまったのです。少ない食糧と水しかなく、船員たちは衰弱していきました。そんな中無人島を発見し、一度は生き延びられたと喜びましたが、そこにはミイラがありました。以前にも遭難して結局死んでいった者たちがいるとわかり、チェイスたちは再び小舟で他の島を目指しました。しかし衰弱して死んでいく船員が出始めました。そしてチェイスたちはその死体を食べて飢えを凌ぎました。別の小舟のジョージたちはクジ引きで1人が犠牲になるという方法をとりました。これがニカーソンたちが胸に秘めてきた事実だったのです。
白鯨との闘いのネタバレあらすじ:結末
チェイス、ニカーソン、ジョージたち数名の船員は無事に救出されました。回復後帰港したチェイスとジョージは事情を説明するために呼ばれます。白鯨に襲われたことを隠すように指示されますが、二人は背きました。そしてチェイスは再び船へと戻りました。
話を聞き終わったハーマンは後日、この事実を小説にして世に発表しました。
以上、白鯨との闘いのあらすじと結末でした。
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